自分に合わない仕事・向いていない仕事の対処法!仕事の適性を考える

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ゆか

今の仕事が自分に向いていない気がするんだよね

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まっくす

サラリーマンなら誰しも考えることがあるよね

「この仕事向いていないな…」とは誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

とくに、新しい仕事についたときに起こりがちです。

ただ、向いていない仕事を続けるべきかどうか、それをどのように考えるべきかは悩ましい問題です。

ここでは、向いていない仕事とその対処法について見ていきます。

仕事の向き・不向き、適性とはなにか?

自分に向いている仕事、向いていない仕事があることを多くの人は認識しているかと思います。

向き・不向きはだいたい下の2つの要素で判断されます。

  • 結果が出ているか
  • やっていて楽しいのか

結果が出ている状態、もしくは結果が出ていなくても楽しいという場合には、向いていると考えやすいです。

楽しんでやっている人はそれなりの結果につながることも多いです。

結果が出ていない状態でやっていても楽しくない場合には、向いていないでしょう。

また、自分の能力とはマッチしていても楽しくないという場合にも向いていないといえるかもしれません。

適性と適正の違い

言葉が似ていてややこしいのですが、適性適正は違います。

適性は、適性検査のように個人の能力や資質を指します。性格検査のように、能力以外も含めるのが一般的です。

適正は正しさの話なので、「適正に行われた」というような使い方がされます。

向き・不向きなどは適性がある・適性がないというように、適性という言葉を使います。

仕事の適性を判断する4パターン

まとめると、以下の4つのパターンのいずれかに当てはまるはずです。

  1. 結果が出ていて、楽しい
  2. 結果が出ているが、楽しくない
  3. 結果が出ていないが、楽しい
  4. 結果が出ていなくて、楽しくもない

1つ目がベストですが、2~4の場合にはなかなか悩ましいところです。

得意でも楽しくないものを続けるのも、好きでも結果が出ないものを続けるのは厳しいです。

結果も出なくて、好きではない仕事はあなたに向いていないのは明らかです。ただ、すぐに仕事を辞めたり、変えたりするのがいいのでしょうか。

2~4について、どのようにするのがいいのかをそれぞれ見ていきます。

結果が出ているが、楽しくない場合

結果が出ていると、それなりに満足するのが人間の傾向としてあります。

結果が出ていると仕事の裁量が広がったり、収入が多かったり、働き方が自由になったりしやすく、メリットも大きいです。

それでも楽しいと思えないという状況は確かにありますし、こうした人は遅かれ早かれ、異動したり、転職したりするものです。

今の仕事で結果を出しているという場合には、会社内の異動にしろ、転職にしろ、有利なポジションにいます。

本当はやりたいことがある場合と、やりたいことがわからない場合に分けて考えます。

やりたいことがある場合

やりたいことがある場合には、近づく方法を考えましょう。

社内で異動する

もし社内で近い仕事があれば、異動願いを出したり、上司に相談したりする方法があります。

上司の場合には、結果を出している人がいなくなると困るので、人事や上司の上司に相談したほうがいい場合もあります。

転職する

社内で難しい場合には、転職活動をするのも1つです。

希望の会社から内定がもらえなければ、今の会社に残ればいいので、安易に退職しないようにしましょう。

転職を検討する人はリクナビNEXTにとりあえず登録しておきましょう。現職での年収が600万円以上の人はビズリーチもおすすめです。

こうしたサービスにとりあえず登録をしておきながら、転職エージェントにも登録して転職の具体的なアドバイスをもらうと成功確率が大幅に上がります。

リクルートエージェントパソナキャリアなどの大手エージェントは求人数も多く、アドバイザーの質も安定しているため、ぜひ相談しましょう。

副業・複業をする

生活や仕事の都合ですぐに転職をするのが難しい場合などはテスト的に副業をしてみる方法もあります。

そもそもやったことがない仕事などは、本当に好きなのかを試すのは有効です。

ライターなら記事を書いたり、プログラミングならコードを書いたりするのが一番ですが、興味がある人の話を聞きに行ったり、体験したりしてもいいです。

やりたいことがない場合

やりたいことがない、わからない場合には小さくテストをしましょう。

いきなり異動したり、転職したりすると「自分のイメージと違った」となりかねません。

不要なリスクを取るよりも、休日に試したり、会社で関連のあるプロジェクトに携わったり、近い仕事をしている友人の話を聞いたりしましょう。

見つかってからは上記のように具体的に動き出しましょう。

結果が出ていないが、楽しい場合

楽しいというのはそれ自体が、いいニュースです。

ただ、結果が出ない状態で続けるべきかというのは悩ましい問題です。

基本的には結果が出るように努力をするのが有力ですが、それによって生活に影響があるパターンでは少し考える必要があります。

たとえば、役者やお笑い芸人といった仕事でバイトをしながら仕事を続けているという場合には、いつまで続けるのかというのは考慮するポイントになります。

粘ってそこから成功する人もいますし、仕事を変えてその仕事を楽しんだり、幸せな家庭を築く人もいます。

結局のところは、自分がなにを大切に思うかという価値観にしたがって決めるしかありませんが、そのときに考えるべきポイントをいくつか紹介します。

  • このまま結果が出なくてもあまり後悔はしなさそうか?
  • 今の仕事を変えることの後悔は、ほかの後悔よりも大きいか?
  • 今の仕事は副業や趣味として行う選択肢はあるか?

こうした質問とリアルな生活をイメージして考えましょう。

日本では、生きていけないという状況になる可能性は低いですが、自分の求める生活水準も重要です。

自分で稼ぐ能力さえあれば、やりたいことをやるための選択肢も広がります。

サラリーマンでも自分の市場価値を認識しておくことが大事です。

リクナビNEXTに登録して企業からスカウトが来るか、リクルートエージェントに相談して内定がもらえそうな求人があるかなどを定期的に押さえておくのも有効です。

結果が出ていなくて、楽しくもない

結果も楽しさもない場合には、普通に考えると辞めても問題がないように思います。

ただ、その判断には注意も必要です。押さえたい3つのポイントを紹介します。

  1. 判断のタイミング
  2. 判断の理由
  3. 対処方法

1.判断のタイミング

1つ目は、判断のタイミングで早すぎる例があります。

新卒の人でもよくありますが、入社して1週間、2週間程度で退職してしまう人がいます。

見切りが早いというのは悪いことではありませんが、仕事をある程度こなさないとわからないことも多いものです。

仕事の限られた側面だけを見てしまい、判断をするとかえって自分の可能性を狭めてしまいます。

2.判断の理由

上で見たように、仕事が自分に向いていないと考える理由は結果と好きかどうかが大きな要因となっています。

この2つは明確に分かれているわけではなく、結果が出ていると好きになりやすいという傾向があります。

つまり、向いていないというのは単純に実績が出ていないからということもあります。

たとえば、自分は営業に携わってきましたが、営業は非常に明確に結果が出ます。結果が出ないうちには、仕事にはポジティブにはなりにくいものです。

最初は大変でも何ヶ月かして結果を出すと、営業を楽しむようになる人は少なくありません。

結果が出てなくて好きではないのと、結果が出ているのに好きではないは大違いなので、結果が出ていない人は結果を出せるように努力したいものです。

3.対処方法

向いていない仕事でも自分にとって無駄かどうかはわかりません。

あまり積極的にやっていない仕事でも後々、そこでの経験が活きるということは珍しくありません。

続ける、続けないはやはり自分の価値観にもよりますし、無理に3年は続けた方がいいとも思いませんが、せっかくなので一通りの仕事を覚えるくらいはするのがおすすめです。

仕事を変える場合にはやはり社内での異動と社外での転職があります。

社内で異動する

もし社内で好きな仕事があれば、異動願いを出したり、上司に相談したりする方法があります。

一定以上の規模の会社は退職を嫌う傾向にあるので、実績に関わらず他部署の選択肢ができることは珍しありません。

転職する

社内で難しい場合には、転職活動をするのも1つです。

希望の会社から内定がもらえなければ、今の会社に残ればいいので、安易に退職しないようにしましょう。

転職を検討する人はリクナビNEXTにとりあえず登録しておきましょう。現職での年収が600万円以上の人はビズリーチもおすすめです。

こうしたサービスにとりあえず登録をしておきながら、転職エージェントにも登録して転職の具体的なアドバイスをもらうと成功確率が大幅に上がります。

リクルートエージェントパソナキャリアなどの大手エージェントは求人数も多く、アドバイザーの質も安定しているため、ぜひ相談しましょう。

向いている仕事に就くために

いきなり自分にぴったりの仕事が見つかるということは少ないです。

やりたいことがわからないというのは10代・20代だけの悩みではありません。

では、どうやって自分に向いている仕事に近づいていけるのでしょうか。

3つほど押さえておきたいポイントがあります。

  1. 自分の価値観がわかっていること
  2. 時間は有限であること
  3. 生活を継続できるお金があること

1.自分の価値観がわかっていること

多くの人は人生の目的や自分の価値観を明確にするのにある程度の時間がかかります。

キャリア・アンカーという理論でも自分の大切な価値観をわかるまでには10年前後は働く必要があるのではないかと指摘されています。

大事なのは、自分が楽しかったことや充実していたことやその逆だったことをしっかりと振り返り、自分の価値観を分析し、形成していくことです。

就活のときのような自己分析を人生を通じて行っていくことが重要です。

2.時間は有限であること

人生にはタイムリミットがあります。

時間やお金といったリソースは有限で、その中でも時間は不可逆でもとに戻すことができません。

挑戦をするにしても若いうちの方が失敗を取り返しやすく、サポートも得やすいです。

20代と40代では起業して失敗したときのダメージや未経験職種に転職するハードルがまったく違います。

動き出しは早めが大事です

3.生活を継続できるお金があること

人が夢をあきらめる理由は、時間とお金です。

お金は時間と異なり、増やすことができますが、増やすには時間が必要です。

自分の口座に必要な生活費が毎月ずっと振り込まれれば、あなたはやりたいことができる可能性は上がるでしょう。

個人としてお金を稼げる、いつでも会社に雇われる能力がある場合には、より自由に意思決定できるはずです。

さらに知っておきたいこと

ここでは、仕事に合う・合わないと考える理由やそれぞれの対処法について見てきました。

このような基本的な考え方を押さえておくことで、仕事が自分に合っていないというような漠然とした不安に対抗できます。

自分の価値観を基本に自分にとってよりよい仕事に携われるようにしていきましょう。

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