ハローワーク転職の完全ガイド!求人検索・職業相談・訓練・営業時間まで

ハローワークという言葉は多くの人が聞いたことがあると思います。求職者向けのサービスということも知っているのではないでしょうか。

ただ、転職するときのサービスはたくさんあるので、活用したことがない人もいるかもしれません。

履歴書・職務経歴書などの選考書類へのアドバイスや模擬面接、職業訓練など実はさまざまなサポートを行っています。

ここでは、ハローワークを活用した転職について、お伝えします。

ハローワークとは何か?

ハローワークとは、求職者のために職業紹介のサポートをする機関です。

正式には、公共職業安定所という名前で、厚生労働省の指示を受け、各都道府県の労働局が運営しています。

職業紹介だけではなく、雇用保険に関しても窓口になっています。

失業保険の申請や再就職手当てなどの手続きにもハローワークに行くことになります。

ハローワークと転職サイト・転職エージェントとの違いは?

まず、結論からいうと、質で選ぶならエージェント、量で選ぶならハローワーク、自力で進めたいなら転職サイトです。

下の表で比較しています。

ハローワーク 転職サイト 転職エージェント
向いている人 サポートが欲しい
こだわりはない
経歴に自信がない
自力で勧められる サポートが欲しい
大手企業がいい
経歴に自信がある
求人企業 零細~中小企業 中企業~大企業 中企業~大企業
企業の支払い 無料 20万円~ 90万円~
(年収の30%程度)
求人の量
求人の質
サポート体制
  • ハローワークは企業が無料で利用できる分、質にばらつきがあります。ただ、誰でもサポートを受けられます。
  • 転職サイトは、それなりの質・量ですが、サポートはありません。自分で進められる人はいいでしょう。
  • 転職エージェントは、予算の多い、大手企業や質のいい求人が多いです。一方で、審査があり、すべての人がサポートを受けられるとは限りません。

併用することのデメリットはありませんので、転職サイトのリクナビNEXTや転職エージェントのパソナキャリアにも登録しておきましょう。

転職エージェント、転職サイトに関してはこちらの記事でも紹介していますので、よろしければどうぞ。

【完全解説】転職エージェントの活用理由・選び方・比較・活用法のすべて

ハローワークの基本的な利用方法と流れ

初めてハローワークに行く(必要な持ち物・服装)

持ち物は、履歴書・職務経歴書、メモ帳、筆記用具などは持っていきましょう。

服装は普段着でもスーツでも問題ありません。そのまま面接に行けることもあるので、急ぎで仕事を探したい場合には、スーツで行くほうがいいでしょう。

雇用保険の手続き

雇用保険の手続をする際には、必要書類があります。

  • 雇用保険被保険者離職票(-1、2)
  • 個人番号確認書類(いずれか1種類)
    • マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)
  • 身元(実在)確認書類((1)のうちいずれか1種類か、(2)のうち異なる2種類(コピー不可))
    • (1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
    • (2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など
  • 写真(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)2枚
  • 印鑑
  • 本人名義の預金通帳又はキャッシュカード(一部指定できない金融機関があります。ゆうちょ銀行は可能です。)

最新の情報は下記のリンクでご確認ください。

雇用保険の具体的な手続き

登録する

求職申込書を入力して提出します。

氏名、年齢、生年月日などの個人情報とともに、希望する仕事や収入、過去の経験など求職に関する情報もあります。

これを提出すると、ハローワークカードが渡されます。

今後、相談員の方への相談や求人情報の検索にはこちらのハローワークカードを使います。

求人情報を検索する

ハローワークのPCで求人を検索します。

このときに自分のハローワークの登録番号を入力すると、非公開求人や詳細を情報を得ることができます。

窓口での職業相談

ハローワークでは、転職の進め方や求人の探し方、履歴書・職務経歴書の書き方、具体的な求人についての質問を受け付けています。

混んでいると、受付から相談まで時間がかかることもありますので、注意が必要です。

窓口で紹介状をもらう

具体的に求人が決まると、相談員の方が応募先の企業に連絡します。

ここで、企業側の確認が取れると相談員の方が紹介状という書類を作成します。

これで有利になるということはありませんが、企業側としては助成金を受け取るために必要だったりします。

どうしても面倒な場合には、企業の採用ページ、転職サイト、転職エージェント経由などほかの方法でも応募は可能です。(求人情報が掲載されていれば)

企業に応募

紹介状を持って、企業に応募します。

書類審査、1次面接、2次面接…と受けていくことになります。ここからは通常の選考と変わりません。

さらにハローワークを活用する

ハローワークのインターネット求人検索

ハローワークの求人はオンラインでも検索できます。

事業主の人がオンラインに掲載することを許可したものだけですが、それでも多くの求人が掲載されていることがわかります。

ハローワークインターネットサービスはこちら

履歴書・職務経歴書・送付状

ハローワークでは各種書類のテンプレートを用意しています。

どの書類を使ったからいい・悪いということはありませんが、書くうえでのポイントも記載されています。

必要に応じて参考にしましょう。

履歴書・職務経歴書の書き方(ハローワーク)

模擬面接・面接練習会・セミナー

ハローワークでは面接の練習に関してもサポートを行っています。

相談員の方が対応してくれるものもありますし、キャリアカウンセラーの方や委託された民間企業で対応してくれるものもあります。

面接官に見てもらい、はじめてわかるようなことも多いかもしれません。

また、さまざまなセミナーも開催しています。就職支援やハローワークの提供するトレーニングの説明などがあります。

せっかくなので、こういったものも積極的に活用しましょう。

ハローワークの職業訓練

ハローワークでは職業訓練を受けられることはご存知ですか?

ハローワークでは、雇用保険を受給できる人が対象の公共職業訓練受給できない人が対象の求職者支援訓練があります。

都道府県ごとにオンラインで確認できるものもあります。

東京の場合はこちらです。民間委託での職業訓練が充実しているようです。

JavaやAndroidのプログラミングから介護や簿記まで幅広い選択肢があります。

民間の会社が普段、有料で提供しているようなクオリティのものです。

就職支援までサポートしてくれるようですので、こうしたものを活用するのもいいかもしれません。

ハローワークの適職診断

ハローワークでは、適職診断が受けられます。

東京都の場合には、キャリア・インサイトという有料の職業適性診断システムを使って診断することができます。

この内容が非常によいので、ぜひ活用しましょう。

新卒応援ハローワーク(新卒向け)

ハローワークというと転職のイメージがあるかもしれませんが、新卒向けのサポートも行っています。

おもに新卒~第二新卒あたりの卒業後3年程度の人をサポートしているようです。

会社説明会や合同面接会を開催しているようですので、新卒の方はハローワークを活用するのもありですね。

新卒応援ハローワークはこちらから

わかものハローワーク(若者向け)

正社員を目指す若者向けのハローワークサービスもあります。

ここでは、45歳未満と相当な年齢までサポートしているようです。

一般的な転職エージェントでも年齢が上がるとサポートがされにくいので、こうしたものを活用するはいいでしょう。

わかものハローワークはこちらから

マザーズハローワーク(ママ向けハローワーク)

子育て中のママやママに限らず、仕事と子育ての両立をしたい人たちをサポートするハローワークもあります。

託児所あり・なし残業あり・なしといった絞り込みをしたりもできるようです。

マザーズハローワークやマザーズコーナー情報はこちらで

障害者向けのサポート

ハローワークでは、障害者の方向けのサポートをしています。

障害者求人検索があり、求人の絞り込みが可能です。

障害者求人情報簡易検索はこちらから

よくある質問

ハローワークの営業受付時間は?休日は?

ハローワークの基本的な営業時間・受付時間は決まっています。

月曜日~金曜日 8:30~17:15 で、土曜日・日曜日は基本的に休日になっています。

一部の事業所では、隔週の土曜日に対応していたり、17時15分以降にも対応していることがあります。

詳細はこちらでご確認いただけます。

サービス提供時間延長実施施設(平成30年7月2日現在)

在職中の方はなかなか通いにくい時間帯かと思うので、こうした延長対応をしているところに相談しましょう。

昼休みの対応

また、在職中の方の場合には、昼休みの時間を活用するという方法もあります。

ハローワークでも12:00~13:00あたりの昼休みも交代制で対応をしているところが多いようです。

ただ、場所によって異なるため、あらかじめ確認したほうがいいかもしれません。

ハローワークのアプリはありますか?

公式から出されているものはありません。

ハローワークの各都道府県のページを見てもらえればわかりますが、IT化とはほど遠い現状かと思います。

ハローワークの管轄はどうやって調べますか?問い合わせ先は?

厚生労働省のページから確認できます。こちらからどうぞ。

都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧

トライアル雇用って何ですか?

トライアル雇用というのは、企業に3ヶ月働き、そこでの実績次第で、雇用者が採用を継続するかを判断する制度です。

業務経験が少ない、転職回数が多い、離職が長いといった人が対象となり、企業側は助成金と3ヶ月の試用期間で判断できるというメリットがあります。

約8割の人が常用雇用になっているようですので、選択肢にもなりえるかもしれません。

トライアル雇用の詳細はこちら(求職者用)

ハローワークで内職(在宅ワーク)は扱っていますか?

残念ながら内職、在宅ワークといったものはハローワークでは扱っていないようです。

あくまでも、求人紹介であって、案件であったり、業務委託に関しては取り扱っていないようです。

在宅で働きたい方に関しては、前にフリーランスの記事で触れました。よろしければ、こちらも参考にしてください。

フリーランスの仕事を徹底解説!

ハローワークでアルバイト求人は扱っていますか?

アルバイトの求人も扱っています。

ハローワーク側で、細かいチェックをしているわけではないので、求人票にある条件や社会保険などはしっかりチェックしましょう。

ハローワークにはブラック企業もあるって本当ですか?

実際にたびたび求人票と条件が違うといった苦情が報告されています。

ハローワークは、求人企業が費用を支払う必要がなく、厳密に審査もされていないので、自分で注意をすることも必要です。

通報制度もあるので、改善してはいるかと思いますが、VORKERS転職会議などの口コミサイトも活用しましょう。

中小企業の場合には、ほとんど評判が見つからないと思うので、自分の感覚で判断するしかないかもしれません。通報窓口は下記のものです。

ハローワーク求人ホットライン

最後に

ハローワークの活用方法について見てきました。

ハローワークは幅広くサポートを受けられるので、ぜひ活用したいですね。

また、ハローワーク以外の転職サイト・転職エージェントも活用して、ぜひ転職活動を成功させましょう。

2 thoughts on “ハローワーク転職の完全ガイド!求人検索・職業相談・訓練・営業時間まで

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