大学受験と新規事業の成功に共通する2つの要素のお話

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study

僕は文系なのだが、なぜか数学と英語の配点が非常に高い受験をしてしまったため、かなり数学を勉強した。残念なことに複雑な金融商品を作る機会もなかったので、3次方程式はおろか2次方程式でさえ仕事で使うことは今のところない。勉強しているときから何に使うのか不思議だったsinやcosもやはり仕事の現場で登場することもなさそうだ。浪人までして必死に知識を詰め込んだあの時間は何だったのだろうか。ただ、その中でもビジネスに応用できる数少ない知識の例が確率や統計ではないかと考えている。(数学的な考え方など単純な知識以外の要素を否定するものではない)

予備校での確率の授業

確率を勉強したことがある人であれば、一度は「少なくとも1回以上」という表現を目にしたことがあるだろう。よくあるのが、コインを投げる問題で「コインを3回投げて、少なくとも1回以上表が出る確率を求めよ」といったものだ。3回投げると組み合わせは8通りできるので、最悪、全部数えてしまう方法もあるのだが、もう少し効率の良い方法がある。全体から3つとも裏である確率を引くという余事象の考え方だ。子の場合は、3つとも裏が出る確率は1/2*1/2*1/2なので、1/8となる。したがって、1-1/8=7/8が少なくとも1回は表が出る確率だ。意外と高いと思われるかもしれない。

大学に受かる確率

上記の内容を授業を聞いたときに、僕はその意外な確率の高さに驚いた。確率が一見低いもので、繰り返すことで感覚値以上に、その確率を高めることができるのではないかと考えるようになった。つまり、受験もたくさん受ければ1つくらい受かるのではないかと思った。(浪人中で勉強のことばかり考えていたので・・)実際に計算してみると、模試のE判定(合格率20%以下)やD判定(合格率20%~40%)でも複数受けることでかなり確率が上がることがわかった。もちろん、ベースの学力は必要だし、受験の日程や体力の問題など他にも考慮すべき要素は多いだろう。一方で、努力で上げられる部分は上げつつも、できるだけたくさん受けることで合格率を上がることは意外と見過ごされているのではないか。

新規事業の成功確率

最近、色々な情報に触れる中で、新規事業においても同じ考え方ができるのではないかと思った。1回あたりの成功率をいかに上げるかということと同じくらい何回も挑戦することが重要ではないか。すなわち、思考と試行の繰り返しが重要になる。(この一言が書きたかった)繰り返すためのリソース(メンタル、時間、お金・・・)を準備して、上手に転び続けること。最近の資金調達のニュースを見ても、最初のアイディアから1回ないし、2回程度ピボットしていることは多い。30%の成功確率を50%に上げる努力をするよりも30%のものに速いサイクルで2回チャレンジをする方が効率的かもしれない

成功確率早見表

というわけで、早見表を作成した。(誰が見るのかはわからないが)リスク許容度に応じて、60%以上と80%以上で色分けをしてある。成功確率10%でも10回試せば、80%の確率で成功するというような見方をしてもらえればと思う。もし3回で確度を高めたいのであれば、1回あたり20%程度の成功確率が必要ということになる。現実には、失敗のたびにその次の成功確率は上がるので、ここの数字よりも成功確率は上振れるだろう。

possibility

ピボットした人達

最後に、ピボットし続けた人たちの話をご紹介したい。1つは有名なAirbnbの話。最初の1000日の話で、スケールしなさすぎてシリアルを売ってしのぐという荒業にも出ている。チームメンバーとビジネスモデルを信頼して、改善し続けたのが勝因か。

もう1つはUber創業者の話。Uber ファウンダー Travis Kalanick 驚異の失敗歴が詳しい。Uberを始める前の10年間にいかに失敗したかという話だ。そのスケールは一般的なユーザが見つからないといったものではなく、投資家や創業メンバーの裏切り、資金難などの生々しいものだ。こうやって見ると、人の問題が多いのは興味深い。

いかに信頼できるチームやビジネスモデルを得るか、いかに継続するかという重要性は大きいかもしれない。

 

Mohi

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