年収270万で手取り210万の生活!税金(住民税・所属税)、保険料に貯金・家賃・車、男女の仕事・結婚事情まで

年収270万円となると、一人暮らしには十分です。

ただ、二人暮らし、さらに子供がほしいとなると、正直もう少し欲しいところです。住宅や車などお金について考えることも多いかと思います。

ここでは、お金の話を中心に結婚や仕事まで年収270万円の実態に迫ります。

額面年収270万円の手取り・税金

手取り金額はいくらか?

年収は実際にそのまま手に入る金額ではありません。年収は額面ともいわれる総支給額ですが、ここから以下のものが引かれます。

  • 税金(所得税、住民税など)
  • 社会保険料(健康保険、年金保険、雇用保険、介護保険)

年収270万円の場合には、手取り金額が以下のものです。

  • 年収で約210万円
  • 月収で約18万円

所得税、住民税、社会保険料はいくらか?

年収270万円に対する具体的な税金や社会保険などの内訳を計算したものがこちらです。

単身世帯、東京の協会けんぽ、40歳未満というようないくつかの前提をおいていますので、人によって違います。

  月収 年収
額面 22.5 270.0
社会
保険
厚生年金
保険料
2.0 24.2
健康
保険料
1.1 13.1
雇用
保険料
0.1 0.8
介護
保険料
0.0 0.0
税金 住民税 1.2 14.3
所得税額 0.4 4.8
手取り 15.1 212

年金保険料、住民税、健康保険料などの負担が大きくなっています。

実際には手取りはもう少し多くなるかと思いますが、計算方法の詳細など興味がある方はこちらもどうぞ。

年収270万円の割合・年齢は?

年収270万円の全体に占める男女別割合

国税庁のデータより計算すると年収300万円未満は、以下のとおりです。

  • 男性で23.1%
  • 女性で63.1%
  • 全体で39.6%

男性の場合や全体と比較すると低いですが、女性ではそこまで低いともいえない水準です。

女性の場合にはちょうど、半分くらいの位置になるようです。

出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成

年収270万円は30代・40代では低い?

年収270万円は20代半ば程度の平均年収です。20代後半以降だと低いといえます。

国税庁のデータと転職サイトのdodaのデータがありますので、そちらをご紹介します。

国税庁のデータ

年収270万円は20代前半と後半の間くらいです。

  20代前半
(20~24)
20代後半
(25~29)
30代前半
(30~34)
男性 275 383 457
女性 241 309 315
全体 258 351 403

出典:民間給与実態統計調査 – 国税庁より作成

dodaの平均年収データ

年収270万円は23歳あたりの水準となります。

  23歳 24歳 20代 30代
男性 293 320 365 487
女性 305 333 319 386
全体 280 304 346 455

年収270万円の貯金と家賃

年収300万円の平均貯金額・資産額

預貯金額と金融資産の2つがありますが、

  • 預貯金では一人あたり300万円程度
  • 金融資産では一人あたり500万円以上

となっています。

世帯
種別
単身世帯 2人以上世帯
年収帯 300万円
未満
300~
500万円
300万円
未満
300~
500万円
預貯金 264 388 577 887
金融
資産
513 789 887 1,027

出典:『家計の金融行動に関する世論調査』 金融広報中央委員会

年収300万円の貯蓄比率

年収のうち、どれくらいを貯蓄に回しているかを見ていきます。

  • 単身世帯の方が2人以上世帯よりも貯蓄でき、どちらも年収が高いほうが貯蓄率は上がる
  • 1人世帯では2万円~3万円、2人以上世帯では1万円~1.5万円程度の貯蓄が可能
世帯種別 単身世帯 2人以上世帯
年収帯 300万円
未満
300~
500万円
300万円
未満
300~
500万円
平均 10.0 17.0 5.0 7.0
貯蓄
しない
43.1 19.7 54.6 35.2
10%以下 14.1 13.9 16.4 23.0
10%~20% 20.4 26.0 17.7 23.9
20%~30% 10.7 17.0 4.8 8.2
30%以上 11.7 23.5 1.8 4.1

出典:『家計の金融行動に関する世論調査』 金融広報中央委員会

年収270万の家賃相場

下でこまかく生活費の内訳も見ますが、手取り月収の3割程度までが目安です。

手取り月収が18万円程度とすると、6万円前後までに収めたいところです。

都心に住む場合には6万円は厳しいかもしれませんが、可能な限り抑えましょう。

一人暮らしや子供人数ごとの家計簿内訳

実際に手取り金額をもとにどのような支出になるかを見ていきましょう。

一人暮らし・実家暮らしの生活費

一人暮らしの生活費内訳はこのようなイメージです。

収入 給料 18万円
固定費 家賃 6万円
通信費 1万円
光熱水費 1万円
変動費 食費 4万円
交際費 2万円
趣味 1万円
服・日用品など 1万円
貯金 2万円

一人であれば、節約をしなくても生活できる水準です。

お金のかかる趣味や頻繁な飲み会がなければ、貯金も毎月2万円ほどはできそうです。

車を買う場合には、維持費で最低でも2万円程度はかかるので注意しましょう。

夫婦・シングルマザー

夫婦やシングルマザーの場合には生活はできますが、余裕があるわけではありません。

一人暮らしの費用に加えて保険だったり、食費、通信費、日用品だったりの値段が増えます。

試算するとこのようになります。

収入 給料 18万円
固定費 家賃 6万円
通信費 1.5万円
光熱水費 1万円
保険 1万円
変動費 食費 4万円
交際費 1万円
小遣い 1万円
服・日用品など 1.5万円
貯金 1万円

車代は入っていませんが、車の購入費や維持費があると赤字になります。

保育料が別にかかる場合には、トントンくらいになるというイメージでしょう。

無駄遣いをしなければ、生活をする分には問題ありません。

夫婦、子供1人・2人・3人

子供がいる場合には、子供関連の費用が追加でかかるため、カツカツになります。

貯金をするには、ある程度意識的に節約が必要になるでしょう。

たとえば、大学進学する場合には、国立大学でも250万円程度、私立の場合では500万円程度はかかります。

500万円を貯めるのに、月2万円の貯金では20年かかってしまいます。

2人分だと1,000万円です。ちゃんと計画していないとすぐに貯まるお金ではありません。

マイホームや車などのローンで厳しくなっているケースも目にします。

優先順位を考えて、無理な計画にならないようにしましょう。

年収270万円の結婚・子供は?

上で見たように、夫婦だけで暮らす分には問題ありません。

子供が欲しい場合には、収入的には少し心もとないでしょう。

共働きや副業を含めた収入を上げる方法や節約方法を考える必要があります。

参考までに年収別、年齢別の結婚事情のデータも紹介します。

20代・30代の年収ごとの婚姻・交際状況

国土交通省で、年収別の婚姻・交際状況に関しての調査があります。

年収が上がるほど、結婚している比率が上がっています。

200~
300万円
300~
400万円
500~
600万円
既婚 14.6 26 36.3
未婚
恋人あり
31.2 29 20.8
未婚
恋人なし
32.4 29.3 33.2
未婚
交際経験なし
21.8 15.7 9.7

出典:国土交通省 国土交通白書

年齢別の結婚率

国勢調査では、年齢別の結婚率が調査されています。

女性も男性も30代前後で半数程度が結婚し、その後も結婚している比率はどんどん上がっていきます。

年齢 結婚率 男性 女性
20歳 5.5% 5.4% 5.7%
25歳 23.1% 19.7% 26.7%
30歳 53.7% 48.0% 59.6%
35歳 68.6% 63.3% 74.0%
40歳 74.7% 69.7% 79.9%

出典:国勢調査

年収270万円のマイホーム・住宅ローン事情

ローンは可能か不可能かでいうと、金額によっては可能です。

ただ、上で見たように夫婦でも余裕があるわけではありませんし、子供がいる場合には難しいでしょう。

「家を購入しないのであれば生きている意味がない」人以外はやめましょう。

年収270万円の車・ローン事情

車に関しては、維持費と購入費をあわせて考えましょう。車は維持費(税金、保険、ガソリン、駐車場)だけでも1~2万円かかります。

購入もローンにした場合には、金利もありますし、月々の生活費をさらに圧迫します。

実際の生活に合わせて調整しましょう。

年収を増やす方法

派遣やフリーターの人は正社員になると上がる

まず、雇用形態によって年収の格差はあります。

会社によっては同じような業務でも収入が変わることはよくあります。こうした仕事についている人は、正社員に変わるだけで待遇がよくなります。

年齢にもよりますが、あなたがまだ若く20代・30代であれば可能性は高いです。

それ以外の人も今の会社では給料を上げるのが厳しければ、転職の選択肢は有力です。

会社選びさえ間違えなければ、年収を100万円以上増やすのは難しくありません。

転職を成功させる3つのポイント

1.転職サイトに登録しておく

リクナビNEXTミイダスなどの転職サイトに普段から登録しておきましょう。

登録しておくことで、自分の市場価値がわかります。

また、自分に興味がある企業からスカウトが来るので、気に入った企業があれば、転職する選択肢もあります。

2.若いうちに動く

転職が成功するかどうかは年齢が大きな要因となります。どんなに優秀な人でも、年齢が上がると大幅に難易度が上がります。

25歳、30歳、35歳、40歳といったタイミングで選択肢は大幅に減っていきます。

今、応募できる仕事の多くは時間が経つと応募できなくなってしまいます。

少しでも早いタイミングで動き出すことが重要です。

3.プロに相談する

最後に、もっとも成功確率を上げる方法は、転職のプロに相談することです。

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  • 書類の選考サポートもばっちり
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さらに知っておきたいこと

ここでは、年収270万円の生活実態をご紹介しました。

お金だけが重要なわけではありませんが、少し収入が増えるだけで、キャリアの選択肢は格段に増えます。

ほかにもキャリアやお金に関するコンテンツが多数あります。こちらもあわせてどうぞ。

年齢別のキャリアを知りたい方はこちらもどうぞ。

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