履歴書は御社・貴社のどっち?面接では御社・貴社?間違いを避けよう

御社と貴社の使い分けを覚えていますか? とくに貴社は普段、あまり使わないため、わかりにくいという気持ちもわかります。

履歴書の場合には貴社、面接の場合には御社と使うのが基本です。ここでは、御社と貴社の使い分けに関して詳しく見ていきます。

文面は貴社、口頭は御社

基本的にこれだけ覚えておけばいいでしょう。履歴書だけでなく、職務経歴書やメールにおいても貴社を使います。

面接の場合には、御社を使いましょう。同じ内容を伝えるにも言葉が違うのでややこしいですが、覚えておきましょう。

会社ではない場合

たとえば、学校の場合には御社・貴社ではなく、御校・貴校となります。銀行の場合には、御行・貴行です。

会社以外の場合には、どのような名称になるかを確認しておきましょう。

自分の会社・学校はどう呼ぶか

会社の場合には弊社というのが一般的です。自分の学校の場合には母校や卒業校・卒業大学という言い方もあります。

ただ、どちらも卒業しているような印象を与えるので、まだ通っている場合には、当校や私の大学などと言うのがいいでしょう。

覚えておきたい敬語

学校でも習いますが、敬語を正しく使えていない人は結構多いので、簡単に確認しましょう。

  • 丁寧語(です、ます)
  • 尊敬語(相手を敬う)
  • 謙譲語(自分がへりくだる)

丁寧語

1つ目の丁寧語は今回、取り上げた御社・貴社なども含まれます。です・ますなども丁寧語です。

よくコンビニなどで使われる「○○になります」という表現は間違いです。正確には「○○です」あるいは「○○でございます」と言います。

敬語が使えない・タメ口だという言葉が使われることはありますが、丁寧語が使えないことを指すことがほとんどです。

尊敬語

2つ目の尊敬語は相手の立場を上げるものです。相手の行動にしか使いません。食べるの場合には、召し上がる、お食べになるなどがあります。

「○○さんがお食べになった」とは言いますが、「召し上がってもいいでしょうか」とは言いません。

謙譲語

自分の行動に対して使うのは3つ目の謙譲語で、食べるの場合にはいただくです。「いただいてもよろしいでしょうか」などと言うのが正しいです。

迷ったときには、尊敬語は「お○○になる」や「○○られる」、謙譲語は「○○させていただく」などとすると敬語になります。

さらに知っておきたいこと

履歴書は記載する項目が少ないので、一つ一つ慎重に書きたいところです。とくに志望動機などの自由記述欄はよく見られますので、こうしたこまかい言葉遣いも間違えずに書きましょう。

履歴書の全体的な書き方についてはこちらで紹介しています。

プロのサポートを受けましょう

履歴書や職務経歴書などの選考書類はこまかいルールやマナーが多いです。

また、書類選考だけではなく、書類選考通過後の面接でも参考にされる重要な資料です。

ここで、ベストな志望動機や自己PRを選ばないと後から修正するのは困難ですし、その選考対策の方法も企業ごとに異なります。

自分で対策するのは構いませんが、自分一人で考えるよりもプロのサポートを得て効率的に進めましょう。

僕も3回転職をしていますが、転職のときには必ず転職エージェントに登録します。

それは彼らから提供される転職市場の話や選考に関するアドバイスが非常に有用だからです。転職サイトでも求人は探せますが、アドバイスをくれる人はいません。

書類で落ちても、面接で落ちてもフィードバックはもらえません。転職エージェントの場合には落ちた理由に関してもわかります。

いいエージェントであれば、あなたが直接応募をして落ちたところでも選考に進めることもあります。

選考対策に強い転職エージェントをいくつか紹介しますので、最低2社、可能であれば3社ほど登録してみて合ったところを活用していきましょう。

それぞれの強みはありますが、一番はエージェントとの相性です。もっとも合う人とコミュニケーションをしていきましょう。

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