女性の平均年収事情!年収の中央値・分布に500万・1,000万以上の割合も

女性の年収は男性よりも低いということを知っている人は多いでしょう。

ただ、「500万円以上の割合の人がどれくらいか」など分布まで知っている人はあまりいないかと思います。

ここでは女性の年収事情を平均・中央値・分布なども含めて見ていきます。

男性のものも知りたい方はこちらもどうぞ。

女性の平均年収統計

男女の年収差は大きい

年収の男女差は大きく、男性が521万円、女性が280万円と男女で2倍近くの差があります。

年齢別の年収

年齢別には下の図のようになっています。

女性は30歳前半がピークで約315万円となっています。

平均初産が30代前半なので、その影響もあり、これ以降は平均で見ると上がりません。

出典:国税庁 民間給与実態統計調査

雇用形態ごとの年収

雇用形態による差もよく指摘されます。実際に大きな開きがあります。

  • 正規社員の平均給与は約373万円
  • 非正規社員の平均給与は約148万円

と200万円以上、2.5倍程度の差があることがわかります。

(千円) 全体
平均給与
正規雇用
平均給与
非正規雇用
平均給与
男性 5,211 5,397 2,278
女性 2,797 3,733 1,481
全体 4,126 4,869 1,721

出典:国税庁 民間給与実態統計調査

ちなみに女性は非正規の割合が高く、労働者の4割程度が非正規となっています。

給与
所得者数
正規 非正規 非正規率
男性 28,622 21,723 3,477 12.1%
女性 20,069 10,098 8,069 40.2%
全体 48,691 31,822 11,546 23.7%

出典:国税庁 民間給与実態統計調査

学歴ごとの違い

女性は男性よりも差が小さいですが、学歴ごとに差があります。

大卒と高卒では100万円近い差があります。

  大学・
大学院卒
高専・
短大卒
高校卒
男性 397.7 311.0 290.7
女性 291.5 254.8 210.9

地域別の違い

年収は地域別の差も大きいです。

女性も1.5倍の差があります。

女性の最高は東京で、最低は岩手と青森です。

全体 男性 女性
最高 37.8 41.5 30.3
最低 23.5 26.0 19.9
倍率 160.8% 159.3% 152.6%

女性の年収の中央値

中央値は厚生労働省の賃金構造基本統計調査という統計が調査されています。

こちらは月収のデータですが、男性も女性も中央値と平均がだいたい10%程度乖離しています。

  平均 中央値 乖離
男性 335.5 295.7 113.5%
女性 246.1 223.2 110.3%

年収のぴったりの中央値データはないので、ここより考えると、年収の中央値は

  • 男性が474万円
  • 女性が255万円
  • 全体が384万円

あたりになりそうです。

女性の年収分布

女性の年収は300万円~400万が分布として多くなっています。

女性の年代別年収分布

単位:
万円

20
30
40
50
60
~200 8.7 7.9 6.0 6.4 7.0 7.2
200~
300
27.4 43.1 27.3 23.4 22.6 22.7
300~
400
39.0 44.9 53.5 47.5 40.6 36.6
400~
500
12.3 3.3 9.4 14.0 16.7 16.6
500~
600
6.3 0.7 2.9 5.6 7.7 9.1
600~
700
2.9 0.1 0.7 2.0 2.9 3.8
700~
800
1.3 0.0 0.3 0.5 1.1 1.6
800~
900
1.0 0.0 0.2 0.4 0.8 1.1
900~
1,000
0.5 0.0 0.1 0.2 0.4 0.6
1,000~
1,100
0.1 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1
1,100~
1,200
0.2 0.0 0.0 0.1 0.1 0.2
1,200~
1,500
0.2 0.0 0.0 0.0 0.3 0.3
1,500~ 0.2 0.0 0.0 0.0 0.1 0.2

年収ごとの割合

累計で計算すると、このようになります。

400万円以上からだいぶ減り、500万円以上になるとさらに減ります。

女性の年収分布

  • 年収200万円以上:91%
  • 年収300万円以上:64%
  • 年収400万円以上:25%(4人に1人)
  • 年収500万円以上:13%(8人に1人)
  • 年収600万円以上:6.4%
  • 年収700万円以上:3.5%(30人に1人)
  • 年収800万円以上:2.2%
  • 年収900万円以上:1.2%
  • 年収1,000万円以上:0.1%

年代別の累積分布


20
30
40
50
60
200
万円
以上
91.4 93.1 93.5 92.5 90.1 6.5
300
万円
以上
64.0 57.9 70.5 69.5 64.6 3.8
400
万円
以上
25.0 8.7 26.5 34.3 33.4 1.7
500
万円
以上
12.7 2.4 11.1 18.3 20.4 1.1
600
万円
以上
6.4 0.7 4.5 9.2 11.8 0.8
700
万円
以上
3.5 0.3 2.0 4.9 6.7 0.6
800
万円
以上
2.2 0.1 1.2 3.1 4.2 0.5
900
万円
以上
1.2 0.1 0.7 1.7 2.2 0.4
1,000
万円
以上
0.7 0.0 0.4 1.0 1.2 0.3
1,100
万円
以上
0.6 0.0 0.3 0.8 1.0 0.3
1,200
万円
以上
0.4 0.0 0.2 0.6 0.7 0.4
1,500
万円
以上
0.2 0.0 0.1 0.3 0.3 0.4

女性の貯金事情

女性のみのデータはありませんが、2人以上世帯と単身世帯でわかれています。

2人以上世帯 単身世帯
年代 平均 中央 貯金0
の比率
平均 中央 貯金0
の比率
20歳代 321 77 35.6% 142 0 61.0%
30歳代 470 200 33.7% 589 83 40.4%
40歳代 643 220 33.7% 936 30 45.9%
50歳代 1,113 400 31.8% 1,342 130 43.0%
60歳代 1,411 601 29.4% 1,835 300 37.3%
70歳以上 1,768 600 28.3% 0.0%
全体 1,151 380 31.2% 942 32 46.4%

出典:金融広報中央委員会 「家計の金融行動に関する世論調査」より作成

女性が年収を上げる方法

会社選びが一番重要

自分の周りにも給料の高い人たちは結構いますが、彼らの共通点はただ、給料の高い会社で働いていたことです。

起業や独立してフリーランスをする場合には別なのですが、サラリーマンとして稼ぐ場合には会社が重要です。

こんなスキルを身につければ、こういう役職に上がればと思っている人もいるかもしれません。

実は皆さんが思っているほど、スキルや役職などはあまり影響がありません。

 

  • 自分が新卒で入った大企業では5人~20人程度までをマネジメントする役職で年収1,000万円程度
  • 友人が働く会社ではほとんどの人が2~3年目で1,000万円を超える
  • 自分がベンチャーで20人程度をマネジメントしたときの年収は400万円程度

 

普通に考えて、

  • 仕組みが整っていて、優秀な人が集まっている、大企業でのマネジメント
  • 仕組みもなく、第二新卒の人たちや変わった人の多い、ベンチャーでのマネジメント

はどちらが大変そうでしょうか?

仕事のレベルやあなたの成長と、もらえる報酬はあまり関係がありません。

もちろん、給料は高いものの、スキルや経験がまったく身につかないことは長期的にリスクです。

楽なだけの仕事を選ばないことには気をつけましょう。

転職エージェント

年収を上げるにあたっては、転職エージェントの活用が必須です。

彼らは転職のプロで幅広い転職の知識があります。

とくに、年収を上げるような転職では、以下のメリットがあります。

  • 年収の高い求人を知っている
  • その中であなたが内定を得やすいものがわかる
  • 内定を得るための書類や面接のサポートが受けられる
  • 内定後の給与交渉がしやすくなる

求人を調べるだけであれば、自分でもできるでしょう。

でもあなたは自分が受かりやすい求人がわかるでしょうか? 選考のポイントを理解しているでしょうか?

そもそも転職は多い人でも数回程度で慣れている人も少ないですし、アドバイスを受けられることもあまりないでしょう。

僕は3回転職していますが、必ず転職エージェントに相談しています。

もちろん、転職サイトも併用しますが、転職エージェントでしか得られないアドバイスは転職の成功に直結します。

転職の初期段階で、あなたの転職の進め方や求人の選び方、選考対策を相談しましょう。

複数の会社に登録して面談したうえで、合ったところとやり取りをするのが大事です。

安心のエージェントをいくつかご紹介します。

リクナビNEXTマイナビ転職などの転職サイトも併行して活用しましょう。

さらに知っておきたいこと

ここまで、女性の年収に関する統計を見てきました。

平均を超えているからいい・悪いというものではありません。

女性だからといって、年収にこだわらなくていいということはありません。

ほかにも女性のキャリアに関するコンテンツがあります。こちらも合わせてどうぞ。

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