経験者が語る。転職初日の不安と緊張を解消!服装・出社時間から挨拶・持ち物準備

転職初日は不安が多いと思います。初日は大企業であるほど、業務的にはたいしたことをしないことも多いですが、いろいろと気になることがあるでしょう。

転職初日のパターンはだいたい決まっていますし、押さえるべきポイントも会社によってそこまで変わりません。

ここでは、3回転職を経験した僕が転職初日の迎え方・過ごし方に関してお伝えします。

転職初日のポイント

具体的な話の前に、初日に押さえておきたいポイントを見ておきます。

初日に意気込みしすぎる必要はありません。仕事ができる・できないもイメージは多少つくにしろ、後からすぐに実際どうかはわかります。

変な人だと思われないようにくらいのイメージでいましょう。コミュニケーションだけは積極的に取って、損することはないのでしっかり取りましょう。

  • 初日は無難でOK
  • 加点を狙うのでなく、減点をしないように
  • コミュニケーションは積極的にする

転職初日の持ち物

まず、持ち物です。ほとんどPCの作業がメインになることもしれませんが、筆記用具とメモ帳くらいは持っていきましょう。

初日は覚えることも多いため、メモをしておくと同じことを聞かずに済みます。また、ちゃんとした人だと思われやすいです。

身分証明書や印鑑が必要になることもあります。持っておくと、すぐに書類を提出したりするのに役立つことがあります。できれば持っていきましょう。

そのほかにも会社に指定したものがあれば、持参しましょう。

  • 筆記用具
  • 手帳・メモ帳
  • 身分証明書
  • 印鑑(三文判でOK、シャチハタは避ける)
  • その他、会社指定の持ち物

菓子折りは必要ない

気にする人がいるようですが、ほとんどの会社で菓子折りは必要ないでしょう。もし迷うようであれば、人事に確認しましょう。

自分は転職のときに持っていったこともありませんし、持ってきた人も見たことはありません。もし、直前に海外旅行などに行っていたら話のネタに持っていったりというのはありかもしれません。

服装はスーツ・オフィスカジュアルが無難

男性の場合

自分は初日はスーツで行きます。そのまま営業に行っても問題がないような格好で出社します。

エンジニアの場合には、私服の人も多かったりするので悩ましいですが、少なくとも初日はサンダルやジーパンは避けた方がいいでしょう。

えり付きのシャツやスラックスなどは最低身につけておきたいです。

女性の場合

女性の場合には、どの職場ももう少し柔軟なことが多いです。あまりかっちりすると就活生みたいになってしまうので、白や淡い色のブラウスにジャケットなどが無難です。

デザイナー職や内勤の場合には、社内の雰囲気に合わせて崩しすぎない私服でもいいでしょう。

出社時間

会社にもよりますが、面接のとき同様にやや早めに着く方がいいです。あまり早めに来るとかえって迷惑になったり、気まずかったりすることもあります。

社風によって、早めにくる会社があったり、時間ギリギリに来る会社があったりするので、人事に聞いておきましょう。指定がない場合には、10~15分前くらいには着くようにしましょう。

朝は電車の遅延や混雑がすごいところもあります。そのようなことも踏まえて、早めに家を出るほうがいいです。

挨拶の準備

ほとんどの会社では、初日に会社全体や部署での挨拶があります。長くても1分程度のものですが、挨拶に関しては準備しておきましょう。

スピーチ大会ではないので、そこまでしっかり準備しなくても大丈夫です。箇条書き程度で伝えたいことをまとめておきましょう。

挨拶のポイント

  1. 元気に笑顔で
  2. 経歴は簡単に
  3. 引っかかりを作りたい

1つ目は内容よりも言い方に関してです。よくあるのが声が小さくて聞こえない、暗そうといったものです。全体に伝わるように話しましょう。

2つ目に簡単に経歴を話しましょう。どういう会社にいたのか、どんな仕事をしていたのかということです。なんとなく業務イメージが伝わるといいですね。

3つ目に、できれば引っかかりを作っておきましょう。趣味・ハマっているもの・特技などなんでもいいですが、話題になりやすいものがいいです。

後で声をかけてもらいやすくなったり、ランチのときの会話に使えたりします。

予習をしておく

すでに面接のときにしているかもしれませんが、会社や業界のことに関して、外から手に入る情報を得ておきましょう。

業界の全体観がわかっているだけでもだいぶ違うでしょう。企業が大きいほど研修はしっかりしていますが、もともとイメージがあると覚えが早くなります。

当日の流れ

ベンチャーに近い場合には初日に実務に入ることも多いです。大企業の場合には、セットアップをしたり、研修を受けたりするのに時間がかかります。

だいたいこのような流れになります。1,000人以上の会社であれば、最初の1ヶ月は研修がたくさん入りますし、100人以下であれば、研修も緩いことが多いです。

  • 出社
  • 全体での挨拶
  • 部署での挨拶
  • 部署の人にサポートしてもらいながらセットアップ
  • 簡単な仕事を始める
  • 適宜、バックオフィスや役員の人とMTGや研修

よくある質問

ランチはどうすればいいですか?

ランチは会社によっては誘われる場合もありますし、各自で勝手に食べるところもあります。

「ランチってどうしてるんですか?」と聞いて様子を探ったり、近くの人を誘ったりして見ましょう。周りの部署や人事の人とまず行くのが基本かなと思います。

初日から放置されています

とくに大企業からベンチャーに行ったときに起こりがちですが、席に座っていればなにか起こる大企業と違い、ベンチャーでは自分で行動しなければ、なにも起きません。

自分なりにどう貢献できるかを周りの人に聞いたり、自分で過去の会議資料などを調べながら学びましょう。

いつ退社すればいいですか?

とくに初期は、業務時間が終わったらお疲れ様ですと早めに帰ってもいいでしょう。会社の文化があったりするので、そこは先輩の人などに確認しましょう。

最初から早めに退社しておくと帰る人だと思われるので長期的には得だと思います。

初日疲れました・辞めたい

初日が大変なのはどこも変わりません。最初の方にやる業務と後からの業務が変わることもありますし、慣れの問題もあります。

早急に判断せずに、様子を見ましょう。それでも、やっぱりあまりにも合いそうにないという場合にはこちらの記事も参考にしてみてください。

【図解】転職に失敗したらどうする?すぐ辞める?出戻り?選択肢と考え方

まとめ

転職初日はいろいろと気を使うことも多いでしょう。慣れるまでが大変ですが、1ヶ月も経つと誰でも慣れるものです。

いいスタートダッシュを切れるように頑張りましょう。

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