フリーランスエンジニアの働き方の光と影・気になる年収や未経験の可能性

フリーランスという働き方が広まっています。

確かに会社に所属していると、いろいろな不満が出てきます。会社の方針に納得できないことがあるでしょうし、上司もいつも気が合う人とは限りません。

では、会社をやめるとそうした問題はすべて解決するのでしょうか?

あらゆるキャリア・働き方にはいいところもあれば悪いところもあります。向き・不向きもあります。誰にでもベストの魔法の選択肢はありません。

フリーランスエンジニアは増えていますが、公開されている情報が少ないということもあります。

年収1千万円を超えている人もいますが、みんながそうというわけではありません。

フリーランスのエンジニアとは?

フリーランスとは、特定の企業や団体に属さないで働く人たちを指します。個人事業主としてやっている人も法人を設立している人もいます。

基本的には、特定の会社と雇用契約を結び、毎日働くという働き方ではないものだと思っていただければいいです。

派遣とフリーランスとSES

少しわかりにくいものに派遣とフリーランスの違いがあります。

フリーランスの案件でも高単価のものは常駐型が多いです。そうなってくると、一定の期間で派遣されて会社で働く、派遣社員に近いと思われるかもしれません。

派遣の場合には、派遣会社の社員として働きます。派遣会社と労働者が契約を結び、給料も派遣会社から支払われます。

フリーランスの場合にはクライアントと業務委託契約を結び、給料はクライアントからもらいます。

これが基本ですが、エンジニアの場合にはSES(システムエンジニアリングサービス)というややこしいものもあります。

これは派遣とほとんど同じなのですが、指揮命令は派遣元の企業がするというものです。

知っておきたいこと

では、いいことも悪いことも含めて、フリーランスのエンジニアの実態を見ていきましょう。

フリーランスというとなんとなく自由で、楽そうに思っている人もいるかもしれません。フリーランスのネガティブな面も見ていきます。

常駐案件が多い

フリーランスのエンジニアは、あなたがイメージするフリーランスとは違うかもしれません。

もし、あなたがフリーランスと聞いたときに南の島やビーチが浮かんだら実態はそうではないものが多いです。

高単価の案件は常駐であることが多いです。

当たり前ですが、南の島にいて、連絡がいつ取れなくなるかわからない人とオフィスにいて、逐一コミュニケーションが取れる人がいたら後者の方が楽ですよね。

僕の2人の友人も技術力に加えて、企業での常駐、クライアントとのコミュニケーション、(激務)で月間100万円以上を稼いでいました。

そう考えると、実態としては派遣とあまり変わらないような気がしないでもないのですが、こうしたものもフリーランスと呼ばれます。

気になる給料

同じ能力であれば、会社員とフリーランスの場合には、基本的にフリーランスの方が給料は上がりやすいです。

それはシンプルに会社側が負担していたコストがなくなるからです。

今まで会社が負担していた保険や有給休暇もそうですし、雇用契約の場合には契約終了するのは困難ですが、業務委託であればいつでも終了できるため、コストが減るわけです。

具体的な金額ですが、下記のようなデータがあります。

どの会社も自社で関連サービスを運営しているため、やや高めのような気もしますが、日本の平均年収がだいたい420万円程度なので、かなり高いといえるでしょう。

自由の引き換えのリスクがある

あなたが自由にいろいろなことをできるということはそれに伴うリスクもあります。

たとえば、有給がないということは、あなたが体調や精神を崩してしまうと収入が止まってしまいます。

また、あなたは自由に仕事を選べますが、選び方を考えないと、スキルが上がらなかったり、需要の少ないものばかりを選んでしまう可能性があります。

加えて、オフショア開発や日本国外でのラボ型開発なども進んでおり、長期的にエンジニアの需要・単価が高くなり続けるかどうかはわかりません。

自分ですべてをやる

会社で働かないということはすべてを自分でやる必要があるということです。営業、経理、法務など今まで会社がやってくれていたものを自分でやる必要があります。

もし、クライアントとの問題が起きたときにも自分で解決する必要があります。

フリーランスになると、今まで自分がどれくらいのことを他人にやってもらっていたのかがよくわかるようになります。

未経験からでも十分に可能

フリーランスには技術力が必要なのは間違いありません。

未経験からいきなりは厳しいかもしれませんが、プログラミングを勉強し、一旦、会社で1~2年程度働けば十分、フリーランスになることが可能です。

純粋なフリーランスであれば、営業での案件獲得から要件定義、契約書締結から開発、納品、請求など多岐に渡る業務が必要となります。

一方、今は案件獲得のサービスがあり、フリーランス支援のサービスも情報も充実しています。

特に、常駐案件であれば、ある意味で企業で働くことと変わりがないため、一定の業務経験さえあれば、問題ないでしょう。

向いている・向いていない人

さて、あなたはフリーランスに向いているのでしょうか。フリーランスの働き方は会社員の働き方とは大きく異なります。

人によって向き・不向きがありますでの、そこを見ていきましょう。

技術に自信がある人

技術に自信がある人は向いているでしょう。フリーランスとして高い報酬を得ている人たちは多くいます。

受託であっても、AIや機械学習などの技術をベースに、クライアントから高い報酬やときには株式をもらっていることもあります。

技術がない人はある程度の技術力をつけてからの方がいいです。少なくとも自分の得意分野があると安心感が違います。

その分野で稼ぎながら新しい技術を学んでいきましょう。

自主的・いろいろなことをやりたい人

プログラミングに留まらず、多くのことをやりたい方にはおすすめです。

自分で物事を積極的に進められ、プログラミングとは関係がない新しいことに挑戦する人は非常に向いているでしょう。

逆に、仕事だけやりたいという人は会社の方がいいです。時間的な拘束はありますが、会社員も実は自由な面があります。

土日出社はしなくていいケースが多いですし、必死に案件獲得をしたり、資金繰りを考えたりするリスクは少ないでしょう。

体力・精神的にタフな人

見過ごされがちですが、フリーランスは一般的な企業にあるようなセーフティーネットはありません。

会社であれば、チームでサポートしてくれますが、フリーランスの場合にはそうはいきません。体調管理も重要となります。

また、企業で働くのに慣れている人にフリーランスとして一人で働くことはかなり特殊です。孤独になることもあります。

自分がそうした状況に対して、向いているのかどうかも試した方がいいです。

フリーランスになるための準備

さて、フリーランスになるための準備はどうすればいいのでしょうか。業務経験がある人・ない人に分けてご紹介します。

業界として、好調なため事業者も増えています。若いうちの方が選択肢が多いので、気になる方はまず、早めに相談にいきましょう。

転職もキャリア選択もそうですが、情報収集が足りない、迷っているうちに年齢が上がり、選択肢が減ってしまうという2つが失敗パターンとして多いです。

業務経験がある人

すでに業務経験が一定ある人は、まず案件紹介を行っているような会社に行って相談をしましょう。

彼らは案件紹介だけでなく、フリーランスとして活動していくうえでのあらゆるサポートを行っています。

あなたが今、疑問に思っているような、給料であったり、案件であったり、成功パターン・失敗パターンであったりをすべて知っています。

幸い、相談だけで費用がかかることはないので、合わないと思ったら会社員を続ければいいです。

ポテパン

エンジニア向けサービスが充実しているポテパンでもフリーランス向けサービスを提供しています。

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ギークス

ギークスもフリーランスに力を入れています。3年以上の経験がある人はよさそうです。

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未経験の人

一方で、未経験でフリーランスに興味があるという方はプログラミングを勉強しましょう。プログラミングスクールで勉強してもいいですし、独学で勉強する方法もあります。

こちらもプログラミングスクールに相談ができるため、興味がある方は話を聞いてみてはいかがでしょうか。

実際に、学習が終わった人のうちどれくらいが仕事を見つけられるのか、フリーランスとして活躍できるかなどの疑問は直接ぶつけてしまった方が早いです。

プログラミングスクール

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最後に

自分の場合は起業ですが、フリーランスに近い部分があります。労働時間も場所も自由ですが、基本的には土日を含めてずっと働いています。

自分が体調を崩したら収入は無くなりますし、営業・契約・会計などはすべて自分でやる必要があります。

会社員をやっていたときを思い出すと、不満は多くありましたが、恵まれていたなと思うこともあります。

月に1回必ずお金が振り込まれたり、経験がなくても新しいものにチャレンジさせてもらったり、失敗しても給料は下がらなかったり、土日は働きたくなければ働かなくても良かったりと…

両方の働き方を体験しているので、安直にフリーランスはいいとか、起業はいいとか言う人には違和感を覚えます。

自分以外の人は自分の人生に責任を持ってくれません。

重要な意思決定は、徹底的に情報収集をしたうえで、自分で決めましょうというのと、キャリアの選択肢は年齢と共に減っていくので、早めに動きましょうというのがメッセージです。

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