就活・転職を成功させる面接マナー9個!入室・退室まで完全解説

みなさんは面接マナーに自信はありますか?

マナーの考え方は個人差もありますし、それだけで採用が決まるようなものでもありません。

一方で、新卒や30代前半までのポテンシャルが評価される時期には、印象で決まることも多いです。

また、それ以降の年齢でも、あまりに常識はずれの人は採用するにあたり不安になります。

自分はIT企業で採用をしていたこともありますが、やばいな…と思う人がいたことも事実です。

ここでは、面接のマナーについて最低限、気をつけたいことを見ていきます。

1. マナーが重視される業界・職種もある

業界は銀行や不動産など、職種としては、接客業や秘書業務、営業などはマナーをより見られます。

また、新卒の方が中途よりもマナーに関して見られることは認識しておいた方がいいでしょう。

一般的にマナーだけで落とされるようなことはありませんが、こうした業界・職種の場合には気をつけましょう。

2. 時間は遅刻も早すぎも避けましょう

遅刻は論外ですが、30分前に来られるのもなかなか困ります。できれば、5分~10分前くらい前がちょうどいいです。

あまりにも早くついてしまったときには、どこかで時間をつぶして、ちょうど良いタイミングで受付に連絡したほうがいいです。

自分は多いときで1日6回以上面接をしましたが、早すぎると後から来た人を先に面接するようなことにもなり、複雑な気分になります。

遅刻に関しては、わかった時点で電話でもメールでも連絡しましょう。可能なら電話の方がいいです。

連絡があれば、まだ大丈夫ですが、連絡なしの遅刻はかなり印象が悪いです。

3. 受付も気にしましょう

受付での評価が面接に大きく影響するようなことはあまりありません。

ただ、ネガティブな意味で注目されてしまうことがあるので、挙動不審に動き回ったり、常識はずれなことはしないようにしましょう。

いまだに気にする人はいるので、とくに新卒の人は携帯電話・スマホは使わないほうがいいかもしれません。

受付への伝え方はこんな感じで大丈夫です。

お世話になります。

○時より〇〇様とお約束している(面接にお伺いした)〇〇と申します。

4. 入室のマナー

面接官より後に入るパターン

新卒で多いのはこの形でしょう。

部屋に入るときに3回ノック(スタンダードのようです)して、相手の返事を待ってから入室します。

入室の際には、「失礼いたします」という言葉は忘れないようにしましょう。

また、ドアを閉めるときにはドアの方を向いて、そっと閉めましょう。バタンと閉めたり、後ろの手で閉めるのは避けましょう。

面接官に座るように促されると思うので、「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」と簡単に挨拶をして座りましょう。

面接官より先に入るパターン

中途採用はこの形が多いのではないでしょうか。

人事や総務の人に部屋に案内されます。通常はここで席を指定されます。

「奥の席に座ってお待ちください」と言われたらそのまま奥の席で座って待ちましょう。

「こちらの部屋でお待ちください」と言われたら、一旦、ドアに一番近い席(下座と呼ばれます)で座りましょう。

指示があったら、指示通りで指示がなければドアに近い席で覚えましょう。

面接官が入室したら立って挨拶をしましょう。「○○と申します。本日はよろしくお願いします」くらいでいいでしょう。

どちらのケースでもですが、お辞儀が変な人がいたりもするので、ほかの人にも見てもらいましょう。

5. 服装はスーツが基本・自由でもきれい目に

服装はスーツが無難です。服装自由であってもスーツでネガティブに評価をされることは少ないからです。

アパレルやあなたの服装を重視するところは、私服で行ったほうがいいこともあるかもしれません。

服装自由のところにスーツ以外で行く場合には、きれい目の格好で行きましょう。

また、スーツであっても、においがしたり、しわだらけだったり、シミが付いているものは問題です。

明るすぎる髪の色などもやめたほうがいいです。女性は多少、大丈夫なこともありますが、男性はかなり目立ちます。

  • 襟付き(TシャツNG)
  • 革靴・茶色や黒の靴(サンダルNG)
  • スラックスやチノパン(半ズボンやジーパンNG)
  • しわやシミがない

6. 挨拶・姿勢は大事

挨拶やお辞儀、座っているときの姿勢は大事です。印象が暗く見えてしまうので、姿勢は良くしましょう。

挨拶がちゃんとできない・相手の目を見れない・姿勢がよくないというのはどれかができないというよりも全体的にできていない人がいます。

7. 言葉遣いは丁寧に

とくに若い人で言葉遣いが良くない人が一定数います。

言葉の端々で友達と話しているような言葉が入ったり、不自然な敬語になる人も多かったりします。

尊敬語(相手を尊敬する)や謙譲語(自分を謙遜する)を使いこなせない人が多いですが、せめて丁寧語(です・ます)くらいはちゃんと使えてほしいです。

8. 会話のキャッチボールができない

コミュニケーションのやり取りをキャッチボールにたとえることがよくあります。

自分が投げた球を無視したり、捕らないで新しい球を投げてきたり、豪速球で投げ返して来たりする人がいます。

  • 質問した内容とまったく答えていない
  • 急に自己PRを話す
  • 話が非常に長い(1つの質問に1分話し続ける)
  • 話が非常に短い(はい、いいえのみ)
  • 長時間黙る
  • 逆質問でよくわからないことを聞いてくる

コミュニケーションスキルにも関わってくる部分ですが、自然にやり取りできない人は結構、多いです。

逆にいうと、基本的なコミュニケーションさえできれば、ポテンシャル枠での採用はかなり近いです。

9. 退室のマナー

入室のときと近いですが、2回挨拶をしましょう。

面接が終わって立って荷物を取って1回、「本日をお時間をいただきまして、ありがとうございます」あるいは、「本日はありがとうございました」くらいで挨拶しましょう。

もう1回は、部屋を出る際に「失礼いたします」と挨拶をしましょう。受付まで見送ってもらう場合には、そこで「失礼いたします」と言い、一礼します。

中途採用の面接の場合には、エレベーターまで見送っていただくことも多いと思います。

その場合には、エレベーターの閉まるボタンを押してから閉まるまで頭を下げ続けるのが礼儀です。

最後に

面接は慣れの部分も非常に重要です。とくに、あなたが若ければ若いほどポテンシャルでの採用となります。

面接時点では、あなたがどれくらいの成果を上げるのかは正直、誰にもよくわかりません。

せっかくなので、こうしたマナーで不利にならないように最低限の対策をしましょう。

転職エージェントでは、こうした対策もしてくれるので、不安な方はぜひ相談してみましょう。

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