仕事を辞める・会社を辞めるのは逃げか勇気か?相談よりも決断すべき

仕事を辞める、会社を辞めるべきかどいうのは悩ましい問題です。

とくに、転職が初めてだったり、すぐに退職できない事情を抱えたりしているような場合にはより複雑です。

  • 今、会社を辞めるのは逃げなのではないか
  • 会社を辞める勇気が欲しい
  • 誰に相談すればいいかわからない
  • 何を基準に決断すればいいかわからない

このような疑問は多かれ、少なかれ誰しもが抱えているものです。

必要なのはあれこれと考えるよりも、シンプルに決断することなのですが、それが難しいというのもわかります。

ここでは、どのように会社を辞める決断をすべきか、そのために必要な思考方法をお伝えします。

会社を辞めるのは逃げなのか?

退職するときに多くの人が考えるのは、以下の2つではないでしょうか。

  • 本当に会社を退職するべきなのか
  • 今、退職するのがベストなのか

ここに悩むのが普通です。

その中で、「今辞めるのは逃げなんじゃないか」という思考をする人も多いです。

この逃げというのは難しい言葉で、客観的な定義がありません。

あなたの上司、後輩、自分、取引先などでその判断は異なるでしょう。

自分の基準で判断する

あまり人のことを気にしても仕方がありません。

判断は自分の基準で行う方がいいです。

最大公約数的なものを選ぶと、自分の基準とは乖離していきます。

  • 労働時間が少ない
  • 家から近い
  • 給料は高い
  • 役職は高い

基準が曖昧なほど、給料や労働時間、役職などのわかりやすいものに影響されます。

このすべてを満たすのが最高の仕事であればいいかもしれません。

でも、果たしてそうなのかを考えるほうがいいでしょう。

勇気が足りないという問題

人は知らないことに恐怖を感じます。

会社を辞めるという決断をする人はいますが、経験の頻度はそれほど高いわけではないでしょう。

明確な基準を持っている人でも転職するときに不安になるというのはよくあることです。

すでに3回会社を辞めた自分からできるアドバイスをいくつか紹介します。

  • ほとんどの人が会社を辞めるのは少なからず怖い
  • 怖いのは、辞める理由が間違っているからとは限らない
  • 同じ会社で働き続けるのがベストとは限らない
  • 違う会社で頑張ることで格段に活躍する人もいる
  • 今ある選択肢が1年後も同じようにあるとは限らない

自分は会社を何回か辞めたり、仕事をしていない期間もあったりするので慣れましたが、最初は大変でした。

適切な理由で辞める場合でも転職先が非常によくても怖いときは怖いものです。

あまり気にしすぎないのが重要かなと思います。

相談は有効だが、決めるのは自分

会社を辞めるにあたり、相談は有効です。

ただ、この相談も使い方を間違えるとよくありません。

もっともよくある間違いは、会社を辞めて経験が少ない人に聞くことです。

たとえば、親とか退職したことのない同僚などは、最悪の選択です。

一番いいのは、以下の2タイプの人です。

  • 転職について詳しい転職エージェント
  • 転職経験のある友人

理想的には、友人に自分のことを聞きつつ、転職エージェントなどから詳しく転職のことについて聞くのがいいでしょう。

  • 転職エージェントはあなたのことをそこまで知らない
  • 転職経験のある友人は、あらゆる転職に詳しいわけではない

ということを注意して話を聞くといいです。

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詳細を知りたい方はこちらもどうぞ。

辞める判断基準

基準は人によって異なるものですが、ある程度共通する要素もあります。

会社を辞めてから何をするかによっても違います。

ここでは、以下の3つのパターン別に考慮すべき要素についてみていきます。

  • ただ、退職する場合
  • 退職して別の会社に転職する場合
  • 退職して独立する場合

ただ、退職する場合

退職してからすることが決まってない場合の退職もあるかもしれません。

あまりお勧めはしませんが、この場合にポイントになるのは、2つです。

  • お金があるか
  • 年齢は若いか

十分なお金があって、20代という場合には選択肢としてはありだとは思います。

それ以外の場合にはおすすめをしないというスタンスですが、どうしてもブラック企業などで一度、逃げたほうがいい場合もあるかもしれません。

いずれ就職しようという人は、退職した後の転職についてはこちらでも書いたので、ぜひご覧ください。

転職する場合

転職する場合には、転職先を決めるのが第一です。

転職活動をすること自体にほとんどリスクはないので、この場合は決断よりも具体的な転職先が重要になります。

まず転職活動をしてみて、今よりもいい転職先が見つからなければ転職をしなければいいだけです。

ある程度の企業であれば、社内で異動するような方法もあります。

あらゆる選択肢を試してみるのがおすすめです。

自己分析はしっかりする

転職活動をする上では必ず分析を行うのが重要です。

しっかり分析をしておけば、同じような失敗を避けられますし、転職先を選ぶときの基準もクリアになります。

一般的に考慮したほうが良い要素は以下のようなものです。

  • 人間関係
  • 体調・うつ
  • 社風・働き方
  • 仕事内容
  • 役職
  • 人事制度・評価
  • 給料・待遇

自分にとってもっとも重要なのは何か、それぞれどんなものが自分にとっていいのかを考えておきましょう。

転職市場のことを知る

自分の都合もあれば、会社の都合もあります。

たとえば、年齢が上がったり、転職回数が増えたりすると転職においては不利になります。

あなたの職種の需要や目指す会社によっては難易度も変わります。

一番早いのは、dodaパソナキャリアでプロに相談する方法です。

キャリアは人によって違います。

転職回数が1回か2回かというだけでもだいぶ違いがありますし、営業かエンジニアかでも違いは大きいです。

こちらでも解説をしています。

独立する場合

独立する場合にも準備が大事です。

多くの独立した人が基準に上げているのは、生活の目処が立ったタイミングです。

副業などでテストし、生活できるだけの十分な収益が得られそうであればいいでしょう。

20代前半などで非常に若い場合には、いきなり行動してもいいかもしれませんが、ある程度の年齢では無謀です。

しっかり働きながら必要な能力・経験・お金などを蓄えるようにしましょう。

さらに知っておきたいこと

ここでは仕事を辞める、会社を辞める決断をどのようにすべきかということを見てきました。

逃げかどうかは主観的な問題で気にする必要はありません。

ただ、判断の方法を間違えてしまうのはもったいないです。

ほかにもキャリアや転職についてご紹介しています。こちらもあわせてどうぞ。

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