【実体験】ノマドワーカーのリアル。海外ノマド生活でわかった10のこと

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ゆか

ノマドって自由で楽しい感じだよね?私もなりたいな~

man
まっくす

いい面もあるけど、表には出てこない話もあるよ

ノマドワーカーというと、自由なイメージがあると思います。

家やカフェで仕事をしたり、人によっては海外に住んだり、時間や場所にとらわれずに働くこともできます。

一見、いいことばかりに思えますが、自分の実体験を踏まえると、大変なこともたくさんあります。

ここでは、そんなあまり表には出てこないノマドワーカーの実態についてご紹介します。

1.憧れとリアルのギャップ

ノマドに憧れる人は多いですが、実際にその人たちに向いているかどうかは別問題だと思います。

とくに、日本人は学校や職場などで時間や場所に縛られることが多いです。

役所に至っては、たばこ休憩やちょっとしたTwitterの書き込みで怒られたり、一般企業でもサービス残業はよくあります。

そんな中で生きてきた人たちが、あらゆる制約がない中でうまく適応できるかというとそうとも限りません。

欧米のように、ギャップイヤーがあって旅をしながら自分探しをしたり、カジュアルに転職したりする人たちとはまた違うのではないかというのが個人的な考えです。

2.縛られる幸せ

日本人はコミュニティーや世間に縛られるのが比較的好きかと思います。

自分が生まれたというだけでそこにとどまったり、同じ会社で働き続けたりするのは典型です。

ビジネスライクなドライな感じではなく、ウェットな関係を望む人も多いのではないでしょうか。

若い世代は変わってきているかもしれませんが、かたときもスマホを手放せない若者も結局のところは変わらないかもしれません。

3.何が自由で、何が自由じゃないのか

ノマドはある面では自由です。

場所もネットさえつながれば、どこでも働けますし、出社時間もありません。

実際、自分もインドネシア・タイ・ベトナム・マレーシアなどを転々としながら働くこともありました。

これは時間にも場所にも縛られ、スケジュールの多くの部分が決まっている人と比較すると自由度が高いように見えるかもしれません。

果たしてこれは自由なのでしょうか?

自分がこうした働き方をする中で感じたのは、自由である一方で、非常に不自由だということです。

起業したり、独立したりした人はわかるかもしれませんが、すべてを自分でやるのはある意味でかなり制限されます。

会社では、会社のお金を数千万円使ったり、会社の看板で新卒なのに大手企業を担当したり、バックオフィスを他の人がやってくれるから営業に集中できたりします。

自由というのを何かをできる能力とするのであれば、自由の総量は実はサラリーマンのときとあまり変わっていないんじゃないかとさえ思います。

4.責任と無責任の間

自由以上に感じたのは、責任が狭くなっていくことです。

会社でのミスは規模や内容にもよりますが、ものによっては大きなインパクトがあります。

バイトテロと呼ばれた一連の騒動でたった数人のバイトによるダメージの大きさを見た人も多いと思います。

ちょっとしたミスで、経営陣、同僚、投資家、取引先やその社員などに影響してしまうことがあります。

これは、ノマドにはないです。基本的には自分が負える程度の範囲でしか責任は発生しません。

案件を受けてもあくまで特定のプロジェクトやその一部分で何かをめちゃくちゃにすることはありません。

せいぜい契約が更新されなかったり、一部の人に嫌われたりするくらいです。

感覚的には社会人というよりも学生のときの感覚に近いかもしれません。

5.孤独との勝負

結婚している人などは別として、ノマドで一番長く付き合うのは自分であり、孤独です。

1日が終わって、そういえば今日は、「カフェラテのMで」もしくは「レシートは大丈夫です」しか発していないことも珍しくありません。

チームを組んだり、同じオフィスの人もいたりしますが、いわゆる会社のような一体感はありません。

既婚者やシェアハウスに住んでいる人を除くと、孤独マネジメントが一番問題かもしれません。

6.結局、仕事はオフィスが安定

仕事場に関して、スタバに非常にお世話になったのは間違いありません。

日本でもインドネシアでも非常に高い頻度で行きました。

ただ、カフェでの仕事って非常に面倒です。

なにかの合間に仕事をするならまだしも、1日中いるわけです。

たとえば、ご飯の時間をどうするかという問題もありますし、お金の問題もあります。

飲み物や食べ物をカフェの中ですべて済ませるとオフィスを借りられるくらいの費用にはなります。

移動も面倒ですし、自由に出入りもできなければ、MTGもやりづらいです。

結果として、コワーキングスペースなどを利用することになります。

自分の場合には、五反田で15,000円、インドネシアで8,000円(百万ルピア)、タイで7,000円(3,000バーツ)くらいでした。

タイが圧倒的にコスパ最高です。

7.移動・引越しは面倒

長期の旅行を経験した人はわかるかもしれませんが、移動は面倒です。

ホテルを変えたり、都市を移動し続けるのは時間も体力も必要です。

短期の旅行であれば楽しいですが、数ヶ月、年単位になるとストレスが大きくなります。

とくに海外だと、住居事情はあらかじめ見ないと非常にリスクが高いので、毎回そこそこの手間をかける必要があります。

世界を旅し続けるというのは、楽しそうに見えますが、実際にやってみると、疲れるし、慣れるし、飽きます。

荷物が少なくても結構たいへんです。

8.持ち物は洗練される

移動が面倒なので、結果として持ち物は限定されていきます。

本当に大切なものしか扱わなくなるので、持ち物は一般的には減ります。

極端なミニマリストになるわけではありませんが、不要なものが減るので、自分にとって大切なものが明確になります。

ほとんどのものがなくても生きていけるということがわかります。

9.人間関係もシンプルになる

会社員時代の100倍くらい人間関係はシンプルになります。

会いたくない人には会わずに済みます。

近所付き合いも、仕事場の付き合いもコントロールできるので、完全に人付き合いをなくすこともできます。

その結果として、気が合う一部の人だけとの付き合いになりやすいです。

10.海外も住めば一緒

上とも関連しますが、住めば慣れます。旅行と住むのはまったく違います。

旅行中に言葉が通じないのは、非日常のイベントですが、住んでいるときに言葉が通じないのは日常的に不便なだけです。

最初のうちはすべてが目新しいですが、だいたい3ヶ月~6ヶ月でかなり勝手がわかるようになります。

日常になると、どこの国もそこまで変わりません。

もちろん、国との合う・合わないはありますが、基本的にはいつもの自分に収束していきます。

あなたがどこにいようが、あなたが誰なのかという根本的な問題に落ち着きます。

さらに知っておきたいこと

ここでは、ノマドワーカーについて取り上げました。

ノマドが語られるときに、ポジティブな話題に終始することが多いです。

どの働き方もそうですが、いい面もあれば、悪い面もあり、人による向き・不向きもあります。

情報収集をしつつ、試しつつ、ぜひ自分にあった働き方を選んでください。

ほかにもキャリアや仕事に関する記事がありますので、こちらもあわせてどうぞ。

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