年収1200万・手取り845万の生活実態!割合・税金・貯金・仕事に家賃・住宅ローンも

年収1,200万円というと、月収で100万円とかなり高年収です。

上場企業(約3,600社)の中でも相当に高い方で、平均年収が1,200万円を上回るのはわずか30社前後です。

そんな高年収の1,200万円の生活実態に関して見ていきます。

額面年収1,200万円の手取り金額

手取り年収・手取り月収はいくらか?

年収1,200万円でも実際に手に入る金額は845万円前後です。

年収は額面ともいわれる総支給額ですが、ここから

  • 税金(所得税、住民税など)
  • 社会保険料(健康保険、年金保険、雇用保険、介護保険)

が引かれます。

年収1,200万円の手取り金額は

  • 年収で約845万円
  • 月収で約70万円

となります。

税金(所得税・住民税)、社会保険料はいくらか?

年収1,200万円に対する具体的な税金や社会保険などの内訳を計算したものがこちらです。

月収 年収
額面 100.0 1,200.0
社会
保険
厚生年金
保険料
5.7 68.1
健康
保険料
4.9 58.2
雇用
保険料
0.3 3.6
介護
保険料
0.0 0.0
税金 住民税 7.9 95.2
所得税額 10.5 125.8
手取り 70.5 845.5

所得税、住民税、年金保険料などの負担が大きくなっています。

所得税は累進課税なので、年収が上がってくるとかなりインパクトがあります。

独身、東京の協会けんぽ、40歳未満というようないくつかの前提をおいていますので、人によって違います。

実際の手取りはもう少し多くなるかと思いますが、計算方法の詳細など興味がある方はこちらもどうぞ。

年収1,200万円の割合・年齢は?

年収1,200万円以上は男性・女性で高い?

年収1,200万円は男性でも女性でもどの年代でも年収は高い方の部類に入ります。

まず、国税庁のデータより計算すると年収1,200万円以上は、

    • 男性で4.8%
    • 女性で0.6%
    • 全体で2.9%

    男性の中でも上位5%以内、全体では上位3%程度と超上位層です。

    出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成

    年収1,200万円の年齢は?

    年収1,200万円程度だとすると年齢との関係性はどうなっているのでしょうか。

    厚生労働省と国税庁が年齢別の平均年収データを調査しているため、そちらをご紹介します。

    厚生労働省のデータ

    厚労省のデータに基づいて作成しましたが、どの年代で見てもかなり上位に入ることがわかります。

    とくに20代・30代は1%いるかいないかというレベルです。

    20代 30代 40代 50代 60代
    1000万円
    以上
    0.0 0.7 2.3 4.2 1.9
    1200万円
    以上
    0.0 0.4 1.3 2.2 1.2
    1500万円
    以上
    0.0 0.1 0.5 0.9 0.7

    出典:賃金構造基本統計調査をもとに作成

    国税庁のデータ

    全体と比較すると、どの年代でも平均が1,200万円になることはありません。

    男性でもっとも高い50代前半よりもかなり高い水準になります。

      40代前半
    (40~44)
    40代後半
    (45~49)
    50代前半
    (50~54)
    男性 563 633 661
    女性 392 299 296
    全体 460 494 504

    出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成

    年収1,200万円の平均貯金額と家賃相場

    年収1,200万円の平均預貯金・金融資産額

    預貯金額とそれ以外も含めた金融資産の2つを見ていきます。

    年収1,200万円前後ともなると、資産もかなり多くなっています。

    • 単身世帯では、平均で1億円を超える
    • 2人以上世帯では平均預貯金で2,000万円、平均金融資産4,500万円前後となる

    となっています。かなり資産の額が大きくなっています。

    年収1,200万円前後の平均預貯金・金融資産

    世帯 単身世帯 2人以上世帯
    年収
    1,000~
    1,200万円
    1,200
    万円~
    1,000~
    1,200万円
    1,200
    万円~
    平均
    預貯金
    464 5,307 1,111 2,082
    平均
    金融資産
    721 16,021 2,464 4,634
    金融資産
    中央値
    120 4,750 1,700 2,670

    手取り年収からの貯蓄率

    年収をどれくらい貯金・貯蓄に回して貯めているのかも見ておきましょう。

    単身世帯のほうが支出が少ない分、貯蓄比率も多いようです。

    • 単身世帯では25%で17万円前後
    • 2人以上世帯では17%で12万円前後

    の貯蓄をしているようです。

    一方で、単身世帯では2割前後が一切貯蓄をしていないようです。

    年収1,200万円前後の貯蓄比率

    単身世帯 2人以上世帯
    1,000~
    1,200万円
    1,200
    万円~
    1,000~
    1,200万円
    1,200
    万円~
    平均 22.0 28.0 15.0 19.0
    貯蓄
    しない
    33.3 16.7 7.0 9.8
    10%以下 16.7 5.6 21.8 12.2
    10%~20% 16.7 5.6 40.0 31.7
    20%~30% 0.0 22.2 13.9 20.7
    30%以上 33.3 50.0 14.0 22.0

    出典:『家計の金融行動に関する世論調査』 金融広報中央委員会

    年収1,200万円の家賃相場

    上で見たように年収1,200万円の手取り月収は70万円前後です。

    家賃は手取りの3割程度に収めたいところなので、20万円程度には収めましょう。

    とくに、夫婦や子供がいる家庭ではいかに家賃を抑えるかで生活が変わります。

    年収1,200万円の生活レベル・家計簿事情

    実際に項目ごとに生活費の内訳はどうなっているのでしょうか?

    世帯ごとに独身、二人暮らし、子供1人、2人と見てみましょう。

    一人暮らし・独身の生活費・家計簿

    簡単なシミュレーションをすると、このようになります。

    収入 給料 70万円
    固定費 家賃 20万円
    通信費 1万円
    光熱水費 1万円
    変動費 食費 8万円
    交際費 4万円
    趣味 2万円
    服・日用品など 4万円
    貯金 30万円

    家賃次第では相当貯金ができそうです。タワーマンションに住めるレベルです。

    よほど散財しない限り、お金は貯まっていくでしょう。

    趣味がある人は趣味にも使えますし、交際費や食費に回しても十分に貯金できる範囲です。

    とくに趣味がないという方は、Pairswithなどのマッチングアプリもおすすめです。

    気がついたらどんどん時間は経っていきます。時間に余裕があるうちに動いておいた方がいいです。

    二人暮らし・夫婦の生活費・家計簿

    二人暮らしの場合でも多少ぜいたくができるレベルです。

    収入 給料 70万円
    固定費 家賃 15万円
    通信費 1.5万円
    光熱水費 1.5万円
    保険 2万円
    変動費 食費 7万円
    交際費 4万円
    趣味 2万円
    服・日用品など 2万円
    貯金 35万円

    子供がほしい方はしっかり貯金をしておきましょう。子供がいない世帯では余裕があります。

    たまに海外旅行に行ったり、家や車を買ったりしてもそこまで問題ないでしょう。

    子供1人・2人・3人以上の生活費・家計簿

    3人家族、4人家族になると、子供の出費がどんどん増えます。

    保険なども考えたほうがいいでしょう。子供2人の場合にはこんなイメージです。

    収入 給料 70万円
    固定費 家賃 20万円
    通信費 1.5万円
    光熱水費 1.5万円
    保険 2万円
    変動費 食費 8万円
    交際費 2万円
    教育費 5万円
    趣味 3万円
    服・日用品など 2万円
    貯金 25万円

    家と子供をどうするか?

    上の例では結構、貯金できるように思うかもしれません。

    ポイントになるのは家と子供です。乱暴に分けるとこのようになります。

    • 住宅+子供2人はやや節約が必要
    • 住宅+子供1人はやや余裕ありだが、ぜいたくはできない
    • 住宅なし+子供2人はやや余裕ありだが、老後不安

    年収1,200万円あっても子供と家次第ではすごい余裕があるというわけではないです。

    たとえば、子供2人を育てる場合には、公立・私立にもよりますが、2,000万円~3,000万円かかります。

    すべて公立で2,000万円だとして、年に200万円貯めても10年かかります。

    住宅ローンが少し高くなってしまうとそれだけでも厳しいでしょう。

    自分がどれくらいの生活レベルにしたいかを考えたほうがいいです。

    年収1,200万円のマイホーム・住宅ローン事情

    ローンは可能か不可能かでいうともちろん可能です。

    ただ、子供や老後も含めて慎重に計算しましょう。

    世間的に年収1,200万円は高いほうですが、実はぜいたく三昧できるレベルではないです。

    5,000万円、6,000万円も可能か?

    とくに子供がいる場合には、住宅ローンをしっかり考えないと危険です。

    ローンはただの借金で、5,000万円を借りると返済額は金利・期間によっては6,000万円近くになります。

    いくらなら借りれますか? という非本質的な話題がありますが、あなたの生活費次第です。

    いくらなら可能かどうかということではなく、実際に無理せず返せるかどうかを考えましょう。

    そもそも本当にどうしても家が必要なのかも考えましょう。

    年収1,200万円の車・ローン事情

    車に関しては住宅ほど厳しくはありません。維持費と購入費をあわせて考えます。

    車は維持費(税金、保険、ガソリン、駐車場)だけでも1~2万円かかります。

    購入もローンにした場合には、金利もありますし、月々の生活費をさらに圧迫します。

    家、車、子供2人となると、注意が必要なので、計画するようにしましょう。

    年収1,200万円の結婚・婚活は?

    年収1,200万円というと婚活においてもかなりモテそうなイメージがあります。

    興味深いデータがあるので、ご紹介します。

    20代・30代の年収ごとの婚姻・交際状況

    国土交通省で、年収別の婚姻・交際状況のデータがあります。

    年収1,000万円までは年収と比例して結婚している人が多いですが、1,000万円以上の場合には減っています。

    恋人を作る暇がないくらい忙しいのか、あえて1人に絞る必要がないのかもしれません。

    600~
    800万円
    800~
    1,000万円
    1,000万円
    以上
    既婚 35 44 28
    未婚
    恋人あり
    25 28 28
    未婚
    恋人なし
    29 18 42
    未婚
    交際経験
    なし
    11 10 2

    出典:国土交通省 国土交通白書

    年齢別の結婚率

    国勢調査では、年齢別の結婚率が調査されています。

    女性も男性も30代前後で半数程度が結婚し、その後も結婚している比率はどんどん上がっていきます。

    年齢 結婚率 男性 女性
    20歳 5.5% 5.4% 5.7%
    25歳 23.1% 19.7% 26.7%
    30歳 53.7% 48.0% 59.6%
    35歳 68.6% 63.3% 74.0%
    40歳 74.7% 69.7% 79.9%

    出典:国勢調査

    年収1,200万円の仕事・年収を増やす方法

    節約する方法は見ましたので、収入をさらに増やす方法を考えましょう。

    資産運用で増やす

    一定の貯蓄があるのであれば、お金でお金を儲ける方法もあります。

    自分で株式の取引を行う場合には、DMM楽天証券で口座を開いておきましょう。

    自分で株式はちょっと、という方は、投資信託などもありです。

    三井住友アセットマネジメントの投資信託やウェルスナビのロボットアドバイザーは、ほとんど手間がかかりません。

    副業で増やす

    本業の忙しさや業務の内容にもよりますが、副業で稼ぐことも可能です。

    営業や経理、事務などは難易度が高いですが、エンジニアやデザイナー、Webマーケティングなどはやりやすいです。

    別記事でも説明しているので、どうぞ。

    参考:フリーランスの仕事を徹底解説!種類・始め方・案件獲得・注意点まで

    ふるさと納税で節税

    年収1,200万円前後の場合には、ふるさと納税で節約できる金額は20万円程度です。

    実際にもらえる商品はいいものでも10万円前後のものでしょう。

    家計の足しになるほどではありませんが、節税方法の1つです。

    転職をして増やす

    年収を1,200万円以上にする場合には、求人もかなり限られてきます。

    注意したいのは、転職によって給料が下がる可能性もあることです。

    一般的な転職サイトや転職エージェントよりもハイクラス専門のサイトやエージェントをうまく活用しましょう。

    求人の探し方を工夫する

    年収1,000万円以上の人は応募できる企業が大きく変わります。

    なぜかわかりますか?

    転職をしたことがある人もない人もリクナビNEXTマイナビは聞いたことがあると思います。

    こうしたサイトは万人向けの転職サイトなので、求人も玉石混交です。

    企業からスカウトが来ても、一斉送信のコピペのようなものもあります。

    これが年収が1,000万円以上になると、ハイクラスの転職サイト・エージェントに登録しやすくなります。

    具体的には、ビズリーチCAREERCARVERJAC Recruitmentなどです。

    検索できる求人の質もスカウトで来る求人もまったく違います。

    年収1,000万円以上の求人も多数あります。

    ベンチャー企業の経営陣のポジションや外資大手企業のスカウトなども来ます。

    自分で登録して、レジュメを埋めておくと、あなたの現実的な市場価値もわかります。

    転職エージェントに相談する

    もう1つは転職エージェントを活用することです。

    求人のレベルが上がると、このような理由で難易度が上がります。

    • 非公開求人が増える
    • マッチングがしにくくなる
    • 選考もシビアになる

    「うちの会社で副社長を募集します!」という求人広告を見たことないですよね?

    ポジションが上がると表に出せない情報が増えます。

    専門性も上がるので、自分にぴったり合う求人も少ないです。

    選考もある程度のポジションであれば、企業側も力を入れてチェックします。

    このすべてで、あなたの成功をバックアップしてくれるのが転職エージェントです。

    彼らは非公開求人を扱い、あなたに合った求人を探し、受かるためのアドバイスもしてくれます。

    転職エージェントの人は、毎日のように新しい人と会い、転職のアドバイスをしています。

    せいぜい数回しか転職を経験しない人からすると、彼らは力強い戦力です。

    僕も自力で探した企業を3ヶ月で退職してしまい、慌てて相談して再就職したこともあります。(次の企業は大丈夫でした)

    いくつかおすすめのエージェントを紹介します。

    自分の場合には、ハイクラス転職サイトとしても使えて、エージェントからのスカウトも来るので、ビズリーチを活用しています。

    複数活用してみて、一番合ったところと転職を進めていきましょう。

    ハイクラスの転職に強いのは、以下の3社です。

    重要なのは、実際にレジュメを登録したり、転職エージェントに会ったりして動いてみることです。

    転職は年齢との勝負で30歳・35歳・40歳とタイミングによって選択肢の数が大きく変わります。

    少しでも早く動き出しましょう。

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    そのまま、応募ができたり、企業から連絡が来たりします。こちらもどうぞ。

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    さらに知っておきたいこと

    ここでは、年収1,200万円の生活実態をご紹介しました。

    お金だけが重要なわけではありませんが、少し収入が増えるだけで、キャリアの選択肢は格段に増えます。

    ほかにもキャリアやお金に関するコンテンツが多数あります。こちらもあわせてどうぞ。

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