40代の転職はあなたが特殊なスキルや経験がない限り、相当厳しいです。
40代転職は総力戦です。使えるものはすべて活用して進めていきましょう。
若手のときと同じように進めてしまうのはNGです。
ここでは、40代の求人の探し方をおすすめ順に8種類見ていきます。
1.転職サイト
まず登録しておきたいのは転職サイトです。
40代向けの求人はどうしても減ってしまいますが、それでも多くの求人を探すことができます。
自分の経歴を登録しておけば、企業や転職エージェントからスカウトの連絡が来ることもあります。
リクナビNEXTやマイナビ転職などはとりあえず登録しておきましょう。
また、年収600万円以上の人はビズリーチやキャリアカーバーにも登録しておきましょう。
求人の種類が違いますし、スカウトも高年収のものが来ることもあり、登録しておいて損はありません。
100件応募して、面接まで進めるのが数件というのは珍しい話ではありません。
選考に通らないことはあまり気にする必要はありません。
2.転職エージェント
次が転職エージェントです。
求人探しだけでなく、おろそかになりがちな書類対策や面接対策もサポートしてくれます。
求人は非公開求人が多数ありますし、転職サポートに関しても多くの転職者をサポートするプロで信頼できます。
ポジションが高くなると、表立って公開できない案件も増えて、非公開求人が増えます。
また、自力で進めようとすると、書類や面接の対策はなかなか大変です。
経歴がよくても、書類や面接の対策がイマイチな人は本当に多いです。
活用するうえでの唯一のネックは40代になると、「紹介できる求人がない」とサポートを受けられない人も出てくることです。
彼らもビジネスなので、転職しやすい20代・30代がどうしても優先されるという側面はあります。
数あるエージェントの中でも比較的サポートされやすく、おすすめできる会社が以下の3つです。
とりあえず登録してみて、ダメだったらあまり気にしないようにしましょう。
ハローワークを活用します。
3.ハローワーク
ハローワークはミドルの味方です。
東京の人は、東京しごとセンター(ミドル)もおすすめです。
圧倒的な求人数に相談員と呼ばれるアドバイザーもいます。
公的な機関なので、どんな人でもサポートされます。
無料で使えることから求人数が多く、地域密着の求人も多数あります。
注意が必要なのは、求人の質と相談員の質に関してはばらつきがあることです。
求人はVorkersや転職会議などの口コミサイトで評判をチェックしたり、相談員は必要に応じて変えてもらったりするのが活用ポイントです。
4.人脈
今までの仕事人生で培った人脈を活用するのも有効です。
周りの人に伝えておいたり、ストレートに相談したりすることで、求人を紹介してもらえる可能性があります。
地域のコミュニティやイベントに出たり、同窓会などに出たりして少しずつ増やしていくのも重要です。
5.直接応募
企業のサイトから直接応募する方法もあります。
このときのポイントは、該当の求人がなくてもチャンスがありうるということです。
自分の興味度が高い企業に関しては、求人がない場合でも問い合わせなどから連絡することもできます。
履歴書や職務経歴書などの書類とは別に、提案書や自分をアピールする資料を送るのもありです。
非常に確率が高い方法ではありませんが、40代の転職はできることはやりつくすのがポイントです。
6.転職イベント
転職フェアのようなイベントもあります。
こうしたイベントは新卒や若者のイメージがあるかもしれません。
今は30代・40代の人も対象に入っているものもあります。
転職エージェントが主催するようなものでは、企業だけではなく転職エージェントにも相談できます。
dodaが主催するものがよくあります。
7.求人情報誌
求人情報誌を使う方法もあります。
求人情報誌は大手の場合にはオンラインでも調べられるため、転職サイトを活用する人はほとんど網羅できます。
地域限定、地元密着型に関しては、求人情報誌を活用する方法もあります。
8.新聞・業界紙
新聞や業界紙でも転職情報が手に入ることをご存知ですか?
検索性は低く、マッチングするかは運の部分もありますが、うまく見つかれば競合が少ないこともあります。
ニッチな業界や職種の場合には専門誌もありです。
転職サイトや転職エージェントよりは選考倍率が低いこともありえます。
さらに知っておきたいこと
ここでは、40代求人の探し方について見てきました。
優先順位順に紹介しましたが、できることはすべてやるという気持ちが大事です。
成功させるための魔法の方法はありません。
地道に行動を積み上げていきましょう。
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