仕事にやりがいや夢はいらない?お金があればいい?実感と統計で考察

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ゆか

子供のときはみんな大切にしているのに、なんでだろうね

man
まっくす

OBOG訪問のときにほとんどみんな無くしてたね

「仕事にやりがいがあったほうがいい」ということに異論がある人はあまり多くないかと思います。

仕事はやりがいがあったほうがいいし、お金ももらえたほうがいいでしょう。

ただ、議論になるのはそれが他の多くのものとトレードオフになるからです。

やりがいを取ると、収入が減ったり、雇用が不安定になったり、引越しをしなきゃいけなかったりすることが多いからです。

個人的には、やりがいがない仕事を続けるという人生は考えられませんが、なくても生きられる人もいると思います。

ここでは、仕事におけるやりがいや夢について、自分や他人を見ている感覚や統計データをもとに考察します。

仕事にやりがいが必要なのかを考えている人には役立つものになれば幸いです。

やりがいとはなにか?

下の図はよく使われる生きがいの図ですが、やりがいと言われるものに非常に近いかと思います。

ここでの生きがいは、好きで、得意で、社会に求められ、収益を得られるという4つを満たすものです。

出典: dreamstime / Toronto Star Graphic

好き、得意という自分本位な視点と、社会のニーズや利益という社会的な視点が合わさっています。

就職活動のときにも、実は似たようなフレームで動いています。

  • 好き⇒志望動機
  • 得意⇒自己PR
  • 社会で求められること⇒企業分析
  • 収益⇒将来的に会社からもらう

自分の都合と社会(この場合は会社)の都合をマッチングする活動です。

そうしてマッチングした会社で働くわけなので、本来的にはやりがいを持って働けるはずです。

ただ、実際には志望動機を適当に作ってしまったり、企業分析が足りていなかったりしてギャップは生じがちです。

やりがいが議論になる理由

仕事というのは、やりがい以外にも多くの要素が関わります。

どこで働くか、いくらもらえるのか、どれくらい忙しいかなどがあります。

これがすべて自由な人は多くありません。

そもそも自分にぴったりな仕事があるとしても、相手が自分を必要としているかどうかはまったくの別問題です。

やりがいと制約条件

自分にとって夢のような仕事があったとして、明日からインドネシアに行って、月に15万円で働けるか」を考えるとわかるかもしれません。

つい最近もやりたいことがあって転職をしたいけど、子供が2人いて厳しいというリアルな話を聞きました。

その人の場合には、年齢的にも30代後半で、自由に仕事を選べる年齢をはるかに超えています。

給料は下がるでしょうし、家族の理解を得たり、家族の都合で場所を選んだりすると選択肢は大幅に減るでしょう。

やりがいを優先して選べる人は多くありません。

やりがいはいらないという考え

少し乱暴ですが、やりがいがいらないという考えも確かにあります。いくつかのパターンを紹介します。

生活するために働く

たとえば、ずっと働いていない人が選り好みしていたら、とりあえず働けという話にもなりますし、お金がないなら何らかの仕事に就くのは一般的です。

生きるために働くという人もいるのは事実です。

どちらかというと、やりがいどころではないという状況かもしれません。

見つからないからいらない

「やりたいことがわからない」という問題は若者だけのものではありません。

偏差値で学校を選び、できるだけいい大学を卒業して、大企業に入社して、定年まで同じ会社で働くというのは崩れてきました。

若者は成長も知らず、ものに溢れた世の中で、いかに人生に意味を見出すかということの重要性を理解しています。

上の世代も、リストラや昇進の限界などから生き方を見直しがちです。

ただ、残念ながらやりたいことの見つけ方、やりがい・生きがいの見つけ方は誰も習っていません。

世の中の変化に世界がついてきていないので、一部の人を除いて旧来的な生き方や惰性での生き方を続けています。

変わるからいらない

どうせ思ったとおりにいかないから不要という人もいます。

確かにキャリアプランを考えてもその通りにいくことは少ないというのはよくある私的です。

会社で働いている人は、会社での都合や自分の人生のタイミングに伴う変化や浮き沈みも経験しているかと思います。

やりがいの統計データ

ここでは、やりがいに関連する統計データを見ていきます。

エン・ジャパンの調査によると、仕事にやりがいが必要だと思う人は96%と非常に高い数字を示しています。

その理由としては、仕事の充実、成長感、存在意義などが挙げられています。

ただ、実際になんらかの工夫をしている人は少し減るようです。

自分の肌感覚からすると、明確にやりがいを持っている人はこれよりもはるかに少ないように感じています。

Indeedの仕事の幸福度調査でも日本は最下位にランクしており、やりがいは必要なものの、実態は追いついていないように見えます。

やりがいを手に入れるためのポイント3つ

やりがいといっても範囲は広いですが、有効なアプローチがあるのでご紹介します。

ポイントは大きく3つです。

  1. 選択肢を広げておく
  2. 試行錯誤する
  3. 振り返る

1.選択肢を広げておく

ネガティブな文脈で「詰んでいる」という言葉があります。

将棋でどうやっても王や玉が取られてしまうという状況を指しますが、一般的な文脈では選択肢がほとんど無くなる状態に使われます。

実際、選択肢が少なくなってしまうことはよくありますが、その状態ではやりがいとは言っていられません。

打ち手がいくつか考えられるようにしておくのが基本です。いくつか例を紹介します。

  • 資格やスキルなどを持っておく
  • 以前の会社で実績を出す
  • マネジメントや新規事業立ち上げの経験をしておく
  • 貯金を持っておく
  • 今の会社はむやみにやめない
  • できるだけ結婚しない
  • 若いうちに動く

いつでも転職できたり、働かなくてもいいお金を持ったりしていると選択肢が格段に広がります。

2.試行錯誤する

自分が見ている範囲もそうですが、年齢が上がると試行錯誤が加速度的に減ります。

仕事の中でPDCAを回している人でも人生や自分の幸福、仕事の満足度などに関して試したり、挑戦したりすることはなくなります。

もちろんそれは結婚したり、子供ができたりして時間的・資金的な余裕がなくなったりすることも理由の1つです。

変化が億劫になり、惰性で楽に生きたくなるという理由もあるかもしれません。

こうしたときに、ちょっとしたことを試してみるのが有効です。

  • 昔、好きだった本を読んでみる
  • 仕事に関連したブログをはじめて見る
  • 自分の興味がある仕事をしている人の話を聞く
  • 楽しそうに働いている友人と飲みに行く
  • 週末に勉強会に出てみる

簡単にできそうなハードルの低いことから始めると、挫折しにくく、次のアクションにつながりやすいです。

3.振り返る

試したことを振り返るのも重要ですし、人生を振り返るのも重要です。

すでに社会人経験がある人ならなおさら、自分の好き嫌いや向き・不向きはある程度わかるでしょう。

「やりたいことがない」という人も昔好きだったことはあるはずです。

現実に押しつぶされたり、心の声を押し殺しているうちにだんだんわからなくなってしまいます。

週末に合宿でもして、振り返るというのはおすすめです。

さらに知っておきたいこと

やりがいをずっと失いたくない場合には、時間とお金の管理が重要です。

お金と時間があれば、選択肢は格段に広がります。

好きなことにボランティアで参加したり、気に入らない仕事から転職したりもできます。

余裕があれば、会社内でもより興味がある仕事をしたり、大胆に仕事をしたりできます。

やりがいを持つためにできる工夫をぜひ考えてみてください。

他にも仕事やキャリアに関する記事がありますので、こちらも合わせてどうぞ。

 

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