社会人がプログラミングスクールに行って失敗する理由と成功する方法

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ゆか

失敗する人ってそんなにいるの?

man
まっくす

たくさんいるよ。社会人で働きながらだと、時間もきついしね。

プログラミングを学習する人は増えています。

エンジニアになりたい人もいますし、それ以外にも勉強しておいた方がいいからという理由で、学習する人もいます。

独学でやる方法もありますが、プログラミングスクールに行く人もいます。

プログラミングスクールに挫折してしまう人は残念ながらたくさんいます。

というよりプログラミングに限らず、新しいチャレンジは失敗しがちです。

英会話にしろ、ダイエットにしろ、ペン字講座にしろ、失敗してしまう人が多いものです。

だからライザップのような結果にコミットするサービスが注目されました。

でも高いお金を払って、プログラミングが身につかないのはもったいないですよね。

ここでは、典型的な失敗理由と、それを避けて成功する方法をお伝えします。

失敗の一番の理由は目標がないから

プログラミングスクールで失敗するのは、明確な目標がないからです。

多くの人がこうした曖昧な理由でプログラミングの勉強をはじめます。

  • なんとなくプログラミングができるようになりたい
  • プログラミングに興味がある
  • プログラミングの知識を身につけたい
  • そのうち役に立つと思う

こうした抽象的な目標ではどうなれば成功かわからないですよね?

結果として、カリキュラムの途中でやる気を失って辞める、すべて終えたものの結局何ができるか、何ができないかわからないとなってしまいます。

スクールが終わった後に何をすればいいかわからず、まぁよかったか、いや無駄だったのではないかと考えてしまいがちです。

人は必要性がないものは続けられないので、プログラミングスクール卒業とともに、もとの生活に戻っていきます。

明確で検証可能な目標を持つ

受講前に明確な目標を持つようにしましょう。

成功か失敗かを判断するためにも、目標設定は重要ですし、目標に向かうと学習が早く進みます。

ここでの目標は、「プログラミングを学びたい」といった抽象的な目標ではありません。

「何ヶ月以内に〇〇というサービスをリリースする」といったものがいいです。

SMART目標

目標設定の方法にSMARTというものがあります。以下の頭文字を取ったものです。

  • Specific(具体的)
  • Measurable(測定可能)
  • Attainable(達成可能)
  • Relevant(自分のやりたいことと関連性がある)
  • Time-oriented(期限付き)

これを満たしていると目標が意味があるものになりやすいです。

たとえば、「コーチングの顧客を集めるために、3ヶ月以内にウェブサービスを開発し、1,000人の登録者を集める」とかになります。

これくらい明確になっていると、挫折の可能性がだいぶ減ります。

「3ヶ月間、勉強してエンジニアとして就職して、2年以内にフリーランスになる」とかもいいと思います。

この場合には、就職までサポートしてくれるスクールもあるので、そうしたところを利用したほうがいいです。

目標はサービス作りがおすすめ

作りたいサービスを明確にして、作るのがおすすめです。

作りたいものであればやる気が出るので、途中で挫折しにくいです。

プログラミングスクールのカリキュラムはよくできていて、流れに沿って学習を進めるだけでできてしまいます。

ただ、そこで学んだことを応用してサービスを作るにはいくつものハードルがあります。

実際にサービスを作るとわかりますが、めちゃめちゃ詰まります。

急に画面が真っ白になったり、挙動通りに動かなかったり、エラーコードを読んでも意味がわからなかったりします。

何時間も調べて結局、コロンやドットが1つ足りなかっただけということもあります。

サービス作りで苦労しつつも、疑問を解決していくという経験もその後の学習に活きていきます。

独学を加速するイメージ

自分で多少勉強したうえで、より効率的に勉強する、疑問点を聞くという意識で利用すると成長が早いです。

最初は環境設定さえ苦労する人もいると思うので、聞いてしまったほうが早いです。

勉強の仕方さえつかめれば、その後の独学は楽になります。

タイプ別のおすすめプログラミングスクール

プログラミングスクールはあなたの目的や環境によってベストなものが変わります。

大きくわけて、転職したいのか、転職はしないが学びたいのかで変わります。

転職したい人

予算に余裕がある人

TECH::EXPERTWebCampProなどは転職までサポートするプログラミングスクールです。

どちらも50万円以上はかかりますが、本気で学びたい人にはおすすめできます。

金額が高い分、学習から転職までサポートが充実しています。

予算がきつい人

GEEK JOBProEngineerは20代限定ですが、無料で受けられます。

転職支援までサポートしており、内定率も高いです。

プログラミングを学びたい人

教室で学ぶ

転職を前提としない人は、TECH CAMPWEB CAMPなどの教室型のプログラミングスクールがいいでしょう。

教室がある分、通い続けることさえできれば、途中で挫折しにくくなります。

実際、エンジニアになりたい人だけでなく、学生やビジネス職のサラリーマンも利用しています。

オンラインで学ぶ

近くに教室がないという人、時間がもったいないという人はテックアカデミーCodeCampなどもいいでしょう。

独学ならテックアカデミー、メンターに教えてもらうならCodeCampがおすすめです。

さらに知っておきたいこと

ここでは、プログラミングスクールで失敗する理由と成功する方法について見てきました。

プログラミングは初期ほどつまづきやすいものです。

最初に適切なアドバイスを受けることで、その後もスムーズにプログラミングを勉強していけます。

目標を明確にして自分に合ったサービスを利用して、学習を加速させましょう。

他にもプログラミングやIT関連の記事があります。こちらもどうぞ。

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