【例文付】転職面接・履歴書で使える退職・転職理由10選!書き方・伝え方も

転職面接でほぼ100%聞かれる質問に退職理由があります。

志望動機や自己PRは就活でも聞かれますし、あまり準備していないことも少ないかもしれませんが、転職理由はやや対策が甘いこともあります。

ただ、この転職理由は書類においても面接においても重要です。志望動機は正直、なんとでもいえますが転職理由はあなたが本当に退職したい理由なので、あなたの考え方がわかります。

面接の最初の方に聞かれることも多いので、この質問への答え方でなんとなくその人のイメージを持ってその後の面接を進めていきます。

ここでは、転職の際に書いたり、答えたりする転職理由に関して答え方を事例を交えてご紹介します。

転職理由の答え方のポイント5つ

退職理由では、あなたがどのような人間か(ネガティブだったり、他責志向が強かったりしないか)、入社しても同じような理由ですぐに退職しないかといったことが見られています。

ポジティブで自責志向ですぐには退職しなさそうだと思ってもらいましょう。そこで、答えるときのポイントを4つに絞ってご紹介します。

嘘をつくのは絶対NG

嘘はモラル的によくないですし、高い可能性でバレてしまうのでやめましょう。面接官は多くの人と合うので、ほかの人と様子が違うといったことには敏感になります。

嘘をつくと志望動機や自己PRなどほかのことを質問していったときに反応や返答でだいたいわかるので避けた方がいいです。

あなたが言っていることが100%嘘かどうかの判断は難しいですが、怪しいというのは簡単にわかります。

親の病気や介護などが嘘としてよく使われますが、どうにも話が曖昧だったり、他の理由ありそうということもあります。

本音すぎるのもリスキー

本音で話したほうがいい、建前でも問題ないなど、さまざまな考え方はあります。正直に話すのは重要ですが、本音をすべて話すのはリスキーです。

これは積極的に嘘をついてくださいという意味ではなく、あなたがたとえパワハラやセクハラなどが原因で退職するとしても、それをそのままの言葉で伝えるのはマイナスと取られる場合もあるということです。

基本的に伝え方を工夫するのがセオリーなのですが、どう説明してもネガティブになること(部長と大喧嘩した、職場でいじめられていた)は触れないのも1つです。

「人間性に問題がある部長がいて、その人は部署の全員から嫌われていました。私も嫌いで退職することにしました」と聞いたら事実でもちょっと心配になりますよね。

ネガティブなことはうまく伝える

転職理由はポジティブに伝えようということが退職理由のキーワードになっています。

本当に不満がなければ退職しないはずなのでこの考えには無理がありますが、ただ不満や愚痴を並べるのは避けましょう。

具体的な理由を伝えた方がよければ、ネガティブなことを伝えても構いません。あまりにも無理やりポジティブにするのも不自然です。

一般的な内容は避ける

退職理由にそんなにバリエーションはありません。だいたいのパターンは決まっていますが、あまりにも一般的な内容はリスクがあります。

1つはまた同じ理由で退職するのではないかと思われるからです。たとえば、残業が多いという理由だったとします。

この場合では、明確に今の会社での残業が非常に多く、転職先が少ない場合ではいいのですが、そうでないとネガティブに取られる可能性があります。

また、この記事でも紹介しますが、あまりにもテンプレートそのままという場合には、採用担当にもすぐわかります。

志望動機や自己PRとの一貫性を持たせる

転職理由はそれ単体だけでなく、ほかのものとの一貫性についても見られます。とくに志望動機や自己PRは重要です。

理想的な流れとしては、このようになります。

  • こういうことがしたいので転職します(転職理由)
  • こういうことができるのは御社です(志望動機)
  • こんな理由で貢献できます(自己PR)

このような形で伝えられると納得感があります。この能力が業務においてどう活かされるかはわかりませんが、転職面接では評価されることを覚えておきましょう。

退職理由をランキング形式で10位まで

ここからは具体的な理由を紹介していきます。理由ごとに答え方のポイントと例文も載せますので、ぜひ活用してください。

せっかくなので、よくある転職理由順にランキング形式でお届けします。DODAの転職ランキングを参考にさせていただいています。

上で見たとおりですが、テンプレートはあくまで参考にするものであってそのまま使うものではありません。

こちらを参考に、あなたなりにアレンジして、志望動機などともマッチするようにしましょう。

1位:ほかにやりたい仕事がある

ポイント

ネガティブから変換をしなくていいので、かなり伝えやすいでしょう。自分も最初の転職のときには、この理由で転職しました。

やりたいことを伝えるにあたっては、なぜ今の職場だと厳しいのか、なぜ最初からそれをやらなかったのか(なぜ気づいたのか・変わったのか)をうまく伝えるようにしましょう。

派生して、まず一つのものを極めた方がいいのではないか、逃げではないのかと質問されることもありますので、それも準備をしておきましょう。

早い段階で軌道修正をした方がいいと思った、むしろ積極的な挑戦ですくらいの言い方でいいと思います。

例文

大企業で働く中で、既存の事業を拡大したり、大手クライアントへの営業や交渉方法を学びました。一方で、働いている中で、既存の事業を回すだけでなく、新しく事業を作りたいという思いが強くなり、新規事業を推進する御社を志望しました。

2位:会社の将来性が不安・会社都合

ポイント

会社の状況を理由にするのはネガティブに思われるかもしれませんが、とくに問題はありません。

会社の倒産やリストラに関しては隠さずにそのまま伝えてしまっても大丈夫です。あなたが会社の役員であれば、また事情は違いますが、一般社員であれば、どうしても防げないこともあります。

会社の中では成果を挙げられていたということはちゃんと自己PRで伝えましょう。

他責思考だと思われないように、頑張ったもののやはり力及ばずというニュアンスをいかに出すかがポイントです。

例文

私は出版業界で働いていますが、社員もどんどん減っており、市場も縮小しています。このままではチャンスが減っていくため、電子書籍やマンガアプリなど新しい挑戦をしていければと思いましたが、今の会社ではそうしたものに取り組むことは難しいです。本自体は非常に好きなので、出版業界で新しい取り組みをされている御社を志望いたしました。

3位:給与や評価に不満がある

ポイント

給料については触れても問題ないのですが、単純に給料と言ってしまうと待遇ばかりを気にする人だと思われてしまう可能性があります。

そこで、給料だけではなく評価体系や働き方などと結びつけて説明するのがいいでしょう。

結果を出したのに給料が上がりにくい、年功序列の会社で実績が評価されにくいといった伝え方にするとベターです。

例文

私は現職で全社の月間MVPを複数回取りましたが、給料にはほとんど反映されませんでした。営業数字を達成してもしなくても昇給や昇進は年功序列で決まってしまいます。そのため、自分の今までの経験を活かした上で、貢献が評価されやすい実力主義の御社を志望させていただきました。

4位:人間関係

ポイント

人間関係に関しては、新しい会社でも問題になる可能性があるため、伝え方には気をつけましょう。

この人はまたうちの会社でも同じことを言い出すのではないかと思われやすい理由です。本当に関係がよくない会社もありますが、面接官も客観的にそれを見ることはできません。

働くスタイルの違いに言い換えたり、距離感の取り方の違いと解釈したりする方法があります。自分の好みとして伝えましょう。

個人ではなく、チームワークを重視したい、人間関係がドライすぎるので、もう少しウェットな方が好きだという伝えると、あなたの人間関係構築能力ではなく、相性の問題になります。

例文

私の現在いる会社ではチームワークはあまり重視されず、あくまで個人での成果が重視されます。優秀な人も多いのですが、個人事業主の集まりに近く、チームで成果を上げていきたいという自分とは少しずれがあります。そこで、チームワークを重視しており、全体での成果にコミットされている御社に応募いたします。

5位:残業や休日出勤

ポイント

残業や休日出勤に関してもやや注意が必要です。「弊社では毎日多くの社員がイキイキと残業しています」と表明する会社はないので、新しい会社でも当てはまってしまう可能性があります。

実態はVorkers転職会議などの口コミサイトで調べておきましょう。転職先でも多い場合には、別の会社の選考を受けたほうがいいでしょう。

残業がまったくない会社はないので、ちょっとした残業でも気にされてしまうと思われるとよくありません。残業や休日出勤が明らかに多い場合は具体的に伝えても大丈夫です。

また、ここでも残業とほかのことを結びつけて、残業だけが理由ではないような伝え方にする方法もあります。

残業が当たり前の空気感に馴染めないや残業のせいで自分のスキルを伸ばす時間が取れないなどがいいでしょう。

例文

今の職場では残業が必ずあり、毎日23時まで会社にいます。不定期で休日出勤もあるため、新しいことを勉強するのが難しく、このような働き方を続けることに疑問を感じています。そこで、時間内に最大限を結果を出せるように20時完全退社を義務付けている御社で生産性を高めた働き方をしたいと思い、志望させていただきます。

6位:スキルアップ・キャリアアップ

ポイント

スキルアップやキャリアアップはそのまま伝えていい理由です。前向きな理由になるので、印象も悪くありません。

ただ、注意しなくてはならないのは、新しいスキルを学ぶのも役職を上げていくのも今の会社でもできるのではないかというのは疑問に思われるでしょう。

なぜ今の会社ではなく、新しい会社ではなくてはいけないのかというのは自然に盛り込むのがポイントです。

例文

前職では、売り切りの商品を扱っており、顧客に感謝されることはあってもどうしても一過性で終わってしまいます。自分の幅を広げるためにも、新しい顧客にアプローチするだけではなく、継続的にやり取りをしながら、改善を続けていくような営業にもチャレンジしたいと思い、御社を志望いたしました。

7位:病気・体調不良や結婚・出産・家庭の事情

ポイント

病気や家庭の都合に関しては、そのまま内容を伝えても問題ありません。そのこと自体が疑われるということはあまりないかと思うので、ポイントは1つだけです。

なぜその問題が今後は起きないかということだけです。病気であれば完治している、家族の問題も解消しているということが必要です。

プライベートな情報になるので、詳細を事細かに説明する必要はありません。ただ、相手がその問題は確かにもう起きないだろうと納得できる程度には情報を伝えましょう。

例文

前職は家庭の都合で退職しました。体調を崩した家族の看病でしばらく働かない期間がありましたが、今はもう治っていまして、再発はほとんどないということが確認できたため、また働きはじめようと考えています。

8位:社風・雰囲気

ポイント

社風や雰囲気が理由の場合にも伝えて問題ありませんが、社風や雰囲気は曖昧なので、具体的に伝えるようにしましょう。

体育会系で毎日のように飲み会があって参加が強制されるのか、ノルマが異常に厳しくて毎日のように誰かが立たされて説教しているのか、葬式があったのかと思うくらい静かで交流がないのかなど採用担当者に伝わるようにしましょう。

よほど異常な場合を除いては、あなたとその会社の相性の問題なので、選考を受ける会社が同じような問題を抱えていないかはちゃんと調べておきましょう。

例文

今の会社はトップダウンが徹底されており、現場からの提案や工夫は認められていません。決められたことを粛々とこなすだけになってしまい、あまり達成感や充実感が感じられません。そこで、現場からの提案を取り上げ、大きく裁量を認めている御社を志望いたしました。

9位:Uターン・Iターン転職

ポイント

その土地に魅力を持ったということをうまく説明しましょう。Uターンは昔住んでいたような地元に戻る、Iターンは住んでいたことのない地方に行くことを指します。

Uターンの場合にはやっぱり戻ってきたかったということを伝えて、Iターンではなぜその土地に興味を持ったかを伝えましょう。

面接官の人が気になるのは理由もそうですが、その人がそこに馴染めそうかどうかということです。大きく環境が変われば変わるほど気になるところです。

例文

ゆくゆくは地元に戻ってきたいという考えがありましたが、大学で通っていた東京で就職しました。ビジネスマンとしての基礎的な能力も身についたので、戻ってくるタイミングを伺っていましたが、長期休暇で規制したタイミングでやはり戻ってきたいという思いが強くなり、こちらで転職活動をしています。

10位:短期での離職・転職回数が多い

ポイント

最後に少し説明が必要な退職のパターンについても見ておきましょう。短期での離職や転職回数が多い場合には、それ自体がまずネガティブに取られることがあります。

また、すぐにやめるのではないかということが不安に思われるわけです。短期での離職しようという場合には、あなたの期待と会社の実態が合わなかったということだと思うので、その点を説明しましょう。

転職回数が多い場合には、そもそも転職をしない方がいいかもしれませんが、どうしてもしたい場合には、どのように考えて転職をしているのかを伝えましょう。

会社によってはそもそも転職回数で選考するところもありますが、そうでない場合にはきちんと説明できればそこまでマイナスにならないこともあります。

例文

今の会社には営業として入社しましたが、会社で労務管理がちゃんとできておらず、週の半分程度は経理を手伝ったり、アルバイトの仕事を手伝ったりしています。改善できないかを検討しましたが、経営陣に問題意識もなく、進められていません。そこで、仕組みができており、営業に専念できる御社を志望いたしました。

まとめ

ここまで退職・転職理由について見てきました。重要性の割には対策が甘い人も多いのではないでしょうか。

退職理由は履歴書に書いたり、面接で聞かれたりするメインの内容の1つです。しっかり準備しておきましょう。

こうした内容を1つ1つ抑えるだけで、内定の可能性は大きく上がります。あまりテクニックに走るのもよくないですが、書き方・伝え方がよくないために、あなたの魅力が伝わらなくなってしまうのはもったいないです。

こちらのサイトで、そうしたコツに関してはさまざまなものを説明していますが、手っ取り早いのは転職エージェントに相談することです。

アドバイスは多くのサイトで書かれていますが、最終的にあなたが作成した志望動機や自己PR、退職理由といったものがいいかどうかはわかりません。

転職のプロである転職エージェントの人に見てもらい、修正してもらうのが非常に有効です。

僕自身もこうしたものをすべて自分で調べるのが大変なので、選考書類や選考面接でのアドバイスは転職エージェントの人にもらうようにしています。

転職の進め方のアドバイス、条件に合った企業の紹介、選考書類や面接のアドバイスまで受けることができます。

相談は無料でできますし、転職の進め方のアドバイス、条件に合った企業の紹介など幅広く対応してくれます。ぜひ登録しておきましょう。

転職エージェントの活用方法はこちらでもご説明しているので、あわせてどうぞ。

【完全解説】転職エージェントの活用理由・選び方・比較・活用法のすべて

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