ここでは、履歴書の基本情報の書き方についてご紹介します。
基本情報に関しては工夫の余地はないので、シンプルにマナーを守って、正しく書くのが重要です。
目次
日付の書き方
- 面接に持っていく場合には当日、メールや郵送の場合には送付日を記載
- 和暦(昭和や平成など)・西暦は履歴書全体でどちらかに統一
日付はあまりに前ですと、使いまわしているかの印象も受けかねません。あらかじめ書いておく場合にも日付だけは空欄にしておくのが基本です。
氏名・名前の書き方
- 氏名は性と名を空ける
- ふりがなはひらがなで、フリガナはカタカナで書く
手書きの場合には、わかりやすく楷書で書きましょう。
性別の書き方
- 男性・女性のいずれかに丸をつける
- パソコンの場合には、丸の記号でどちらかを囲む
LGBTの方の場合には悩ましいですが、性別欄がないものを使うのも1つかもしれません。
印鑑・押印の対応
- 印鑑の欄がない場合には不要
- 印鑑欄がある場合には、まっすぐ丁寧に押す
国家基準でもあるJIS規格の履歴書でも印鑑の対応は不要となっています。うまく押せないで、書き直すリスクなども考えると押さないほうが懸命です。
どうしても印鑑欄のあるフォーマットを使わなくてはいけないという場合には、押しましょう。シャチハタではなく、認め印がいいとされています。
100円ショップで売っている三文判と呼ばれるもので問題ありません。
生年月日・満年齢の書き方
- 和暦・西暦をほかのものと統一して書く
- 年齢の満年齢というのは、一般的にあなたが人に聞かれたときに答える年齢を書く
満年齢は聞き慣れないかもしれませんが、普段答えている年齢で構いません。この場合には、履歴書の日付時点での年齢です。
証明写真は重要
- スーツでフォーマルな服装
- 口角は上げるが、歯を見せない
- できれば、プロに撮ってもらう、スマホ自撮りはNG
- 3ヶ月以内に撮影したもの
- サイズは縦3.6~4.0cm、横2.4~3.0cm
基本情報の中で唯一というくらい重要な情報です。履歴書の中でも必ず目がいきます。
いわゆる就活的な服装・メイクで、好印象を与えられるようにしましょう。プロに撮ってもらいたいところですが、証明写真でもいいです。
別の記事でも取り上げていますので、あわせて見てみてください。
転職の履歴書写真は超重要!サイズとマナーを守って証明写真でも差別化
住所・連絡先・緊急連絡先
- 都道府県名からマンション名まですべてを書きます
- ふりがなもしっかり書きましょう(漢字部分のみ)
- 連絡先は住所と違う場合に記載、一緒の場合には「同上」と記載
住所は略さずに書きましょう。
電話番号・メールアドレス
- 電話番号は携帯電話でOK(連絡が取りやすい番号
- メールアドレスは、会社アドレスは厳禁。フリーメールはOK
電話番号やメールアドレスは連絡が取りやすいことが大前提です。携帯電話番号やフリーメールでもまったく問題ありません。
メールアドレスはアルファベットが読みにくいことがあるため、わかりやすく書きましょう。
さらに知っておきたいこと
プロのサポートを受けましょう
履歴書や職務経歴書などの選考書類はこまかいルールやマナーが多いです。
また、書類選考だけではなく、書類選考通過後の面接でも参考にされる重要な資料です。
ここで、ベストな志望動機や自己PRを選ばないと後から修正するのは困難ですし、その選考対策の方法も企業ごとに異なります。
自分で対策するのは構いませんが、自分一人で考えるよりもプロのサポートを得て効率的に進めましょう。
僕も3回転職をしていますが、転職のときには必ず転職エージェントに登録します。
それは彼らから提供される転職市場の話や選考に関するアドバイスが非常に有用だからです。転職サイトでも求人は探せますが、アドバイスをくれる人はいません。
書類で落ちても、面接で落ちてもフィードバックはもらえません。転職エージェントの場合には落ちた理由に関してもわかります。
いいエージェントであれば、あなたが直接応募をして落ちたところでも選考に進めることもあります。
選考対策に強い転職エージェントをいくつか紹介しますので、最低2社、可能であれば3社ほど登録してみて合ったところを活用していきましょう。
それぞれの強みはありますが、一番はエージェントとの相性です。もっとも合う人とコミュニケーションをしていきましょう。
“履歴書の基本情報!日付・生年月日・満年齢・緊急連絡先・性別・名前の書き方” への1件のフィードバック