履歴書は和暦・西暦のどちらでも問題ありません。履歴書全体をどちらかで統一しましょう。
履歴書はなにかとこまかいルールがあり、PCよりも手書きがいいとされることもあり、必ずしも合理的ではありません。
和暦ですと計算が必要なこともあり、なかなか手間がかかるので、迷ったら西暦を使ってしまいましょう。
ここでは、和暦・西暦を使用するときの注意と簡単な計算方法、早見表をご紹介します。
目次
和暦・西暦の注意点
西暦を使う場合
- 省略しない
- 漢数字を使わない
- (PCの場合)半角が一般的
西暦はそのまま書きます。2003年であれば、2003年と書きましょう。03年、二〇〇三年といった書き方はしません。
半角・全角に明確な指定はありませんが、こちらも文書内で統一しましょう。ビジネス文書では半角を使われることが一般的なので、半角をおすすめします。
和暦を使う場合
- 省略しない
- 漢数字は使わない
- 計算ミスしない
和暦も省略したり、漢数字を使ったりはしません。平成20年といった形で書きます。H20や平成二十年という書き方はしません。
こちらも数字は算用数字で半角で書きましょう。
和暦・西暦の計算方法
簡単に計算できる方法をそれぞれご紹介します。
昭和の場合(1989年以前)
- 計算方法:年号の下二桁 - 25 で和暦になります。
- 例(1980年):19 80 – 25 = 昭和55年
平成の場合(1989年以降)
- 計算方法:年号の下二桁+ 12 で和暦になります。
- 例(2000年):20 00 + 12 = 平成12年
和暦・西暦の早見表
計算するのが面倒だという方はこちらの早見表をどうぞ。
昭和35年 | 1960年 | 平成1年(1月8日以降) | 1989年 |
昭和36年 | 1961年 | 平成2年 | 1990年 |
昭和37年 | 1962年 | 平成3年 | 1991年 |
昭和38年 | 1963年 | 平成4年 | 1992年 |
昭和39年 | 1964年 | 平成5年 | 1993年 |
昭和40年 | 1965年 | 平成6年 | 1994年 |
昭和41年 | 1966年 | 平成7年 | 1995年 |
昭和42年 | 1967年 | 平成8年 | 1996年 |
昭和43年 | 1968年 | 平成9年 | 1997年 |
昭和44年 | 1969年 | 平成10年 | 1998年 |
昭和45年 | 1970年 | 平成11年 | 1999年 |
昭和46年 | 1971年 | 平成12年 | 2000年 |
昭和47年 | 1972年 | 平成13年 | 2001年 |
昭和48年 | 1973年 | 平成14年 | 2002年 |
昭和49年 | 1974年 | 平成15年 | 2003年 |
昭和50年 | 1975年 | 平成16年 | 2004年 |
昭和51年 | 1976年 | 平成17年 | 2005年 |
昭和52年 | 1977年 | 平成18年 | 2006年 |
昭和53年 | 1978年 | 平成19年 | 2007年 |
昭和54年 | 1979年 | 平成20年 | 2008年 |
昭和55年 | 1980年 | 平成21年 | 2009年 |
昭和56年 | 1981年 | 平成22年 | 2010年 |
昭和57年 | 1982年 | 平成23年 | 2011年 |
昭和58年 | 1983年 | ||
昭和59年 | 1984年 | ||
昭和60年 | 1985年 | ||
昭和61年 | 1986年 | ||
昭和62年 | 1987年 | ||
昭和63年 | 1988年 | ||
昭和64年(1月7日まで) | 1989年 |
さらに知っておきたいこと
年号は迷ったら間違いにくい西暦を使いましょう。ミスが少ないことであなたの履歴書はより魅力的に見えます。
履歴書の全体的な書き方についてはこちらで紹介しています。
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“履歴書の年号の書き方!和暦・西暦のどちらがいいか?計算式・早見表も” への1件のフィードバック