仕事したくないのは甘えでも病気でもない。元ニートが語る心理と対処法

多くの人は「仕事をしたくない」と少なくとも数回は思ったことがあるのではないでしょうか。

レベルは人によって違うので、「もう絶対にやりたくない」というものもあれば、「明日は会社に行きたくない」というレベルもあるかと思います。

自分もいろいろなレベルで経験してきましたので、仕事したくないと感じる心理状態や具体的な対処方法について見ていきます。

仕事ってそもそも楽しいのか?

半数程度が楽しいと答えている

「仕事は楽しいですか?」というダイレクトなアンケートがあります。

Q.仕事は楽しいですか?

はい 51.8%
・いいえ 48.2%

出典:マイナビニュース

半数程度が楽しいと考えているようです。

一方でこのようなアンケートもあります。

Q. 今の仕事を辞めたいと思った瞬間はありますか?

・ある 76.5%
・ない 23.5%

出典:マイナビニュース

瞬間的に辞めたいと思う人は、半数以上でかなり一般的だということがわかります。

総じて楽しいと思っている人も、辞めたいと思ったことがあるのは不思議ではありません。

楽しいが、変動はある

自分の経験を振り返ってみると、上の人たちの感覚に近いように思います。

とくに、サラリーマン時代を思い出すと、非常によくわかります。

仕事が常に楽しいということはあまりなく、モチベーションの上下がありながら、自分のやりたい仕事やそこまでやりたくもない仕事を行き来するイメージです。

全体としては強い不満があるわけでもないものの、その時々で仕事の楽しさや上司の当たり外れはかなり大きいです。

流通する情報に偏りがある

SNSが本当に一般の人まで普及したこともあり、働き方や労働観に関してもかなり特殊なものが広まりやすい状態であることも一つです。

オンラインでシェアされる情報は、大企業の社長やフリーランスとして働いている人の少し特殊で、全体からは外れたものが多いです。

また、ほかの人と比べやすくなり、「自分は彼らほど仕事を楽しめているのか」ということを考えやすくなったという側面もあるかもしれません。

仕事をしたくないという心理状態

「仕事をしたくない」といったときには、自分の経験からすると、3つのレベルがあります。

  • 低:やる気が出ないから仕事をしたくない
  • 中:仕事に問題を抱えていて、ストレス度が高い
  • 高:何も考えられない、逃げたい

このそれぞれで対処が大きく異なります。

低:やる気がでない

一時的なタイミングだったり、突発的な事情などが理由のことが多く、深刻度は低いです。

症状としては、以下のようなものです。

  • 月曜日に会社に行きたくない
  • 朝なかなか起きれない
  • 友達と飲みに行って相談をする
  • 同僚とランチを食べて、「今日は本当に仕事をしたくなかった」と言う

根本的な問題というよりは、特定の日に大事な会議や気が重い仕事があるようなケースです。

週末にリフレッシュしたり、ちょっと飲みに行ったり治るものです。

中:仕事のストレスが大きい

より根本的な理由で、恒常的に仕事のストレスが大きい場合です。

セクハラやパワハラなども含め、一過性のものではなく、なんらかの対処をしないと改善していかないレベルのものです。

  • 残業が多すぎるために、ほとんど休めていない
  • 上司と気が合わず、毎日楽しく仕事ができない
  • 社風にどうしても耐えられない
  • 自分の仕事が楽しくない

一般的には、転職を検討したり、改善されるように上司や人事などと話し合ったりするような対処があります。

高:何も考えられない、逃げたい

危険度が高く、肉体的・精神的にダメージが大きくなる可能性があるものです。

客観的に自分が見れず、どう考えてもおかしな働き方をしているのに、自分ではわからない状態です。

  • パワハラがひどく、怒られないことだけを考えている
  • 仕事以外のことが考えられない
  • 仕事のことを考えると、吐き気がしたり、胃が痛くなったりする
  • やめたいけど、やめられない

この状態になってしまうと、何にも優先して逃げることが重要です。

具体的には休職、退職、異動などの方法もありますが、実際にはそのまま働き続けてしまうことが多いです。

仕事したくないときにどうするか?

上で見たように、「仕事をしたくない」という中にも大きな違いがあります。

ここから、それぞれの状態の対処方法を見ていきます。

低:気晴らしをする

根本的な問題がない場合には、一般的に気分転換といわれるものが有効です。

  • 飲みに行く
  • カラオケに行く
  • スポーツをする
  • 旅行に行く
  • 本を読む
  • 映画を見る
  • ゲームをする

自分に合ったものをしましょう。

もしこれで解決しなければ、より深刻な問題の可能性があるので、見てみましょう。

中:解決する

心理状態にもよりますが、精神的に余裕がある場合には解決策を考えましょう。

精神的に余裕がない場合には、まずは気晴らしをしたり、休んだりして回復しましょう。

余裕がある状態を取り戻すのが重要です。

不満を整理する

冷静になった後は自分の業務や働き方の問題を整理していきましょう。

よくある不満は以下のようなものです。

  • 人間関係
  • 給料
  • 役職
  • 業務内容
  • 人事評価
  • 労働条件
  • 会社の雰囲気

自分にとって不満度が高いものがなんなのかを知りましょう。

紙に書くのはおすすめです。わかったつもりにならずに、思考がクリアになります。

社内と社外で解決する

ストレス度が高い悩みであれば、すでにいろいろと改善するために試しているかもしれません。

もし、それでも改善しないようであれば、会社内で異動したり、会社外に転職したりする選択肢があります。

大企業であれば、社内異動はおすすめです。

部署が変われば、まったく違う会社のようになったり、働く人も変わったりと社内転職のように活用できます。

会社規模的に難しい、制度的に異動は難しいという場合には、転職も考えましょう。

転職に関してはほかの記事でもご紹介しています。

高:逃げる

一にも二にも自分の身を守りましょう。

休職、退職して冷静になるのが最初です。少し時間が経って適度な距離感で見れるようになるまで待ちましょう。

無理に続けた結果、体調を崩してしまい、ブランクが長くなってしまう人がいます。

傷は浅いうちに脱出して、十分に回復しましょう。

日本人は、頑張りすぎる人が多く、外国人であればとっくに退職する状況でも働き続けてしまう人が多いです。

イギリスの会社でもインドネシアの会社でも、マネージャーや役員などの一部を除くと、一般社員はほぼ全員が定時で帰ります。

ちなみに、会社ともめている場合でも、退職は一方的な通知で可能です。

内容証明などで送信して2週間が経過すれば、退職は成立します。詳しくはこちらもどうぞ。

ニートとはどんな感じか?

僕は次の就職先を決めずに退職し、数ヶ月ぶらぶらしていたことが複数回あります。

いわばその間はニートです。実際になってみると最初の1ヶ月くらいはまだいいのですが、それ以降はかなり暇です。

元気がない人でも、1~2ヶ月も休んで旅行にでも行けば元気になるものです。

自分の場合には、毎回海外旅行に行きました。ピークを外せるので、かなり安くなります。

後は、平日みんなが働く中、お酒を飲んだり、休日は混んでいるところにいったりしていました。

ブランクも半年を過ぎると、こまかく聞かれますが、2~3ヶ月であれば、海外旅行、海外留学といった理由でカバーできます。

自己都合で退職する場合には失業保険を3ヶ月もらえないので、最低限のお金だけは用意しておきましょう。

また、ハローワークで手続きをしておけば、再就職手当と呼ばれる手当をもらえる可能性もあります。

こちらの記事でも解説しています。

さらに知っておきたいこと

ここでは、仕事がしたくないというときの心理状態と対処方法について見ていきました。

突発的な思いであれば、気晴らしで済みますが、本質的なものは早めに解消できるといいですね。

他にもキャリアに関するコンテンツがあります。こちらもあわせてどうぞ。

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