年収500万・手取り382万の実態!結婚・貯金・家賃・車・住宅ローンに仕事

年収500万円というと、子供1人で家を買うにあたっては最低レベルくらいです。

家庭によっては子供2人の4人家族というところもあります。

年収500万円の実態をお金を中心に結婚や仕事まで見ていきます。

額面年収500万円の手取り金額

手取り年収・手取り月収はいくらか?

年収500万円でもそのままの金額が手に入るわけではありません。

年収は額面ともいわれる総支給額ですが、ここから

  • 税金(所得税、住民税など)
  • 社会保険料(健康保険、年金保険、雇用保険、介護保険)

が引かれます。

年収500万円の手取り金額は

  • 年収で約382万円
  • 月収で約32万円

となります。

所得税、住民税、社会保険料はいくらか?

年収500万円に対する具体的な税金や社会保険などの内訳を計算したものがこちらです。

  月収 年収
額面 41.7 500.0
社会
保険
厚生年金
保険料
3.8 45.0
健康
保険料
2.0 24.4
雇用
保険料
0.1 1.5
介護
保険料
0.0 0.0
税金 住民税 2.7 31.8
所得税額 1.2 14.3
手取り 31.8 381.6

年金保険料、住民税、健康保険料、所得税などの負担が大きくなっています。

単身世帯、東京の協会けんぽ、40歳未満というようないくつかの前提をおいていますので、人によって違います。

実際には手取りはもう少し多くなるかと思いますが、計算方法の詳細など興味がある方はこちらもどうぞ。

年収500万円の割合・年齢は?

年収500万円は男性・女性で高い?

国税庁のデータより計算すると年収500万円未満は、

  • 男性で58.8%
  • 女性で89.3%
  • 全体で71.4%

男性・女性・全体において高いほうだとわかります。

出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成

年収500万円は20代・30代・40代で高い?

年収500万円程度だとすると年齢との関係性はどうなっているのでしょうか。

国税庁とdodaが年齢別の平均年収データを調査しているため、そちらをご紹介します

国税庁のデータ

国税庁のデータは、結婚や出産に伴って女性が働き方を変えたもの(パートなど)も含むため、平均が下がる傾向にあります。

男性で見ると30代後半ですが、全体で見ると40代後半の年収水準です。

  30代後半
(35~39)
40代前半
(40~44)
40代後半
(45~49)
男性 512 563 633
女性 300 392 299
全体 433 460 494

出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成

dodaの平均年収データ

dodaの場合には正社員限定でフルタイム中心なのでやや高めに出ます。

男性の場合には35歳前後、全体で見ると40歳近くになります。

30代前半までで年収500万円の人は高いといえるでしょう。

年齢 35歳 36歳 37歳 38歳 39歳
男性 502 513 520 527 545
女性 390 393 401 393 396
全体 468 475 483 485 501

年収500万円の平均貯金額と家賃相場

年収500万円の平均預貯金・金融資産額

預貯金額とそれ以外も含めた金融資産の2つを見ていきます。

年収帯によっても違いますが、500万円をちょうど間くらいとすると、

  • 金融資産では一人あたり200~300万円以上
  • 単身世帯の平均で1,000万円超え

となっています。

世帯
種別
単身
世帯
2人以上
世帯
年収帯 300~
500万円
500~
750万円
300~
500万円
500~
750万円
平均
預貯金
388 981 586 596
平均
金融
資産
789 2,156 1,027 1,138
金融
資産
中央値
154 869 400 520

手取り年収からの貯蓄率

年収をどれくらい貯金・貯蓄に回して貯めているのかも見ておきましょう。

単身世帯のほうが支出が少ない分、貯蓄比率も多いようです。

  • 単身世帯では20%で4万円前後
  • 2人以上世帯では10%で2万円前後

の貯蓄をしているようです。

  単身世帯 2人以上
世帯
世帯種別 300~
500万円
500~
750万円
300~
500万円
500~
750万円
平均 17 22 7 11
貯蓄していない 19.7 8.8 35.2 16.5
~10% 13.9 10.5 23 28.4
10~20% 26 28.7 23.9 30.9
20~30% 17 18.1 8.2 11.7
30%~ 23.5 33.9 4.1 8.3

出典:『家計の金融行動に関する世論調査』 金融広報中央委員会

年収500万円の家賃相場

上で見たように年収500万円の手取り月収は32万円前後です。

家賃は手取りの3割程度に収めたいところなので、多くても9~10万円程度に収めましょう。

とくに、夫婦や子供がいる家庭ではいかに家賃を抑えるかが重要になります。

年収500万円の生活レベル・家計簿事情

実際に項目ごとに生活費の内訳についても見ていきます。

独身、2人暮らし、3人家族、4人家族の順番で見ます。

一人暮らし・実家暮らしの生活費・家計簿

簡単なシミュレーションをすると、このようになります。

収入 給料 32万円
固定費 家賃 9万円
通信費 1万円
光熱水費 1万円
変動費 食費 5万円
交際費 3万円
趣味 2万円
服・日用品など 3万円
貯金 8万円

家賃は9万円程度であれば問題なさそうです。

趣味がある人は趣味にも使えますし、交際費や食費に回しても十分に貯金できる範囲です。

とくに趣味がないという方は、Pairswithなどのマッチングアプリもおすすめです。

気がついたらどんどん時間は経っていきます。時間に余裕があるうちに動いておいた方がいいです。

二人暮らし・夫婦の生活費・家計簿

2人暮らしの場合でもぜいたくをしなければ、十分貯金は可能です。

収入 給料 32万円
固定費 家賃 8万円
通信費 1.5万円
光熱水費 1.5万円
保険 1万円
変動費 食費 6万円
交際費 2万円
趣味 2万円
服・日用品など 2万円
貯金 8万円

しっかり貯金をしておいて、子供や老後に備えておくのも重要です。

「ちょっと、使いすぎてるかな…」と思う方はマネーフォワードなどの家計簿アプリを使いましょう。

やりすぎは注意ですが、レシートをカメラで撮るだけですし、お金を使うたびに意識するようになるので、出費は減ります。

子供1人・2人・3人以上の生活費・家計簿

3人家族、4人家族になると、子供の出費がどんどん増えます。

保険なども考えたほうがいいでしょう。

収入 給料 32万円
固定費 家賃 8万円
通信費 1.5万円
光熱水費 2万円
保険 1.5万円
変動費 食費 6万円
交際費 2万円
教育費 2万円
趣味 2万円
服・日用品など 2万円
貯金 5万円

上の例では、車のローンや維持費は想定していません。

車を購入する場合には維持費でも月に2~3万円程度(駐車場、ガソリン、保険、税金など)かかりますので、注意しましょう。

教育費も公立だからといって一切お金がかからないわけではありません。

大学に行かせるとしたら国立でも250万円程度、私立なら500万円程度かかります。

私立であれば、毎月5万円の貯金でも500万円貯めるには8年、2人分であれば、16年かかります。

もちろん、子供2人以上も不可能ではないですが、自分がどれくらい節約に耐えられるかを考えたほうがいいです。

年収500万円のマイホーム・住宅ローン事情

ローンは可能か不可能かでいうと、金額によっては可能です。

ローンはただの借金で、3,000万円を借りると返済額は金利・期間によっては4,000万円近くになります。

個人的にはかなり無謀だと思いますが、どうしても購入したい場合には頭金や金額を考えましょう。

借入金は年収の5倍までといわれることもありますが、かなりギリギリになるため、気をつけてください。

年収500万円の車・ローン事情

車に関しては住宅ほど厳しくはありません。維持費と購入費をあわせて考えましょう。

車は維持費(税金、保険、ガソリン、駐車場)だけでも1~2万円かかります。

購入もローンにした場合には、金利もありますし、月々の生活費をさらに圧迫します。

たとえば、車両価格50万円の車を4年(48ヶ月)ローンで購入します。

金利や諸経費を無視しても、車代で月1万円、維持費で月1万円で合計2万円かかります。

実際の生活に合わせて調整しましょう。

年収500万円の結婚・婚活は?

上で見たように、夫婦だけで暮らす分には問題ありませんが、子供に住宅、車となると注意が必要です。

子供が欲しい場合には、ぜいたくは難しいことを知っておきましょう。

共働きや副業を含めた収入を上げる方法や節約方法を考える必要があります。

参考までに年収別、年齢別の結婚事情のデータも紹介します。

20代・30代の年収ごとの婚姻・交際状況

国土交通省で、年収別の婚姻・交際状況に関しての調査があります。

年収が上がるほど、結婚している比率が上がっています。

200~
300万円
300~
400万円
500~
600万円
既婚 14.6 26 36.3
未婚
恋人あり
31.2 29 20.8
未婚
恋人なし
32.4 29.3 33.2
未婚
交際経験なし
21.8 15.7 9.7

出典:国土交通省 国土交通白書

年齢別の結婚率

国勢調査では、年齢別の結婚率が調査されています。

女性も男性も30代前後で半数程度が結婚し、その後も結婚している比率はどんどん上がっていきます。

年齢 結婚率 男性 女性
20歳 5.5% 5.4% 5.7%
25歳 23.1% 19.7% 26.7%
30歳 53.7% 48.0% 59.6%
35歳 68.6% 63.3% 74.0%
40歳 74.7% 69.7% 79.9%

出典:国勢調査

年収500万円の仕事・年収を増やす方法

投資・ふるさと納税よりも仕事

年収500万円前後の場合には、投資によって得られる金額も、ふるさと納税で節約できる金額(6万円分程度)もあまり大きくはありません。

一番、効果的なのは収入の高い仕事に就くことです。

残念ながら給料の上がりにくい仕事はあります。仕事の付加価値が低いものです。

それは、そもそも儲かっていない業界で働いていたり、誰にでもできる仕事だということです。

こういった仕事は給料が低いだけでなく、仕事の中で得られるスキル・経験が増えにくく、長期的にも上がりにくいことが多いです。

逆にいうと、儲かっている業界で働いたり、スキル・経験が増えていく仕事をしたりすることで増やすことができます。

あなたの努力とは関係なく、適切な会社や仕事を選ぶことが短期的にも長期的にも収入を上げる鍵です。

転職という選択肢

転職は非常に効果的な方法ですが、2つほど注意が必要です。

  • 年齢が上がるほど難しくなる
  • 転職回数が増えるほど難しくなる

年齢は少しでも若く

1つ目は年齢で、20代はポテンシャルが評価されますが、30代以降は実績や専門性が重視されます。

30代前半は多めに見てもらえることもありますが、35歳が一つの目安で、そこまでに専門性や実績がないとかなり厳しくなります。

少しでも早いほうがいいです。

転職回数は少しでも少なく

もう1つ重要なものは転職回数です。転職回数が増えると、書類が通りづらくなります。

2回を超えると、とくに影響が大きいですが、1社あたりの在籍期間でも3年~5年程度が目安でしょう。

これを踏まえた上で、成功する転職には2つのポイントがあります。

在職中に転職活動をする

よくある失敗のパターンがいきなり会社を退職してしまうことです。

僕も経験がありますが、退職すると経済的にも精神的にも不安定な状態になります。

転職はうまくいけばすぐに決まりますが、予想以上に時間がかかることもあります。

焦って決めないようにしましょう。

転職エージェントに相談する

もう1つのよくある失敗パターンは、家族や友人にだけ相談するパターンです。

彼らは転職のプロではありません。客観的に見れなかったり、限られた経験をもとに誤ったアドバイスをされたりすることはあります。

転職の進め方次第で、成功確率は大きく変わります。

一般的には、このような失敗が非常に多いです。

  • 応募数ばかり増えて、選考が進まない
  • 自分にぴったりの求人を見逃す
  • 自分の市場価値がわからず、高すぎるものや低すぎるものを受け続けてしまう
  • 自分を書類や面接でうまくアピールできない
  • 内定後の年収の交渉を失敗する
  • ブラック企業や労働条件の悪い会社に入社する

僕自身も失敗したことがあります。

自力で探した企業に入社したところ、労働条件が話と違っていて、3ヶ月で退職したことがあります。

そこから、転職エージェントに相談して、慌てて再就職しました。

このような失敗を犯さないためにも、転職のプロにサポートしてもらうのは必須です。

転職エージェントの人は、毎日多くの人をサポートしています。

いろんな成功パターンや失敗パターンを見ていますし、タイプごとにどのように進めるといいのか、注意する点はなんなのかを把握しています。

少しでも成功確率を上げるためにも、転職エージェントのアドバイスを絶対に受けましょう。

いくつかおすすめの転職エージェントを紹介します。

さらに知っておきたいこと

ここでは、年収500万円の生活実態をご紹介しました。

お金だけが重要なわけではありませんが、少し収入が増えるだけで、キャリアの選択肢は格段に増えます。

ほかにもキャリアやお金に関するコンテンツが多数あります。こちらもあわせてどうぞ。

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