転職を失敗して後悔しないために。転職失敗例・失敗談のまとめと対策

転職で不安が一切ないという人はあまりいないのではないでしょうか。とくにはじめての転職であれば、なおさらだと思います。

残念なことに転職回数が増えたり、短期で離職してしまったりすると、その後の転職では不利になる会社が多いです。

自分は最初の転職のときに失敗してしまい、3ヶ月で次の会社に転職しましたが、書類選考で落とされる会社も結構あり、悔しい思いもしました。

そのような転職での失敗をしないように、典型的な失敗パターンやそれを防ぐための対策について見ていきましょう。

すでに失敗してしまったという人はこちらの記事を参考にしてください。転職に失敗したらどうする?

よくある失敗の理由一覧

ここからいくつかのパターンに分けて、失敗事例や失敗談について見ていきましょう。

  1. なんとなく転職
  2. 焦って決めてしまう
  3. 労働条件が違う
  4. 業務業務と実態と違う
  5. イメージと違った
  6. 雰囲気が悪い
  7. 社風や人と合わない
  8. スキル・経験が身につかない
  9. 活躍できない

なんとなく転職

なんとなく会社をやめたいと思うことがありますよね。そのままやめて、ほかの会社に移ったものの、なんか違うと思うタイプの失敗があります。

転職の理由や目的が曖昧なままの転職という失敗パターンがあります。

失敗談・失敗事例

  • なんとなく転職しましたが、前の会社の方が雰囲気もよく、退職しなくてもよかったような気がします。
  • 待遇が不満で転職しましたが、昇給もあまりない職場を選んでしまい、満足できていません。
  • 仕事内容が不満で転職しましたが、新しい仕事にもやりがいを感じられず、退職を検討しています。

焦って決めてしまう

今の仕事が嫌すぎて退職したり、そもそも先に退職してから会社を探すパターンでも注意が必要です。

焦りから条件や見極めが甘くなってしまい、自分が理想とする条件とは違うところに入社してしまうことはよくあります。

失敗談・失敗事例

  • 退職してから転職先を探したため、離職期間が長くなり、やや妥協する形での転職となってしまいました。(著者本人)
  • 前職が嫌すぎたために、急いで転職を決めてしまい、転職した後にもっといい会社があったのではないかと思ってしまっています。
  • 転職を焦って決めたため、給料を妥協してしまい、家族に迷惑をかけたので、また転職をしなくてはいけません。

労働条件が違う

あなたが当たり前だと思っている労働条件が会社によって違うことがあります。

労働基準法などの法律はありますが、実際にすべての企業が守れているかというとそんなこともありません。

失敗談・失敗事例

  • 休日出勤は想定していませんでしたが、会社の引越のタイミングと重なり、手伝いで出勤することになりました(著者本人)
  • 面接では残業はほとんどないと言われましたが、実際には毎日数時間の残業があり、残業代も出ませんでした。
  • 正社員の募集なのに、面接で契約社員としての採用と言われてしまい、そのまま契約してしまいました。働き始めてから後悔しています。

業務業務と実態と違う

募集されていた業務と実態が異なることもあります。

ベンチャーなどではよくありますが、人事がうまく機能していない会社でも人が足りない部署に異動させられるということもあります。

職種が決めてで転職した場合などは、戸惑うかもしれません。

失敗談・失敗事例

  • 営業やマーケティングの仕事でしたが、労務管理がまったくできておらず、アルバイトの仕事の手伝いを結構しました。(著者本人)
  • 転職後すぐに、まったく違う部署に配属されました。多少、業務の幅があるのは理解していましたが、驚きました。
  • 契約社員として採用されましたが、結局、社員の業務範囲までやっています。もらっている給料と割が合いません。

仕事がイメージと違う

未経験の職種に転向する際などはよくあります。仕事のイメージと実態のギャップが大きいものもあります。

実際に働いている人と話したり、実体験を聞いたりしないとこうしたギャップでショックを受けることがあります。

失敗談・失敗事例

  • 企画の仕事にあこがれて入社をしましたが、
  • 転職後すぐに、まったく違う部署に配属されました。多少、業務の幅があるのは理解していましたが、驚きました。
  • 契約社員として採用されましたが、結局、社員の業務範囲までやっています。もらっている給料と割が合いません。

雰囲気が悪い

雰囲気が悪い会社で働いたことがある人はわかると思います。

暗い、業務上必要なコミュニケーションしかない、閉塞感がある、働いていて暗い気分になる会社もあります。

失敗談・失敗事例

  • 入社してみると、お葬式のような雰囲気で、管理職の人が毎日のように立たされて、説教されていました。(著者本人)
  • ワンマン社長の会社で、誰も社長に意見できませんでした。
  • 数字至上主義で、毎月のように大量に離職者が出ていました。大量採用、大量退職で職場の雰囲気はよくありません。

社風や人と合わない

社風や人はどうしても相性があります。個別の会社の影響も大きいですが、とくに外資、ベンチャー、大企業などでは大きく文化が違います。

面接の中でもなんとなく伝わってくるかもしれませんが、できる限り多くの人と話した方がいいでしょう。

失敗談・失敗事例

  • 外資に転職しましたが、ドライな人が多く、自分にあまり合わない感じがしています。
  • IT企業に転職したところ、想像以上に若い人が多く、話題に困っています。

スキル・経験が身につかない

ほかと比べると少しぜいたくな悩みですが、大企業でも一生安泰とは限らないので、仕事や待遇が大丈夫でも、自分が成長できているかは大事でしょう。

待遇がいい企業の中には、長くいてもあまり能力が身につかず、将来的に困る可能性がある企業もあります。

失敗談・失敗事例

  • 待遇や仕事に不満はありませんが、新しいスキルが身につかず、心配になっています。
  • ホワイト企業なのですが、新しいチャレンジをしておらず、このまま時間が経っていくことを不安に思っています。

活躍できない

今いる会社で活躍できているとほかの会社でも活躍できる気持ちになります。ただ、実際には個人のパフォーマンスは働く会社に大きく影響を受けます。

前職でイマイチな人が次の職場で活躍していることもあれば、その反対の人も見ます。

失敗談・失敗事例

  • 大手企業からベンチャー企業に行きましたが、仕事のスピードや進め方があまりにも違い、なかなか結果を出せません。
  • 起業していた会社をやめて大企業に転職しましたが、社内調整や稟議が面倒で思ったように仕事が進められません。

業界や企業別のよくある失敗

外資・生保・1次産業はとくに転職の失敗が多いので、それぞれ少し取り上げます。

外資系への転職失敗

外資系は典型的な日系企業とは違う点がたくさんあります。

このような要素を理解せずに転職すると、イメージと違うと思い、また転職をすることになりかねません。

  • 人間関係がドライ
  • 上司の権限が強い
  • 意見をはっきり主張することが好まれる
  • リストラされることがある
  • インセンティブが大きい
  • 本社の影響で大きく方針が変わる
  • 本社や海外に行ける可能性はあまり高くない

生命保険会社への転職失敗

生命保険会社への転職失敗もよくあります。

ソニー生命、プルデンシャル生命、アクサ生命などさまざまありますが、生命保険会社も非常に特徴的なので注意が必要です。

周りでも生保の営業をしている人は一定数いますが、はじめの方は非常に大変そうです。

  • ほとんど個人事業主に近い
  • コミッションの要素が非常に大きい
  • 収入が安定しない
  • うまくいけば高年収だが、離職率も非常に高い
  • とくに最初は、起きている時間のすべてが業務時間

1次産業(農業・林業・漁師など)への転職失敗

まったく違う環境に身を置きたいという背景で1次産業へ転職する人もいます。

実際に自分で休暇で試したり、手伝っているケースはいいですが、そうではないのにいきなり環境を変えると失敗の可能性が上がります。

  • イメージと違っていた
  • まったく経験がなかった
  • 人間関係が大変だった
  • 天候に左右される
  • 体力が続かない

失敗しないための5つの対策

ここからは転職を失敗しないための対策を取り上げていきます。この5つを心がけると、転職の成功確率が大きく上がります。

  1. 退職理由と転職の目的を明確にする
  2. 自分のことをよく考える
  3. 会社のことをよく調べる
  4. 小さく試す
  5. アドバイスを受ける

退職理由・転職目的の明確化

意外とこれが守れていない人もいます。明確な基準がなければ成功もありえません。

また、もし可能であれば、譲れないものとできたら欲しいものも分けておくといいかもしれません。

賃貸物件を選ぶときと同じで、すべてを得ようとするとハードルが高くなります。

自分のことをよく考える

上とあわせてですが、自分の性格や能力をよく考えておくといいです。

いくつか考えるような軸を例示しましたので、こういったものも参考にしてみてください。

上司や同僚の人からあなたについてフィードバックをもらうのも有効です。あなたが気がついていない意外なことに気づいていることもあります。

  • Whyにこだわるか、Whatにこだわるか、Howにこだわりたいの
  • やりがいが重要なのか、待遇が重要なのか
  • 決められたプランで行きたいか、柔軟に生きたいのか
  • 仕事を大事にしたいのか、仕事以外にも力を入れたいのか
  • 成果に対するプレッシャーは高くても大丈夫か
  • ジェネラリストとして全体を見たいのかスペシャリストとして一部を担当したいのか
  • いろいろな仕事をしたいのか、1つの職種にこだわりたいのか
  • マネジメントをしたいのか、個人として突出したいのか
  • 黙々と仕事がしたいのか、わいわい仕事がしたいのか
  • ずっとサラリーマンでいたいのか、独立したいのか
  • たくさん稼ぎたいのか、必要な分だけでいいのか
  • 日本で働きたいのか、海外にも行きたいのか
  • 成果が出るための時間軸は早いほうがいいか、長くてもいいのか
  • クリエイティブな仕事がいいのか、定型的な仕事をしたいのか
  • 結果を大事にしたいのか、プロセスを大事にしたいのか
  • 上下関係が重んじられる方がいいか、フラットな方がいいのか
  • 人間関係はドライな方がいいのが、ウェットが好きか
  • 成果主義の方がいいか、年功序列の方がいいか
  • 転職を前提としたいのか、長い期間働きたいのか

会社のことをよく調べる

会社のことも調べましょう。面接中に面接官に聞いたり、会社で働いている人の様子を見たりするのもいいですが、ほかの方法でも情報収集しましょう。

ある程度の規模の企業であれば、口コミサイトでも多くの情報が得られます。Vorkers転職会議は僕もよく使っています。

ここに関してもあなたが見るべきポイントをいくつか列挙します。

  • 経営陣は優秀か
  • 経営陣以外のマネージャーや一般社員はどうか
  • 人が優秀なのか、システムが優秀なのか
  • どんな経歴の人が働いているのか
  • どういう人が昇進しているのか
  • 新卒採用と中途採用のバランスや活躍のレベルはどうか
  • 雰囲気はどうか
  • ランチや飲み会があるのかドライなのか
  • 意見がいえる環境にあるか、トップダウンか
  • 年功序列か成果主義か
  • 事業ドメインにこだわる会社かドメインにはこだわらず幅広く事業をする会社か
  • 自社で新規事業を立ち上げるか、M&Aで他社を買収しているのか
  • 会社は成長しているか、利益は出ているか
  • 競合は成長しているか、利益は出ているか
  • 何に強みがある会社なのか
  • 残業や休日出勤の状況はどうか
  • 有給、育児休暇、産休は取れるのか・取りやすいか
  • プロセスを重視しているのか、結果を重視しているのか
  • 採用人数や離職人数はどうなっているか
  • 現在、募集しているポジションはなにか

小さく試す

転職の失敗の典型例の1つにやったことがないことにチャレンジして、失敗するというものがあります。

チャレンジ自体に問題はありませんが、いきなりチャレンジするよりもいい方法があります。

ベンチャーでも新しいプロジェクトにいきなり大量の人や予算を投入することはありません、同じように私たちもいきなり転職するのはリスクです。

スモールスタートともいいますが、小さく試しておくことが重要です。小さい会社であれば、1日体験的に働かせてもらったり、職種でも自分で試せるようなものはたくさんあります。

ライターであれば、まずはブログを書く、エンジニアは自分で小さなサービスを作る、農業でも農業体験がありますし、試す方法はたくさんあります。

田舎に家を買って移住したものの、すぐに都会に戻ってくるような人たちもいますが、こういった失敗はあらかじめ防げます。

あなたが、〇〇をしてみたいと考えるものはまだ仮説です。いかにその仮説を簡単に検証できるかを考えてみましょう。転職するよりも簡単に検証する方法が見つかるはずです。

アドバイスを受ける

最後に1点ですが、こうしたものを自分で考えるだけでなく、必ず相談しましょう。

自分のことを聞くのは同僚や親しい友人でもいいですが、企業やあなたのキャリアのことは転職のプロのエージェントに相談しましょう。

あなたの自己評価が高い、あなたが売れる経験をうまくアピールできていない、自分に合っている会社を把握していないなど多くの落とし穴があります。

自分の分析は自分で済ますべきですが、理由や目的が明確になったら相談した方が確実にうまくいきます。

僕は必ず転職エージェントに登録し、相談します。

もちろん、求人を探すときには併行して普通に転職サイトに登録したり、友人の紹介や直接知っている企業を見たりもします。

それでも重要なのは、彼らがほかのサービスでは提供していないさまざまな情報・サポートを提供してくれるからです。いくつか紹介します。

  • 該当業界・業種の求人状況を知るため
  • 転職の進め方を知るため
  • やりたいことがあって、それを実現できる会社(求人)を探すため
  • 行きたい会社に内定する可能性を知るため
  • 書類・面接対策のアドバイスをもらうため
  • 自分の売りになる経験を聞くため

転職やキャリア関連のサービスは増えていますが、このようなサポートをしてくれるところはほかにありません。せいぜい、求人を紹介する程度です。

たとえば、給料を上げたいときにどうするのか、なぜ自分は書類で落とされるのかを知りたくありませんか?

そもそも自分に合う求人が5年前に転職したときよりも減ってませんか?

自分1人で考えるより、友人や家族などに相談するより、プロにアドバイスをもらうことで成功率は格段に上がります。

転職は回数を重ねてしまうとどんどん不利になるので、慎重に対処をする必要があります。必ず転職エージェントに必ず相談しましょう。

注意したいことは、転職エージェントの質は個人でばらつきはあります。大手でもイマイチなことはありますし、小さい企業で抜群のサポートをされたこともあります。

ポイントは大手を中心に、業界特化型もあわせて最低でも2~3社に登録して話を聞くことです。3つも回れば、あなたに合った人に会えるはずです。

万人向けにおすすめできるエージェントをいくつかご紹介します。

転職エージェントの活用方法はこちらでも説明しています。絶対に失敗したくない方はこちらもどうぞ。

【完全解説】転職エージェントの活用理由・選び方・比較・活用法のすべて

しっかり対策して転職を必ず成功させましょう。

4 thoughts on “転職を失敗して後悔しないために。転職失敗例・失敗談のまとめと対策

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