ブラック企業の見分け方・診断方法8つ!求人・面接でも見極め可能。有名・大手企業が安心は嘘

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ゆか

ブラック企業って入社前でも見極められるの?

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まっくす

完全には無理かもしれないけど、外からでも調べる方法はたくさんあるよ

ブラック企業に入りたいという人はいないでしょう。

でもほとんどの人は入社前にはブラック企業だとわからず入社してしまい、入社後に気づきます。

外からでは実情が見えにくいのは確かですが、それでも見極める方法は実はたくさんあります。

ここでは、ブラック企業を見極める方法についてみてきます。

ブラック企業とは?

ブラック企業とは一般的に「労働者を使い捨てにするような企業」を指します。

労働者からすると働くのを避けたいタイプの企業です。

反対に離職率が低かったり、待遇が良かったりする会社をホワイト企業と呼ぶこともあります。

厚生労働省によるブラック企業の特徴

  • 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
  • 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、
  • このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

一般的なブラック企業

非常に明確な定義はありませんが、以下のような特徴がある企業をさして使われます。

  • 賃金や残業代未払いなどの問題がある
  • パワハラ、セクハラなどの問題がある
  • ノルマが厳しい
  • 離職率が異常に高い
  • 業務に対する待遇が悪い

こうした企業をいかに避けていくかが、楽しく働いていけるかのポイントの1つです。

1.業界・職種での見分け方

ブラック企業は、あくまでの企業ごとの特徴です。

どんな業界や職種でもブラック企業はあります。

ただ、業界や職種によっては構造的にブラックになりやすいところがあります。

ブラックになりやすい業界

飲食業

アルバイトとして働いたことがある人もいるかと思うので、イメージがつかみやすいかと思います。

飲食業はブラックになりやすいです。

居酒屋やレストランもチェーン店では、単価の低いところも多く、構造的に利益が確保しにくくなっています。

とくに、社員になると人材採用が追いつかずに自分でシフトに入るようなこともあります。

宿泊業

宿泊業も同様です。

仕事自体は難しくありませんが、肉体労働でタフな環境になりやすいのと、給料も上がりにくいです。

とくに、中小のホテルや旅館は人材が足りていないところが多いです。

物流

物流もブラックになりやすいです。

ドライバーや引っ越し作業員などは、スキルがほとんどいらないため、給料が上がりにくいです。

また、中小企業も多く、体育会系的な組織が多いため、パワハラが定期的に取り上げられます。

保育士・介護

給料が問題になることが多いです。

政府により価格が決まっているため、そもそもの給料が低くなっています。

介護業などは何歳になっても働けますが、給料を上げることは非常に難しくなっています。

構造的な問題で、個人で解決するのは非常に困難です。

ブラックになりやすい職種

営業

一言で営業といっても会社による差が大きいですが、ブラックなところも多いです。

気合いの営業で飛び込みやテレアポをひたすらしたり、強烈なノルマがあったりします。

常に求人を募集しているような会社もあり、注意が必要です。

接客・販売

接客も飲食同様に給料が上がりにくく、労働時間が長くなりがちです。

店長になっても給料は30万円程度ということも珍しくありません。

SE(システムエンジニア)

エンジニアは人材不足で給料は非常に上がりやすいですが、全員がその恩恵を受けているわけではありません。

未だに中小企業では手取り20万円前後でサービス残業があるような会社もあります。

有名企業・大手が安心なわけではない

もう1つ注意が必要なのは有名企業・大手企業だから安心というわけではないということです。

東証一部の企業でも暴行されたり、暴言を言われたりするパワハラは存在します。

「知名度が高いから」、「名前を知っているから」と安易に決めてしまうと、失敗する可能性があるので注意しましょう。

2.求人での見分け方

求人の文言で危険な会社かどうかがわかります。

具体的には、以下の文言には注意が必要です。

  • 未経験歓迎・学歴・経歴不問
  • 若手活躍、20代活躍中
  • 成果主義、ノルマ無し
  • やりがい重視
  • 業務内容が曖昧
  • 求人が常に出ている
  • 大量採用

全体的にハードルが低そうなもの、過度に若者向けのもの、抽象的なもの、人の入れ替わりが早そうなものは注意が必要です。

ブラック企業では人が定着しないために、「誰でもいいから来てほしい」という考えでハードルを下げる傾向にあります。

大量に採用しているものや常に採用しているものも当然、注意が必要です。

こうした文言があったら、会社のことをしっかり調べましょう。

3.給料での見分け方

給料も重要な手がかりになります。

  • 給料が高すぎる
  • 給料が低すぎる
  • 給与の幅が大きい
  • 歩合、成果主義

給料が低い場合にはもちろんですが、高すぎる場合も注意が必要です。

給与の幅を300万~700万といった形で書いていても、実際にはその職種の人はほとんど300万円ということも多いです。

もし参考給料や給料の決まり方において、歩合などと書いてあったらそれも危ないでしょう。

4.面接での見極め方

面接のときにもチェックポイントはあります。

  • 面接が緩い
  • 面接が過度に厳しい
  • 面接官に違和感がある
  • 精神論が多い
  • 質問に具体的に答えない

面接も楽すぎるのものや圧迫が強い場合には危ないです。

面接官に関しては会社のカルチャーもありますが、社会人として違和感があるような人、質問などには気をつけたいです。

面接だけでは難しい部分も

面接に関しては、カジュアルな社風だったり、あえて面接で厳しめに対応したりする会社もあり、ブラックかどうかは判断が難しいです。

また、質問に対して直接、答えない場合もありますが、悪質な場合には嘘の情報を伝えられることもあります。

入社前は残業ほとんどなしのはずが、実際に入社するとサービス残業、休日出勤もあったという例もあります。

他のものと組み合わせて確認するようにしましょう。

5.内定後にチェックする

内定後のチェックも大事です。

本当に入社して大丈夫かをしっかり確認しましょう。

内定をもらった後であれば、面接のときに聞きづらかったようなことも聞きやすいです。

社員に会わせてもらう

一緒に働く人に会わせてもらうのは有効です。

もし会社の環境がネガティブであれば、意外と教えてもらえることがあります。

なによりも、相手が答えづらそうにしていたりすれば反応でもわかります。

労働時間をチェックする

契約で重要なのは、みなし残業や裁量労働制といった条件です。

残業代込みの給料で想像しているほど給料が高くなかったということもよくあります。

6.第三者の評価を確認する

自分で確認するのも大事ですが、他の人の評価も確認すると精度が上がります。

知り合い・同業の人に聞く

その会社に在籍している、在籍していた人がいたら聞いてみましょう。

同じ業界にいる人であれば、同業他社でも多少なりはうわさを聞いていることも多いです。

もとからの知り合いであれば、率直に教えてくれると思うので、ぜひ活用したいです。

口コミサイト

都合よく、周りに知り合いがいないという人もいるかと思います。

知り合いがいなくても使い勝手がいいのは、Vorkers転職会議などの口コミサイトです。

その会社に所属している人や所属していた人の評価が見られます。

辛辣に書かれているものもありますし、評判が悪い会社は悪い情報がしっかり載っています。

10名程度の会社ではちょっと厳しいかもしれませんが、100名以上の会社であれば、ほとんどのケースで口コミが見つかります。

自分も転職するときには必ずチェックします。

7.外部から見れるデータを調べる

他にも外部から手に入る情報があります。

就職四季報で調べる

企業の離職率や平均勤続年数などをまとめた本も出版されています。

こういったものもを見るのも1つです。

8.ブラック企業情報を参考にする

オンラインでブラック企業の情報をまとめたものもあります。

ここに載っていないからブラック企業ではないというわけではありませんが、参考にはなります。

厚生労働省のリスト

厚生労働省が労働基準関係法令に違反した企業を公表しています。

労働基準関係法令違反に係る公表事案(平成29年12月1日~平成30年11月30日公表分)

ブラック企業大賞

悪質なブラック企業をランキング付けしているものもあります。

毎年かなり話題にもなっています。

ブラック企業大賞

ブラック企業マップ

日本全国のブラックをマップにしてまとめたものもあります。

ブラック企業マップ

ブラック企業に入ってしまったら?

ブラック企業に入ってしまったらそのまま働き続けるのも1つです。

ただ、退職を考えようという人は早めに退職したほうがいいです。

若ければ若いほど選択肢は多いからです。

年齢と転職のハードル

一般的に年齢が上がるほど、選択肢は減っていきます。以下のようなイメージです。

年齢の転職への影響

  • 新卒(ポテンシャル超重視)
  • 既卒・第二新卒(ポテンシャル重視)
  • 30歳未満まで(専門性も考慮、未経験はここまで)
  • 35歳未満まで(高い専門性が必須、マネジメントも考慮)
  • 35歳以上(高い専門性やマネジメントが必須)

20代であれば未経験でも可能性があっても、30代になると経験がないと難しいです。

転職するのであれば、早めに動くとハードルがだいぶ下がります。

転職活動は在職中

もし、急いで退職をしたい事情がなければ、転職活動は在職中が基本です。

お金をもらいながら活動できるので、お金を心配して焦る心配もありません。

ベストな転職先を決めてから転職できるので、納得できるまで活動することができます。

おすすめは転職エージェントに相談することです。

自分がブラック企業から転職したときにも活用しました。

どうしても、焦りや不安の気持ちが強くなってしまいがちなので、冷静に第三者のアドバイスをもらうことが大事です。

大手の転職エージェントであれば、ブラック企業にまた転職するというのも避けやすいです。

ぜひ相談してみてください。

リクナビNEXTなどの転職サイトもあわせて活用しましょう。

さらに知っておきたいこと

ここでは、ブラック企業の見分け方・チェック方法を見てきました。

ポイントを押さえることで、外からでもブラック企業について調べることができます。

万が一、入社してしまった場合には、傷が浅い、若いうちに早めに転職するのも1つです。

ほかにもキャリアや転職に関するコンテンツがあります。こちらも合わせてどうぞ。

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