転職相談を誰にするかを間違えない。家族・友人・窓口・相談所の使い分け

転職の相談は誰にしていますか? 誰にしようとしていますか?

もしあなたが相談しやすいというだけで相談相手を選んでいるとしたらまずいかもしれません。

転職活動を一人で進める必要はありません。ただ、間違った人に間違った内容を相談してしまうと成功から遠ざかってしまう可能性があります。

ここでは、転職相談を効率的に行うための相談相手の選び方や相談方法に関してご紹介します。

自分の宿題を済ませておく

誰に相談するとしても、自分で考えるべきことは自分で考えておきましょう。

もちろん、他人に指摘されて気がつくようなこともあるかもしれませんが、ベースはあなたがどう考えているかです。

大きく分けて2つほど考えておいてほしいことがあります。

1つはなぜ転職したいかということ、もう1つはあなたにとって大切な価値観をなにかということです。

転職理由を考える

まず、転職したいと思った理由を考えましょう。

よくある理由を下記に列挙します。

退職したいと思ったときには、1つのことが原因ということもありますが、少なからず複合的な要因があるかと思います。

  • 人間関係
  • 体調・うつ
  • 社風・働き方
  • 仕事内容
  • 人事制度・評価
  • 給料・待遇

また、その転職したい理由は現職で解決できないかどうかも考えてみましょう。

あなたが10人程度の会社に勤めている場合には難しいですが、大企業に勤めている場合には融通が効くことがあります。

  • 突発的に辞めたいと思ったが、よく考えると悪くない職場だ
  • 辞めたいと思ったが、3ヶ月後に異動があるので、一時的な問題だ
  • 辞めたいと思ったが、会社には満足しているからほかの部署に移れるのであれば問題ない

こちらの記事でも退職についての考え方をご紹介しています。興味があれば、あわせてどうぞ。

仕事・会社を辞める方法!手順から勇気・理由の準備まで辞め方の徹底解説

価値観を考える

次に価値観について考えましょう。基本的には、転職理由とも連動するかと思います。

成果主義と年功序列はどちらのほうがいいか、人間関係は近い方がいいか・ドライな方がいいかなどです。

このようなあなたにとって大切なものを考えておき、リストにしておきましょう。

優先順位付けもしたいところです。

自分で物件を探したことがある人はわかると思いますが、条件をたくさんつけるほど探すのは難しくなります。

渋谷から徒歩5分、8畳、南向き、バストイレ別、新築、家賃3万円の物件は事故物件でも存在しません。

実際に探す段階になったら妥協も必要でしょう。

ここでは、一旦あなたの都合だけを考えて整理してみましょう。

これは誰に相談するとしても最低限考えておきたいことです。

誰にどう相談するといいのか?

誰に相談するのがいいか?

結論からいうと、転職エージェントや転職経験済みの友人(同僚)が一番です。

転職のことを知っているか、あなたのことを知っているかという2点で表にまとめました。

相手 合計 転職の
知識
あなたの
知識
転職
エージェント
5 4 1
転職経験
ありの友人
3 1 2
ハローワーク 3 2 1
転職経験
なしの友人
2 0 2
1 1 1

 

転職エージェント

まず、転職エージェントは転職に関しての知識が豊富で、エージェントや求人の質がハローワークよりもいいことが多いです。

自分も転職のたびに必ず相談しています。条件を伝えたうえで、求人を探してもらうのもいいですし、転職活動の進め方や選考アドバイスをもらえるのもいいでしょう。

基本的に、企業側から成果報酬で収益を得るため、求職者側には一切費用がかからないこともメリットです。

転職初期に登録して面談を受けておきましょう。早めの段階で進め方を確認して効率的に活動が進められますし、あなたに合った案件があれば随時、紹介してもらえます。

転職エージェントで拒否される(年齢や経験などの問題)場合を除いては、ぜひ使ったほうがいいでしょう。

転職エージェントの活用方法はこちらでもご説明しているので、あわせてどうぞ。

【完全解説】転職エージェントの活用理由・選び方・比較・活用法のすべて

転職経験済みの友人

また、より身近に相談できる人としては、元同僚や友人で、あなたのことを知っていて、さらに転職経験もある人です。できれば一緒に仕事をしたことがある人だといいです。

エージェントはあくまでもあなたの希望している条件を踏まえて、あなたに求人を紹介したり、選考のアドバイスをします。

彼らはあくまでもビジネスでサポートをしているため、そもそもの転職理由や注意点に関しては、同じような境遇の人にフラットに聞くのがいいでしょう。

ハローワークなどの相談所

実は転職エージェント以外にも相談できるところはあります。とくに公的な相談所はあなたが一般的な転職市場で不利な上体でもサポートをしてくれます。

あなたが年齢を重ねてしまったり、短期での離職が続いたり、非正規の経歴が多買ったりする場合にはぜひ頼りたいところです。いくつかご紹介します。

1つ目は、非常に有名なハローワークです。無料で使えるということもあり、圧倒的な求人数を誇ります。一方で、1つ1つ丁寧にチェックされているわけではないので、ブラック企業に注意が必要です。

2つ目のおしごとアドバイザーは、メールや電話での相談に乗ってもらえるものです。自分の抱えている不安を相談するようなときにはいいでしょう。

3つ目の東京しごとセンターは、東京都から委託を受けた東京しごと財団というところが運営しています。カウンセリング業務やセミナー業務をインテリジェンスやパソナなどの民間企業に委託しており、評判はいいです。

こちらも併行して検討をするとよさそうです。ハローワークに関しては、こちらの記事でもご紹介しています。

ハローワーク転職の完全ガイド!求人検索・職業相談・訓練・営業時間まで

転職未経験の友人・親

この人たちには、基本的に相談しないほうがいいでしょう。仕事とプライベートはリンクするものの、仕事でのあなたを知らないことはリスクになりえます。

また、転職について深く知らない人のアドバイスは、役に立たないどころか有害なこともあります。一方でもっとも相談してしまいやすい人たちです。

もっとも相談しやすい相手ですが、もっとも相談してはいけません。気をつけましょう。

相談方法

対面がベスト

楽をしたいという理由からか電話やメールで相談をしようとする人がいます。やめましょう。

もちろん、ちょっとしたことを聞いたりするのはいいかもしれませんが、転職の相談をするにあたっては、絶対に会って話したほうがいいです。

これは転職エージェントであれ、友人であれば、公的な機関であれ、変わりません。あなたの人生を左右する意思決定をするために非常に貴重な情報を得る活動です。

それを上回るくらい優先すべき事項があるのであれば、そもそも今は転職すべき時期ではないかもしれません。

聞きたいことを準備をしておく

最初に見た自分の宿題もそうですが、どういったことを聞きたいかはざっくり考えておきましょう。

エージェントにはある程度、仮説をもって話ができるといいです。友人には、ざっくりと聞きたいことを聞きましょう。

エージェント

  • 自分が希望する条件の仕事はたくさんあるか?
    • なぜか?
    • どの条件が難しいか
  • 自分が希望する会社の選考に通る可能性は高いか・低いか?
  • どのような能力や経験があるとさらに有利になるか?
  • 年収○○万円がほしいが、それは可能か?
  • 将来的に○○というキャリアを目指しているが、これは可能か?

友人

  • 転職した理由は?
  • 転職先を選んだ基準は?
    • それに今は満足しているか?それはなぜか?
  • どれくらいの期間がかかったか?
  • どのように応募する企業を探したか
    • エージェントに相談したか?
      • なぜしたか・しなかったか?
      • 良かったか・良くなかったか?
    • どの転職サイトを利用したか?
      • なぜか?
      • どのサイトが良かった・良くなかったか?
  • 選考や面接の時間はどのように確保したか?
  • 転職先の評判はどう確認したか?
  • 転職活動・前・中・後でやっておけばよかったということはあるか?

さらに知っておきたいこと

意思決定をするうえでは、必要な情報をいかに集めるかということが重要です。

すでに類似の経験をしている人やそれをサポートしている人たちからは多くのことが学べます。

転職では、自分でやるべきことはやりながらもちゃんとサポートを受けることが成功の鍵を握ります。

転職エージェントや友人の話を参考に、より精度が高い転職をできるようにしましょう。

ほかにもキャリア・転職に関する記事があります。こちらもあわせてご覧ください。

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