絶対落ちない転職二次面接対策!質問・逆質問からメール・持ち物まで

二次面接の対策はできていますか?

多くの会社では、1次面接が人事で、2次面接では現場の責任者や上司になる人物の可能性が高いです。

より実務に即した内容について詳しく見られます。この人は本当に自分の部署・チームで活躍できるのかということです。

ここでは、2次面接を成功させるポイントや質問・逆質問の対策まで見ていきます。

二次面接では何が見られるのか?

二次面接では、あなたのスキル・経験と今のチームで働けそうかという2点が見られます。

あなたが本当にその部署やチームで活躍できそうか現場の責任者が判断します。

規模の小さい会社であれば、直属の上司、大きい会社では部長などが面接を行います。

1次面接は多くの場合、人事で会社とのフィットが見られますが、2次面接は役職やチームとのフィットが見られます。

人事の人は、会社のことは詳しいですが、各部門の詳細な業務内容や進め方に詳しいわけではありません。

現場の責任者ですので、あなたの経験について深く掘り下げられることが一般的です。

また、既存のチームメンバーとうまくやれそうか、彼らとは違う能力を発揮できそうかなどが見られます。

二次面接の内容

二次面接で変わった進め方をするところは少ないでしょう。一般的な面接の選考な流れとなることがほとんどです。

  1. 志望動機や自己PRなどを含めた簡単な自己紹介
  2. 面接官からの質問
  3. 応募者からの質問(逆質問)

ほとんどの会社では、30分~1時間くらいの時間が取られています。

二次面接のポイント

スキル・経験を伝える

あなたがその会社で活躍できる理由をスキルや経験で伝えましょう。

どのような成果を上げたかを定量的に伝えましょう。営業であれば、数字を示すのが簡単ですが、それ以外の部署でも何を達成したのかを伝えましょう。

具体的で、再現性があるもの(入社したら同じことができる)だと思ってもらえるように伝えましょう。

チームプレーヤーであることを伝える

採用のうえでは、既存のチームメンバーがいることがほとんどです。

採用にあたっては、「この人は人間関係は大丈夫なのか、他の人とうまくやれるのか?」ということが見られます。

どんな人とでもうまくやれると思ってもらえるよう、面接者とのコミュニケーションを円滑に進めましょう。

自立して、すぐに活躍できそうだと思わせる

転職者は、誰かの代わりに採用する、新しいポジションで採用するにせよ、自立しているか、すぐに結果を出せるかが気にされます。

能動的に動ける、新しいことに慣れているといった印象を伝えられると、採用側としては安心して採用できます。

自分が最初から最後まで携わったプロジェクトや新しいことに柔軟に対応した話などがあるとプラスです。

二次面接の質問例と回答例

自己PRをお願いします

志望動機は1次面接や最終面接に比べると重要性が低いです。現場よりの人からすると、あなたが活躍できそうかがもっとも重要だからです。

自己PRは、一般的なものでもいいですが、できれば具体的なもの、応募している業務に関連があるものにしましょう。

もちろん、裏付けとなる経験・根拠もしっかり準備します。

たとえば、追加でこのような質問がされる可能性があります。それぞれ準備しておきましょう。

  • 具体的にどのようなエピソードがありますか?
    • どういったことを担当されましたか?
    • 何がもっとも難しかったですか?
    • 上司や周りのメンバーとはどのように協力しましたか?
    • 成功(失敗)要因はなんですか?
    • 何を学びましたか?
    • もし同じことをやり直すのであれば、何を変えますか?
  • それはどのように今回の業務に活きますか?
    • どういう要素が共通しますか?
    • 違う業界や職種にも展開できますか?

ポイントは、その経験が今回の業務でも生かせるとちゃんと伝えることです。

多少、ストレッチして伝えるのは大丈夫ですが、嘘をつくとすぐにわかりますので、事実のみを伝えましょう。

入社後に具体的にどういったことで貢献できますか?

自己PRと応募している業務を結びつける質問です。「あなたを採用するメリットはなんですか?」などとより直接的に聞かれることもあります。

あなたがどれくらい具体的に業務をイメージできているか、貢献意識があるかを確認するものです。

とくにベンチャーなどでは、すぐに貢献してもらう必要があるので、その人がどれだけリアルに考えられているかを見ます。

回答例

  • 個人の営業数字を上げることはもちろん、Excelやパワーポイントで企画系の業務でも貢献できます。
  • 月次決算の取りまとめや経費精算の仕組みの構築ができます。

上司や周りの人からの評価はどうですか?

チームとの関係性を知るために、周りの人からの評価や周りの人からどのように思われていたかを聞かれることもあります。

なかなか答えづらい質問ですが、実際に周りの人から受けたフィードバックがあれば、そういったものを伝えてもいいでしょう。

ポイントは良すぎると怪しい一方で、本当に悪いものを率直に伝えるのも危険です。

伝える弱みはメイン業務にあまり関係ないものやダメージが少ないものにしましょう。

回答例

  • 成果にコミットするが、少し厳しいといわれることもあります。
  • 営業数字はいいか、勤怠や経費精算が苦手です。

得意なタイプの人・苦手なタイプの人はどんな人ですか?

これもチームとの関係や上司との関係を見る質問です。

どんな人とも仲良くやれるのが理想ですが、実際に上司の人が決まっていることもあるので、その人との相性も確認したいところです。

苦手なタイプの伝え方は難しいですが、相手が明らかに悪いものを伝えるのが一般的です。

回答例

  • 時間を守らない人が苦手です。
  • 結果にこだわらないが苦手です。
  • 雑談が必要以上に多いが苦手です。
  • 感情の起伏が激しいが苦手です。

あまりにも相手が完全に悪いものだとわざとらしいので、そこのバランスを考えて自分の志向が垣間見えるものの方がいいですね。

長期的にどのような仕事がしたいですか?

3年後・5年後など具体的に指定されることもあります。

答え方のポイントとしてはその会社で実現可能なこと、ちょうどいい抽象度の2点です。

NG回答例

  • 3ヶ月でマネージャーになります
  • 3年で取締役になりたいです
  • ○○部の事業部長になりたいです
  • マッチングビジネスの新規事業を立ち上げたいです

ベンチャーでは、やる気があるとみなされることもありますが、多くの会社ではアグレッシブすぎる目標はよく見られません。

また、具体的すぎる内容も柔軟性にかけると見られたりするために注意が必要です。

回答例

  • まず、営業で結果を出したうえで、営業企画や新規事業営業など、仕事の幅を広げていきたいです。
  • 基本的な人事業務を習得し、3年後には採用戦略や人事制度などの業務まで携われればと思います。

二次面接に使える逆質問

面接官の人からの質問が終わると、こちらが質問できる時間が設けられるのが通常です。これを逆質問と呼んだりもします。

実際に、あなたが一緒に働くことになる人たちなので、質問はいろいろあると思います。

素直に聞きたいことを聞くのもいいですが、あまりよくない質問もありますし、アピールできることはしておきたいですね。

意欲を伝える質問

実際に自分が活躍できる姿をイメージしていたり、すでに調べた内容について聞いていくのがいいです。

  • どのような能力や経験の人が活躍されていますか?
  • 勉強しておいた方がいいこと、身につけておいた方がいい能力などはありますか?
  • 〇〇のビジネスを展開されていますが、御社ではどのような位置づけなのでしょうか?
  • マネジメント業務に携わるには、どのような結果を残せばいいですか?

現場の業務やメンバーへの興味を伝える質問

現場に関しては、気になることは素直に聞きましょう。ここのNGはあまりないように思います。

  • 既存メンバーは具体的にどのような業務を担当されていますか?
  • どのようなバックグラウンドの人が多いですか?
  • 今後は、どのような形で拡大されていく予定ですか?
  • だいたいの1日のスケジュールはどのようになっていますか?

やめた方が良い質問

会社全体に関することや制度に関することはできれば、人事に聞きましょう。

会社全体のことや経営のことは、できれば他の人に聞きましょう。

また、捉え方によってはネガティブに見える質問は他の質問との間に挟んだりして聞きましょう。

  • 給料や福利厚生はどうなっていますか?
  • 経営に関して、M&Aなどの選択肢はありえますか?
  • 残業時間はどのくらいですか?
  • 休日出勤はありますか?
  • 転勤はありますか?
  • 人事制度はどうなっていますか?

よくある質問

メール対応は?

速やかに返信しましょう。

日程を先方からもらった際にはその日程から選びましょう。もしなければ、こちらで候補日程を広めにお送りしましょう。

一方で、先方からの指定がない場合にはこちらからお送りしましょう。基本的には3日程度、送るといいです。

下記の日程で調整可能ですが、ご都合いかがでしょうか。

○月✕日:13:00~16;00
△月◎日:10:00~15;00, 17:00~18:00
?月□日:16:00~

持ち物は?

基本的には不要ですが、バッグ、筆記用具、手帳・ノート、履歴書・職務経歴書(念のため)あたりは持っていきましょう。

ベンチャーではあまり気にされませんが、バッグなしの人には少し驚きました。

通過率はどの程度?

1次面接は受かっているので、10%ということはないと思いますが、50%程度は落とされる可能性があると思った方がいいかもしれません。

人事的にはフィットしていたものの、実際に詳細を聞くと、経験やスキルが足りなさそう、既存メンバーと合わなそうというのはよくあります。

結果はいつ来る?

基本的には、1週間程度の方が多いと思います。通過している場合には、3日以内くらいで来るかもしれません。

2次面接の場合には、まだ選考している人も一定数いるので、他の人の結果を待つこともありえます。

万が一、期限内に返事が来なければ、連絡して結果を確認しましょう。単純に連絡が漏れている可能性もあります。

最後に

2次面接について見てきました。

人事や役員面接と異なり、ここでの面接官はその後も密接に関わることが多いです。

面接後のことも踏まえて、印象を悪くしないように注意しましょう。

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あなたが選考で、意識せずに犯してしまっている間違いや想像もしていなかった不合格理由がわかるかもしれません。

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