第二新卒は幅広い選択肢があります。
大企業の採用も増えていますし、中小企業・外資企業・ベンチャー企業も積極的です。
ここで新卒のときと同じように転職サイトだけで探してしまうのはもったいないです。
第二新卒での求人探しで気をつけることをまとめています。
目次
第二新卒で求人探しをする3つのポイント
自分だけで探さない
新卒のときにはリクナビやマイナビなどの転職サイトを調べたり、企業の説明会に行ったり、友人と情報を交換したりして調べることが多いかと思います。
転職するときにも同じ調べ方だと、チャンスを逃す可能性があります。
スカウトも受ける
1つは自分から探すだけでなく、採用担当からのコンタクト(スカウト)も受ける方法です。
短くても社会人経験がある場合には、あなたの適正にあった求人を紹介してもらえる可能性があります。
これはリクナビNEXTなどでスカウトを受ける設定をしたり、ほかの転職サービスを使ったりすることもできます。
たとえば、このようなサービスがあります。
- Facebookで登録できで、求人がレコメンドされるSwitch
- 自分の市場価値がわかり、スカウトも送られるMIIDAS(ミイダス)
自分が検索したり、自分が知っている会社にアプローチしたりするだけでは機会を逃します。
転職エージェントから提案を受ける
もう1つは、転職エージェントに相談し、求人を紹介してもらうことです。
やはり、たった数年で自分の適性を十分把握したり、多くの求人を把握したりするのは難しいです。
あなたの経験が意外な業界や職種に活かせたり、あなたのやりたいことがあなたの知らなかった企業で実現できるようなことは多いです。
自分も何度か転職していますが、25歳の最初の転職では見えていないこともたくさんありました。
転職エージェントの人は転職のプロなので、そのような自分が気づいていない仕事の提案をしてくれる可能性があります。
パソナキャリアやdodaなどの転職エージェントを活用することも重要です。
自分の目で見極める
ブラック企業を避ける
第二新卒の転職では、ブラック企業のリスクがあります。
これは、業務や労働環境の問題で、離職率が常に高いような会社の採用活動です。
「未経験歓迎・学歴不問・20代が活躍・幹部候補」などの言葉が並ぶ会社は危険なケースが多いです。
外から会社の内情を知ることは難しいですが、選考中や内定をもらった後にしっかり見極めましょう。
たとえば、このような方法があります。
- 人員採用している理由を確認する
- 毎月の入社人数や離職人数を聞く
- どのような経歴の人が働いているのかを聞く
- フロアで働いている様子を見せてもらう
- できるだけ多くの社員と話す
- 体験入社など、実際に働くイメージを掴む
自分の目で確かめるだけでなく、評判など第三者情報もチェックすることは重要です。
第三者評価でもダブルチェックする
自分以外の人にも会社をチェックしてもらうことが重要です。
とはいっても、入社しようとする会社にたまたま知り合いがいるようなケースは少ないでしょう。
口コミサイト
1つは口コミサイトが有効です。
実際に働いていた人の意見が多数載っているため、かなり参考になります。
おすすめは、Vorkersや転職会議などの口コミサイトです。
カテゴリ別に情報が載っており、年収のイメージもわきます。
転職エージェント
実は転職エージェントも有効です。
転職エージェントは、成果報酬で企業から収益を得ています。
そのため、求職者の都合をあまり考えず、とにかく転職させようとするのではないかと考える人もいます。
そんなことはありません。
大手エージェントはわざわざCMなどをしてまで、新規求職者の獲得やブランディングをしています。
彼らにとってはブランドの方がはるかに重要なので、無理に転職させたり、ブラックな企業と取引をしたりして評判が悪くなることを何よりも避けます。
実際に自分が相談したときにも、「この会社は今ちょっと…」といったことも伝えてもらいました。
頼り切るのはよくありませんが、パソナキャリアやdodaなどの転職エージェントも活用しましょう。
第二新卒の求人探しに使えるサービス5選
ここから、求人探しで必ず使いたいサービスを5つほどご紹介します。
市場価値を測るにはMIIDAS
MIIDASという自分の市場価値を調べられるサービスがあります。
上の画像は自分で実際に使ってみたときのキャプチャです。
このように、自分の期待年収や自分が入力した条件にマッチした求人の数が表示されます。
さらに、面接が確定している求人や自分の登録情報を見た採用担当者からのスカウトも来ます。
登録しておくだけで、たくさんの求人が提案されます。
まずはじめに登録しておいて、気になるものは応募するような使い方がおすすめです。
求人探しはリクナビNEXT
転職サイトはたくさんありますが、求人数が重要です。
リクナビNEXTは総合型の転職サイトはここだけ登録しておけばいいというレベルの転職サイトです。
求人数が多く、地方やマイナーな職種に関しても対応しています。
また、履歴書や職務経歴書の作成に関してもツールが用意されていたりとエージェントにはないサポートがあります。
スカウトもかなり来るので、こちらも早めに登録して、情報をしっかり入力しておきましょう。
あまりの求人数の多さと大量に来るスカウトに圧倒されるところもありますが、選択肢を増やしておくことは重要です。
求人も選考対策も安定のパソナキャリア
パソナキャリアは大手の中でもサポートに定評がある転職エージェントです。
たくさんの求人を探したい人は転職サイトを調べればいいので、転職エージェントは求人数以上にサポートの質が重要です。
パソナキャリアは創業時からはじめての転職や女性の転職支援に力を入れています。
言い換えると、どんな人にも手厚いサポートを提供しているということです。
求人数が多い中で、サポート体制が優れているという万人に勧められるエージェントです。
選考書類対策もばっちりのdoda
dodaもサポートの評価が高くなっています。
自分にマッチする求人の紹介はもちろん、重要な選考書類の書き方のサポートなども充実しています。
スカウトの数が多かったり、自分で求人を調べる転職サイト的にも使えたりするため、積極的に転職したい人にマッチしています。
悪い評判が少なく、こちらも万人向けにおすすめできる転職エージェントです。
未経験転職・ITに強いワークポート
ワークポートはもともとIT専門でしたが、今は総合的に案件を紹介しています。
未経験転職にも強く、既卒・第二新卒のサポートにも対応しています。
IT系に興味がある人や自分の経歴・学歴に自信がない人は必ず登録しておきたい転職エージェントです。
個人的にITは長期的にキャリアを柔軟にコントロールしやすいので、領域的にもおすすめです。
さらに知っておきたいこと
ここでは、第二新卒の求人探しポイントを見てきました。
深く考えずに、新卒と同じ進め方をしてしまうと貴重な機会を失いかねません。
最低限の知識と対策をして、ベストなキャリアを考えましょう。
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