東南アジアのビジネスチャンス調査8(まとめ)

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バングラ⇒ミャンマー⇒タイ⇒ベトナム⇒インドネシア⇒シンガポール⇒マレーシアと7か国に行って思ったことのまとめ。

1.同じ東南アジアでも国ごとに全く違う

当たり前だが、ひとまとめに東南アジアと言っても国毎に全く違う。国毎にネットの普及度やローカルのサービスは全然異なるし、ローカルのプレーヤーが強い分野も全く異なる。国境を越えて普及しているサービスもFacebookやGoogleなどの一部サービスを除くと多くない。アジアが注目されているとは言われていてもまだまだネットサービスがほとんど出てきていない国も多く、不動産事業や建設業などインフラへの投資が圧倒的に多い。具体的にどこの国をターゲットにするのかということは非常に重要だ。

2.現地にいる人で事業をしている人は圧倒的に少ない

ネットに露出していない人が多いということもあると思うが、どの国も圧倒的に駐在者が多い。起業家でいうと、オンラインで情報が手に入る人で絞ると各国で見ても10人もいないし、アジア全域でも100人も見つからない程度だ。プレーヤーは圧倒的に少ない。日本食のお店を開いている人とかは圧倒的に多い。たぶん、海外で活躍している起業家の名前を上げろと言われてもほとんどの人は名前が上がらないのではないか。

3.ノープランだと人材・オフショア・日本人向けサービスに収束する

海外に行っている人は多くの場合に学生時代~20代前半の短い社会人経験で渡航しているケースが多い。そのため、事業を立ち上げやすい領域のものから出がけることが多く、現地の日本企業向けの人材サービス、日本の企業に対してのオフショア開発や現地に進出を検討している日本企業へのコンサル事業を運営しているケースが多い。そのこと自体は問題ないのだが、そこから抜け出すのが難しいケースが多く、スケールするのが難しくなっていることが多い。(スケールを目指していないケースも多い)わからないからこそ、当たりをつけるないし、考えたうえで市場を選定することが非常に重要だ。

4.駐在、いきなり、現地企業を経てなど経路は様々

駐在から起業する人、いきなり国を決めて渡航して起業する人、現地の企業で働いてから起業する人、投資家が見つかって起業する人などは本当に様々で思っていたより偏りは無かった。日本で学生のときから起業する人もいれば、会社に入って起業する人など様々いるが、そこもあまりばらつきは多くない。また、どのケースがうまくいきやすいということもあまり無かった。ただ、その国のことを長く知っていることはどの事業においてもプラスになることは明白だった。

5.夢ばかりじゃない

行って思ったのは、多くの起業家がそうであるが、たとえその事業がうまくいかなくても後悔しないような方ばかりお会いした。一方で、お会いできなかった中に、志半ばで日本に戻ったり、たぶん日本でやるときの何倍も苦労されていたり、現地で成功しているが、日本で同程度の成功をしていれば、もっとバリュエーションが高かったりと思うことも少なくなかった。アジアに行くだけで活躍できることはもちろんないので、行かれる方はそれなりの覚悟が求められると思う。

6.Exitはまだまだ数も規模も少ない

日本ではここ数年でExitの数も金額も増えてきたが、アジアにおいては大型のものはあるものの、エコシステムが各国でそこまで成熟していない。ある程度、スケールしたらどこかが買ってくれるというよりもう少し、Exit想定をちゃんとおいてやっているケースが多いように思う。また、中小規模の会社において日本ほどのバリュエーションは望めないように思う。ここは国にもよるが、数年で変わるところだとは思う。

7.結局、本人次第

これを言うと元も子も無いが、すべてはその個人に依存する。成功例もまだほとんど無いので、どこの国でだったり、どういうルートだったりと成功確率の上げ方に関しては日本以上に変数が多く、難しいところかと思うが、PDCAを素早く回したり、ユーザー満足にフォーカスしたりとどの国でも当たり前のことができれば、結局成功するのだろう。その当たり前のことが、日本に比べるとかなり難しいことは事実だと思うが。

 

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