54歳男女の実態!西暦・昭和何年生まれ?平均年収・貯金の中央値に仕事・結婚まで

54歳にもなると、子供も大きくなり、老後のことも考えはじめる時期です。

年齢的にも明確に人生の後半に突入していきます。

そんな54歳という年齢や生まれた西暦・和暦から年収・貯金などの金銭面、仕事・結婚まで見ていきます。

54歳の西暦・干支・昭和何年生まれか?

54歳は、西暦1965年生まれ、昭和40年生まれで干支は巳(み)でヘビです。

前後の年齢は以下のとおりとなっています。

西暦 和暦 年齢 干支
1964年 昭和39年 60歳
1965年 昭和40年 59歳
1966年 昭和41年 58歳
1967年 昭和42年 57歳
1968年 昭和43年 56歳
1969年 昭和44年 55歳

54歳の有名人

2019年時点では、以下のような方が54歳です。

  • ヒロミ
  • 恵俊彰
  • 内村光良
  • 勝俣州和
  • 三木谷浩史

54歳男女の年収・月収の平均・中央値・手取り

まずは54歳の年収データから見ましょう。

54歳の男性・女性の平均年収

年代 50代前半
50~54歳
50代後半
55~59歳
54歳
ソース 国税庁 doda
男性 661 649 697
女性 296 288 436
全体 504 494 646

出典:国税庁 民間給与実態統計調査doda

dodaはフルタイムの正社員中心のため、やや高めに出ますが、国税庁の統計は非正規も含むため、やや低めに出ます。

54歳のフルタイムで考えると、

  • 全体では515万円、
  • 男性は630万円、
  • 女性は400万円程度

でしょうか。

54歳の額面・手取り年収、額面・手取り月収

年収・月収を額面金額・手取り金額で表すと、このようになります。

額面
年収
手取り
年収
額面
月収
手取り
月収
男性 630 472 52.5 39.3
女性 400 308 33.3 25.7
全体 515 390 42.9 32.5

54歳の平均手取り月収は32万円前後です。

年収が上がると、手取りの比率は下がっています。

目安として、額面の75%前後が手取りと考えておくといいです。

自作ツールで計算しているので、詳細を知りたい方はこちらもどうぞ。

54歳の年収中央値

年齢が上がると、差が広がるため、平均と中央値の差が大きくなっていきます。

年代別の差を見ると、50代前半の場合には、中央値は平均よりも10%程度低いことがわかります。

つまり、全体平均が515万円とすると、中央値は464万円となります。

男性 女性
50~
54歳
55~
59歳
50~
54歳
55~
59歳
平均 424.0 412.2 270.0 262.9
中央値 392.4 380.0 236.2 229.7
乖離 92.5% 92.2% 87.5% 87.4%

出典:厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査より作成

    54歳男女の年収分布

    54歳男性の年収分布

    どれくらいの年収の人が多いのでしょうか。

    厚労省の賃金構造基本統計調査のデータから計算します。

    50代前半男性の年収分布

    • 年収300万円以上:94%
    • 年収400万円以上:77%
    • 年収500万円以上:63%
    • 年収600万円以上:48%(2人に1人)
    • 年収800万円以上:24%(4人に1人)
    • 年収1,000万円以上:7.4%

    年収600万円以上の人が半分程度を占め、800万円以上の人も多くなります。

    全年齢の中でも年収が非常に高い時期です。

    54歳女性の年収分布

    女性の分布も見ていきましょう。

    50代前半女性の年収分布

    • 年収300万円以上:66%
    • 年収400万円以上:35%(3人に1人)
    • 年収500万円以上:22%(5人に1人)
    • 年収600万円以上:13%
    • 年収800万円以上:4.6%(20人に1人)
    • 年収1,000万円以上:1.5%

    年収400万円・500万円くらいまでは一定数いますが、年収600万円を超える人はかなり少ないです。

    54歳男女の貯金額

    54歳の平均貯金・貯金の中央値

    2人以上世帯と単身世帯のデータがあります。

    • 50代前半の2人以上世帯の貯蓄
      • 平均995万円、中央値355万円
    • 50代前半の単身世帯の貯蓄
      • 平均1,240万円、中央値105万円

    年代別の貯金額の平均・中央値

    2人以上世帯 単身世帯
    年代 平均 中央 貯金0
    の比率
    平均 中央 貯金0
    の比率
    30歳代 470 200 33.7% 589 83 40.4%
    40歳代 643 220 33.7% 936 30 45.9%
    50歳代 1,113 400 31.8% 1,342 130 43.0%
    60歳代 1,411 601 29.4% 1,835 300 37.3%
    70歳以上 1,768 600 28.3% 0.0%
    全体 1,151 380 31.2% 942 32 46.4%

    2人以上世帯の貯金

    50代前半では、平均貯金額は995万円くらいになります。

    単身世帯の貯金

    単身世帯は2人以上世帯よりも平均が高いですが、中央値が低いです。

    単身世帯は格差が大きく、一部の世帯が大きく押し上げているようです。

    同様に計算すると、平均貯金額は1,240万円くらいと考えられます。

    貯金額1,000万円以上も珍しくない

    50代の単身世帯と2人以上世帯の貯金はこのようになっています。

    • 2人以上世帯でも単身世帯でも3割前後が、1,000万円以上の金融資産あり
    • 2,000万円以上の世帯は単身世帯の割合が高い

    金融資産500万・1,000万・2,000万円・3,000万円以上の世帯比率

    500万円
    以上
    1,000万円
    以上
    2,000万円
    以上
    3,000万円
    以上
    2人
    以上
    単身
    世帯
    2人
    以上
    単身
    世帯
    2人
    以上
    単身
    世帯
    2人
    以上
    単身
    世帯
    20歳代 17.1 8.3 6.8 2.3 3.4 1.2 1.1 0.6
    30歳代 27.1 29.0 11.3 18.5 3.9 8.7 2.3 3.7
    40歳代 36.4 33.2 20.7 21.3 8.1 11.3 3.4 7.7
    50歳代 44.6 40.3 32.8 28.4 17.1 18.0 8.7 12.7
    60歳代 51.2 45.5 40.1 36.0 23.8 23.4 15.7 17.4
    70歳以上 53.0 42.8 27.7 18.8

    出典:金融広報中央委員会 「家計の金融行動に関する世論調査」より作成

    50代前半の貯金なしは3割以上

    50代ではどちらの世帯でも3割以上の世帯で貯金ゼロとなっています。

    単身世帯ではさらに多く4割を超えています。

    2人
    以上
    単身
    世帯
    20歳代 35.6 61.0
    30歳代 33.7 40.4
    40歳代 33.7 45.9
    50歳代 31.8 43.0
    60歳代 29.4 37.3
    70歳以上 28.3

    出典:金融広報中央委員会 「家計の金融行動に関する世論調査」より作成

    54歳の仕事事情

    35歳 リアル

    50代になると、役職についていたり、重要な仕事を任されてたりする人も多いと思います。

    ただ、定年後や今後のキャリアも考えたうえで、仕事をどうしていくかは悩ましいところです。

    早期退職・セミリタイアはありか?

    ある程度の貯蓄がある方は、早めにリタイアする選択肢もあるでしょう。

    自分にとって必要な金額を貯めたうえで退職するのも選択肢の1つです。

    自分の興味がある資格をとったり、起業をしたりも可能です。

    安易に退職してしまうと、転職の必要が出てきたときに厳しいので、在職中に準備しましょう。

    転職の選択肢もあり

    そのまま会社で働き続ける人もいるかもしれませんが、転職という選択肢もあります。

    ただ、50代の転職はあなたが高い実績や特殊な経験・スキルを持っていてもなかなか難しいことを理解しておきましょう。

    ポジションが減る

    年齢が上がると給料や役職が上がったり、仕事内容も専門化したりしていきます。

    そうなると、自然とあなたに合う求人が限られてきます。

    経験やスキルが十分にあっても、自分にぴったりの求人がすぐに見つかるとは限りません。

    また、家庭の状況を踏まえて、給料や勤務地など考慮する要素も多いかもしれません。

    転職にそれなりの時間やリソースがかかるということを認識しておきましょう。

    プロに相談したほうがいい

    50代の転職では、転職エージェントに相談しましょう。

    自力では非効率ですし、対策にも限界があります。

    うまく転職エージェントを活用できれば、力強いパートナーとして、転職の成功確率が大きく上がります。

    求人探し

    1つ目のメリットは求人探しです。この年代では、経験やスキルとのマッチングが重要になります。

    優秀な人でも合わない仕事を受けると落とされます。

    前の転職ではすんなり決まった人でも、求人を探すのに苦労することは珍しくありません。

    選考対策

    もう1つは、選考対策です。転職を甘く見て対策をしない人もいますが、選考書類や面接の対策がおろそかな人もいます。

    最後に面接を受けたのは何年も前という人もいるかと思います。

    ちょっとした対策をするだけで、非常に有利になるので、しっかりと対策しましょう。

    ほかにもこのようなメリットがあります。

    • 転職の進め方のアドバイス
    • 該当業界・業種の求人状況
    • 自分の希望に合った求人提案
    • 行きたい会社に内定する可能性
    • 書類・面接対策のアドバイス

    数多くの転職者をサポートしている転職エージェントのアドバイスは有益です。

    このタイミングの転職は、成功も失敗もその後の人生に大きく響きます。

    重要な時期の転職なので、必ず転職エージェントに相談するようにしましょう。

    僕自身も過去3回の転職において必ず転職エージェントに相談しています。

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    年齢的にも既存サービスを活用しにくくなってきますので、公的なサービスであれば、確実にサポートを得られます。

    また、50代以降でも働きやすい仕事があるので、興味がある方はこちらもどうぞ。

    54歳の結婚・未婚事情

    ピークは過ぎていますが、50代でも結婚する人はずっと増え続けます。

    50歳時の結婚経験がない人を生涯未婚率として計算しますが、実際には結婚する人も多いです。

    男性では8割以上、女性でも9割以上と大多数が結婚をしています。

    年齢別の結婚経験率

      全体 男性 女性
    全体 73.4% 69.1% 77.3%
    30歳 53.7% 48.0% 59.6%
    35歳 68.6% 63.3% 74.0%
    40歳 74.7% 69.7% 79.9%
    45歳 78.0% 73.1% 82.8%
    46歳 78.8% 74.2% 83.5%
    47歳 79.7% 75.1% 84.2%
    48歳 80.5% 76.0% 85.0%
    49歳 81.0% 76.6% 85.4%
    50歳 82.3% 77.9% 86.6%
    55歳 86.5% 82.3% 90.6%
    60歳 89.4% 85.5% 93.2%

    まだ結婚していない方へ

    恋人がいない方はまずそこから始めましょう。

    生涯としてのパートナーは何歳になっても見つけるのが遅いということはありません。

    離婚した方は再婚の可能性もあり

    一度、離婚した人が再婚するケースも珍しくありません。

    バツイチ、バツ二という言葉も浸透していますし、再婚同士という夫婦もいるでしょう。

    婚活

    50代となると、どうしてもそれまでよりはアプローチされにくくなります。

    そもそも新しい人に出会う機会が減りますし、おっくうになるという気持ちもあるでしょう。

    結婚相談所の場合には、結婚したいという意思で登録するものですし、アドバイザーのサポートもあります。

    晩婚化は進んでいるので、50代でも登録はできます。

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    54歳でやるべきこと

    54歳になると会社でもベテラン、家庭では親という人も多いでしょう。

    会社での昇進や子供の学費などの現実的な問題も多く、新しいことをはじめるのも億劫になりがちです。

    目先のことに忙殺されすぎないように、自分の長期的にやりたいことも考えておきましょう。

    ほかにも50代やキャリアに関しての記事があります。こちらも合わせてどうぞ。

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