仕事に飽きたら辞め時?興味がない・面白くない仕事を変えたい人に

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ゆか

今の仕事が楽しくないんだよね。ジョブチェンジしたい

man
まっくす

タイミングも悩ましいよね。もうちょっとレベル上がってからでもいいかも

仕事に飽きるというのは珍しいことではありません。

毎日のようにまったく違う仕事をする人は少なく、ある程度はルーティン化されるものです。

また、会社で働く以上、そもそも自分が興味を持てない、面白いと思えない仕事に携わることもあるでしょう。

ここでは、仕事に飽きたらどうするか、興味を持てない仕事にどう向き合うか、何に気をつければいいのかをご説明します。 

 

自分と仕事のマッチングは重要

万人にとって楽しい仕事もつまらない仕事もありません。

自分と仕事のマッチングがポイントで、

  • 自分の価値観や自分が求めるものに合った仕事を見つける
  • 仕事を自分に合うように変えていく

という姿勢が大事です。

仕事自体に問題があるのではなく、あなたに合っていないことが問題なのです。

当たり前に思えるかもしれませんが、仕事に原因を求めると転職を繰り返し、いつまでも興味を持てない仕事を転々とするリスクがあります。

逆に、前職での成果がイマイチだった人が転職して活躍していることもたくさんあります。

仕事に飽きたらどうするのか?

もちろん、仕事に飽きたらスパッと退職して新しい仕事を始めたり、自分で起業をしたりする選択肢もあります。

ただ、飽きるたびに転職をしていると長期的に選択肢が減ってしまうリスクもせっかくの機会を無駄にしてしまう可能性もあります。

仕事に飽きたり、興味を持てなかったりしたときに考えたいポイントが2つあります。

  1. 長期的に解決できるか
  2. 仕事での機会を十分に活かしたか

1.長期的に解決できるか

短期的には、仕事に不満があっても長期的に解決する問題も多いです。

たとえば、会社で定期的なジョブローテーションがある場合には、そのまま働くというのも選択肢の1つになりえます。

これが中小企業で今の仕事以外に可能性がない場合には、そのままで解決は難しいでしょう。

また、新卒入社して1ヶ月で裁量がない、仕事が楽しくないという人は判断が少し早いかもしれません。

研修中の仕事と実際の仕事が違うことはよくありますし、不慣れな仕事をいきなり楽しいと思う人も少ないでしょう。

これは時間によって解決するか、解決できるかは最初に考えたいポイントです。

2.職場での機会を十分に活かしたか

仕事を活かす

どんな仕事でもそこから学べることはあるものです。

これは仕事もそうですが、本人が学ぼうとする意識も非常に重要です。

同じ仕事をしていても学べる内容は人によって違います。

仕事に必要なスキルや売れる経験があれば、職場が変わっても活躍できますし、それがない状態で職場が変わっても活躍するのは難しいでしょう。

立場を活かす

また、あなたが会社で働いている場合には、仕事以外のメリットも多数あります。

もし正社員であれば、特別な事情がない限り、あなたを解雇することはできません。

契約社員などの期間の定めがある仕事でも、期間中に解雇することは難しく、あなたは賃金が保障されます。

産休・育休などの権利もありますし、会社内で異動したり、上司を変えてもらったりすることもできるかもしれません。

こうした権利を十分に活用できているかどうかもチェックしましょう。

仕事を変えたい人へ

長期的に変わる可能性も低く、十分に今の職場での機会も活用できたという人は転職を検討してもいいでしょう。

ここからは転職先で同じような状況にならないために、転職を成功させるためのポイントを見ていきます。

  1. 転職のルールを知る
  2. 自分を知る
  3. 会社のことを知る
  4. 選考を受ける

4つのポイントをそれぞれ見ていきます。

1.転職のルールを知る

職場では優秀な人でも転職市場のことを知らないということはよくあります。

十分な知識がないために自分を過大評価してしまったり、選考対策を甘く見て不合格になってしまったりするリスクがあります。

一方で、転職のポイントはあなたのスキルや応募している職種、受ける会社によって大きく変わるので、万人向けに当てはまるものは少ないです。

その中でも、多くの人に当てはまる要素が年齢と転職回数の2つで、これは最低限押さえておきましょう。

飽きっぽく、短期間で何回も転職してしまう人は転職回数に注意が必要です。

年齢の転職への影響

  • 新卒(ポテンシャル超重視)
  • 既卒・第二新卒(ポテンシャル重視)
  • 30歳未満まで(専門性も考慮、未経験はここまで)
  • 35歳未満まで(高い専門性が必須、マネジメントも考慮)
  • 35歳以上(高い専門性やマネジメントが必須)

転職回数の転職への影響

  • 転職回数
    • 2回まで(多くの会社で問題なし)
    • 3回以上(一部の会社で選考に通りにくくなる)
  • 転職回数に対する年齢
    • 20代で2回まで(多くの会社で問題なし)
    • 30代で4回まで(一部の会社で選考に通りにくくなる)
    • それ以上(多くの会社でネガティブに取られる)

転職は2回くらいまでは多くの会社であまり問題になりません。

それ以上の回数になると、ほとんどの会社で面接に呼ばれにくくなったり、面接での転職理由のチェックが厳しくなったりします。

2.自分を知る

上でも説明したように、万人にとっていい仕事はありません。

自分にどういう仕事が向いているか、自分にとって大事な要素が何かといったことを明確にすることで、合った仕事が見つかりやすくなります

過去の仕事について、なぜ辞めたいと思ったか、どこに満足していたかなどを考えると見えてくるかと思います。

以下は自己分析に使える質問の一例です。

自分を知るための質問

  • 将来的に何をしていたいのか
    • プランを大事にしたいか、柔軟にいたいのか
    • 結婚、出産はしたいのか。いつまでにしたいのか
  • 仕事でもっとも大切にしたい価値観はなにか
    • お金はたくさん欲しいか、必要なだけでいいのか
    • 仕事を大事にしたいのか?仕事以外も大切にしたいのか
  • どういう仕事がしたいのか
    • 定型的な仕事がいいのか、クリエイティブにしたいのか
    • 日本だけで働きたいのか、海外でも働きたいのか
  • どういう働き方がいいのか
    • オフィスで働きたいのか、オフィス以外で働きたいのか
    • 残業や休日出勤はしたくないか、構わないのか
    • 正社員にこだわるか、非正規でもいいのか
  • どう評価されたいのか
    • 成果主義のほうがいいのか、年功序列がいいのか
    • 結果だけを大切にしたいのか、プロセスも重要なのか
  • どういう人間関係がいいのか
    •  人間関係は近い方がいいのか、遠いほうがいいのか?
    • 上下関係はあった方がいいか、フラットがいいか

このような質問を自分にしたり、人から自分のことを聞いてフィードバックをもらったりして自分のことを深く理解しましょう。

3.会社を知る

会社を調べるのも重要ですが、差が付きやすいところです。

転職サイトや転職エージェント、それ以外のサービスもたくさんあるので、うまく活用できるとよりよい選択肢が見つかります。

転職サイトを活用する

最初に思い浮かぶのはいわゆる転職サイトかもしれません。

王道はリクナビNEXTで転職者のほとんどが登録しています。

ほかにもミイダスのように登録するだけで自分の市場価値がわかる新しいサービスもあります。

年収600万円以上の人はビズリーチ一択です。求人の質がほかのサービスよりも格段にいいです。

女性で年収400万円以上の人はリブズキャリアもいいです。

おすすめ転職サイト一覧

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転職エージェント

転職エージェントも非常に有効なサービスです。

求人探しから選考対策まですべてを自分でやろうとすると、いくら時間があっても足りません。

転職エージェントでは、転職の進め方のアドバイスから求人の紹介、選考書類や面接のアドバイスまでをすべて無料で受けられます。

ほかのサービスと違い、転職に関するアドバイスや選考内容のフィードバックをもらえるので、転職サイトと併用しましょう。

せいぜい数回しか転職しない自分の力だけで進めるよりも、たくさんの求職者をサポートしている転職のプロに相談して成功確率を上げましょう。

大手エージェントであれば、求人の量もエージェントの質もいいので、大手をおすすめします。

会社の評判を調べるときにはVorkers転職会議も活用しましょう。会社の内情に関するリアルな意見が得られます。

4.選考を受ける

中途採用の選考は書類(履歴書と職務経歴書)と面接が基本です。

ほとんどの会社では書類で審査され、その後に2~3回前後の面接があり、内定へと進みます。

a.書類対策をする

選考書類ですが、転職では新卒のときのような変わったエントリーシートや質問が用意されることはありません。

  • 履歴書
  • 職務経歴書

の2点でだいたいどの企業も書類選考されます。

職務経歴書は重要

職務経歴書は経験した仕事の詳細を書くもので、履歴書以上に重要な書類です。

履歴書ほどフォーマットが決まっていないため、差がつきやすい書類でもあります。

この職務経歴書がしっかりかけていない人は非常に多く、対策が必須です。

書類はチェックしてもらう

自力で書くのもいいですが、転職エージェントでチェックしてもらった方がいいです。

履歴書も職務経歴書もこまかなルールやポイントが多いです。

「面接にいけば、存分にアピールできる」と思っている人も書類で落ちてしまうと、どうしようもありません。

パソナキャリアは選考書類対策にも力を入れていて、おすすめなので相談してみてください。

書き方のポイント

このサイトでも別記事で書き方を解説しています。

ただ、これはあくまでも基本的な書き方であって、ベストなものはその人の学歴や職歴によっても違います。

パソナキャリアなどの転職エージェントで見てもらう方がいいでしょう。

b.面接対策

選考対策の中でもかなり重要なパートです。

どれだけ実務経験があっても、それを面接で伝えられないと仕事ができないとみなされてしまいます。

たとえば、このようなものはかなり典型的な質問ですが、うまく答えられない人もいます。

  • なぜ退職したのか・転職を考えたのか?
  • 志望動機は? なぜ他の会社ではないのか?
  • 自己PR

退職理由⇒志望動機⇒自己PRをちゃんと説明できるだけでも印象はまったく違います。

ちょっとした対策でかなりよくなりますので、可能なら実践練習もしましょう。

このプロセスを軽視している人は多く、かなりもったいないです。

転職エージェント、ハローワーク、知り合いの人事でもだれでもいいので練習しましょう。

転職エージェントで面接対策に強いのはパソナキャリアです。

ほかにも面接対策のコンテンツがあります。

さらに知っておきたいこと

ここでは、仕事に飽きたときの対策について見てきました。

自分が変わることで対処できそうならいいですが、職場を変えることで大幅によくなることもあります。

柔軟に動き、仕事を楽しめるようにしましょう。

他にもキャリアに関するコンテンツがあります。こちらもあわせてどうぞ。

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