空白期間・ブランクありで転職成功!ニート・ひきこもりの履歴書・面接法

離職期間が長い、履歴書に空白があることを気にする企業は多いです。

大学を内定のまま卒業してしまう、いわゆる既卒や短期の離職などもマイナスになることがあります。

たとえ、出産が理由でも空白期間があるために、優秀な女性がなかなか働く場所を見つけられないことがよく起きています。

日本では、できるだけ1社ごとに長い期間働く・空いている期間なく働き続けるという人を評価する傾向にあります。

少しずつ変わりつつありますが、多くの会社では未だにそのような傾向があります。

基本的に、業務経験がある人を想定していますので、本当に業務経験が一切ない人はこちらの記事を参考にしてください。

【ニート・フリーター・職歴なし】20代・30代・40代の逆転就職方法

ここでは、さまざまな理由から離職期間が長くなってしまった人の転職方法について紹介します。

空白期間(ブランク)は不利になるのか?

不利になる可能性があります。これは離職期間・離職理由の説明・受ける会社によって異なります。

具体的には、このようなものです。

  • 離職期間:長すぎない、半年を超えると気にされるケースが多い
  • 離職理由の説明:期間と合っている、納得感がある、嘘をついていない
  • 受ける会社:古い業界・大企業ほど気にする、IT・中小企業は気にしない

自分はIT業界だったので、理由がクリアであれば、1年程度の離職はあまり気にしていませんでした。

ただ、業務経験ありのブランクそもそも業務経験なしというのは大きな違いがあります。

空白期間(ブランク)1年の場合

どの年齢であってもそれほど問題にはなりません。下でよくある理由をまとめていますので、その中からマッチしそうなものを選び、説明しましょう。

転職エージェントにも相談しましょう。

▼▼転職エージェントに相談する

空白期間(ブランク)3年までの場合

若い場合には、なんとかなります。ある程度の経験がある場合でも大丈夫でしょう。

なぜ空いたのか? をどのように答えるかが非常に重要になります。

あなたがその仕事でポテンシャルが評価される・経験がマッチしているかなどが重要です。

経験が不利になる文は履歴書や面接対策はしっかりしたいところです。こちらもエージェントに相談しましょう。

▼▼転職エージェントに相談する

空白期間(ブランク)5年以上の場合

30代までは多めに見てくれる部分があるかもしれません。それ以降はかなり厳しくなります。

ここまで来ると、絶対正社員というよりは雇用形態や業界・職種含めて柔軟に考えたほうがいいでしょう。

不本意かもしれませんが、アルバイトや契約社員からステップアップしていくような選択肢も考えたいところです。

こちらの記事も参考にしてください。

【ニート・フリーター・職歴なし】20代・30代・40代の逆転就職方法

成功させるポイント

正直でいる

一番まずいのは、嘘をついてしまうことです。

働いている期間を偽ったり、やったことがないことをやったかのように言ったりするとすぐにわかります。

「ああ、やってないな」と思います。

受ける会社を工夫する

上でも少し触れたように、離職期間のようなものは明確な基準があるわけではありません。

気にする会社も気にしない会社もありますし、それは個人によっても異なります。やはり、IT企業やベンチャー企業などはあまり気にしません。職種でいうと、エンジニアも気にされません。

ブラック企業だけは避けましょう。

選択肢を広く持っておく

離職期間が長くなればなるほど選択肢が限られます。業界・職種や雇用形態などは柔軟に考えたほうがいいかもしれません。

20代までの若いうちは大丈夫ですが、30代で離職期間が長いと長期化も覚悟した方がいいでしょう。

履歴書にどうやって書くか

履歴書の書き方に関しては諸説あります。

自分のスタンスとしては嘘は書いてはいけないが、すべての真実を書く必要はないというものです。

載せる項目を検討する

たとえば、あなたがこのような経歴だとします

  • 2010年:大学卒業
  • 2011年~2013年:A株式会社で1年間勤務
  • 2013年:B株式会社で2ヶ月勤務
  • 2013年:C株式会社で3ヶ月勤務
  • 2014年~2016年:D株式会社で2年勤務
  • 2016年:E株式会社で4ヶ月勤務
  • 2016年~2017年:F株式会社で1年勤務

このようなときには、太字のみを書くか、すべてを書くかで印象が10倍くらい変わります。

もちろん、実際には年月を記載するので、空白期間に聞かれることもあるかと思います。そのときには正直に答えましょう。

空白期間が半年以上になるときには、履歴書でも一言添えたほうがいいです。よく使われる理由は下で説明します。

面接での受けこたえ

空白期間の説明理由

これは100%聞かれるので、絶対に準備しておきましょう。

履歴書に書いた場合には、どういう理由を書いたかをメモしておきましょう。意外と忘れます。

ここの理由説明ですが、いくつかのパターンがあります。それぞれ簡単に見ていきます。

  1. キャリアを考えていた
  2. 転職活動に力を入れていた
  3. 資格取得のために勉強をしていた
  4. リフレッシュしていた
  5. 海外留学
  6. 病気療養していた
  7. 家族の都合

キャリアを考えていた

半年程度だったり、長すぎない場合には、この答え方もあるでしょう。

ビジネス書を何冊、どういったものを読んだり、どういう人に話を聞きに行くなど具体的に何をしたかを答えられるようにしましょう。

転職活動に力を入れただったり、海外旅行などほかの要素と組み合わせるのもありです。

転職活動に力を入れていた

この理由は注意が必要です。答え方によっては、あなたがほかの会社から採用されなかったと思われる可能性があります。

ここでは、完全に未経験の職場を目指していた・転職の難しい業界を選んでいたなど採用担当がなぜあなたが時間がかかっているのかを納得できる理由を提示しましょう。

転職活動に力を入れていて、1年間の離職期間があるといわれると心配になる面があります。

資格取得のために勉強をしていた

勉強は理由として使いやすいです。実際に資格が取得できた際には、取得の背景を伝えればさほど問題にならないでしょう。

その資格が今回の業務と関係があるか、離職期間と必要な資格のバランス(簿記3級で2年はかからないですよね)かは気になるポイントです。

受からなかった場合には、勉強内容がどう生きるのかを伝えましょう。

リフレッシュしていた

下手に嘘をつくくらいならこのように答えるのもいでしょう。1年以上の離職期間がある場合には、これだけだと厳しいですね。

僕は最初の転職タイミングで離職期間があったので、前職で働きすぎたので、海外旅行に行っていましたと答えていました。

海外留学・ワーキングホリデー

海外に行っていたというのは、そのまま伝えてもいいでしょう。

そこで得た発見や視点を伝えるのはいいですが、海外かぶれだと思われるリスクもあるので、伝え方は気をつけましょう。

病気療養

病気に関しては、伝えても大丈夫ですが、雇用側としては、やはり自分の会社で大丈夫かどうかが気になります。

重要なのは、完治しているということです。少なくとも医者からは働いて問題ないといわれている、万全の状態と伝えましょう。

面接のときに必要以上に元気にした方がいいかもしれません。採用のときには結構気にしています。

家族の都合

親の介護やパーソナルの家族の問題は納得感は得やすいです。

家事手伝いでは少し弱いですが、そこで果たしていた役割があれば、それもちゃんと伝えましょう。

おすすめの理由

フリーランスをしていた

多少の業務経験がある人であれば、おすすめの理由です。

自分も離職期間が長くなりそうであれば、個人事業主として開業届けを出すと思います。費用もかかりませんし、履歴書にも書けます。

もちろん、開業届けを出さなくても活動できます。

クラウドソーシングで案件も簡単に受けられるので、こういう選択肢もあります。こちらの記事もどうぞ。

フリーランスの仕事を徹底解説!種類・始め方・案件獲得・注意点まで

引きこもり・ニートの場合にもクラウドソーシングは対応可能です。

また、PCでの作業が苦にならない場合には、自分でブログを書いてそこから収入を得ることも検討できます。

自分でブログを立ち上げるのもちゃんとやれば、スキルになります。

  • 独自ドメインを取る
  • レンタルサーバーを借りる
  • WordPressをインストールする
  • テーマをインストールする
  • テーマをカスタマイズする
  • ブログのペルソナを決める
  • キーワードを設計する
  • 記事を書く
  • 収益化する
  • 数値分析する

企業でメディア運営を開始するときとやること自体はあまり変わりません。

自分自身で仕事をするというのもおすすめです。

エージェントに相談しよう

ここまでいろいろと見てきましたが、自分で考えるよりも人に聞いてしまったほうが早いこともあります。

  • 離職期間が長くても受かりやすい会社
  • 離職期間についての履歴書の書き方、面接での受け答え
  • 自分に向いている業界・職種

こうしたものは、転職エージェントなど転職に詳しい人に相談したほうがいいです。

彼らの中には、未経験や職務経験が少ない人のサポートに強いところもあります。

たまに転職サイトでエントリーを繰り返し、書類に受かりませんと掲示板で相談している人親や友達に相談して落ち込んでいる人もいます。

どう考えても詳しい人に聞いたほうがいいですよね?

転職エージェントに行くと、行きたくない会社に入社してしまうかもしれない、ブラック企業を勧められるという人もいます。

どの会社に行くか最終的に自分で決めるものですし、エージェントもすぐに退職されると困ります。(売上を戻したり、代わりの人を探したり)

ぜひエージェントも活用しましょう。

若い人向け:DYM就職

DYMは若手に強いエージェントです。もともと、新卒領域でのノウハウがあるため、手厚いサポートが期待できます。

短期での離職や既卒などにも対応しているため、自分の経歴に自信がない方でも心配ありません。

第二新卒ならDYM就職

未経験転職はワークポート

ワークポートはもともとIT業界特化のエージェントですが、現在は若年層向けに幅広く紹介をしています。

自分もキャリアがずっとIT業界だったので、こちらを活用させてもらっていました。

そもそもIT業界では未経験でも大丈夫な仕事が多いですし、経験が少ない方にはおすすめです。

未経験でも大丈夫なワークポート

バランスのいいdoda

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安定と安心のリクルートエージェント

僕も転職のたびに必ず登録しているサービスです。求人件数の多さやエージェントの質など、転職エージェントの中でもかなり安定しています。

年収を上げたい、自分の経歴に自信があるといった方はぜひ利用しましょう。

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ほかにもエージェントについてまとめていますので、こちらもぜひ見てください。

【完全解説】転職エージェントの活用理由・選び方・比較・活用法のすべて

最後に

離職期間が長くなればなるほど、年齢が上がれば上がるほど選択肢は狭まります。早めの動き出しが重要です。

どうせ、もうブラングが長いから…という思考が一番の敵になります。冷静に前向きに考えましょう。

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