キュレーションメディア・バイラルメディアの価値は?儲かるのか?

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多分にコンテンツマーケティングだったり、こういったコンテンツ化・メディア化の流れの恩恵を受けているのだが、果たしてそれは儲かるのか、それは本質的な価値があるのかはよくわからないのが正直なところ。コンテンツマーケをやっているところはそもそも、コンテンツマーケティングの成否が事業の売上をそこまで左右しないような大企業が多いし、他のあらゆるマーケティング施策と比べたときに必ずしも高いとも言えない。言われたままオウンドメディアを作ったところでその効果は誰にもわからない。マーケティングオートメーションのような概念がさらに広まってより科学的な方法が追求されるようになるとは思うが、それはbetterなのだろうか。(知らない方が幸せかもしれない)まぁ、彼らはいいと思っている。どのみち潰れはしないから。問題はキュレーションメディアやバイラルメディアだ。いくつか記事や事象を見ながら思考したい。

赤字のDeNAのPaletteはワークするのか?

DeNA子会社のiemo、ペロリ、DeNAライフサイエンスなどが決算公告を『官報』に掲載(Social game info)。iemoが当期で-4,300万円の赤字、累損で1.8億円近い。MERYが-8,000万円、累計で-9,800万円の赤字、Find Travelが当期で-2,000万円(そもそも1年経っていない)とのこと。赤字であることはそこまで不思議ではない。DeNAのIRでも新規事業は赤字だし、それにキュレーションメディアの影響が一定以上あることは想定済みだろう。一方、まだ結構投資が続くんだなという印象を受けるのも正直なところ。50億という金額が適正だったかよくわからないが、少なくともお買い得だとは言えないのではないかというのが個人的な考え。なんだかんだトントンまでは持ってくいくんだとは思うが。

メディアは何を強みとするか?

2006年からやっているBuzzfeedと比べるのもあれだが、勝ちパターンみたいのが、あまり見えていないメディアが多いのではないか。例えば、iemoやmeryもターゲットに当てにいく記事を書くこと、SEOの基本を押さえることができて、それがマーケットのタイミング的にも良かったとは思う。ただ、それは会社としてのコンテンツ制作能力や強固なペレーション体制を築いていることを意味しない。学生バイトやクラウドソーシングで記事を量産しているが、数でしか勝負できないうちは結構しんどいのではないか。海外の記事を翻訳して紹介しているtabi-laboもアメリカの企業ほどコンテンツのことを科学できていない印象を受ける。

マネタイズはどうあるべきなのか?

圧倒的なアクセスがあれば、マネタイズ手法は何でもいいかもしれない。ただ、ネイティブアド頼みではどうにもならないところも多いのではないか。ECと絡めるみたいなものも増えているが、うまくワークしている例をそこまで見ない。メディアコマースなんて言葉も出てきたが、文脈を活かしながら販売していくという意味では、前からディスられがちなあの楽天の超縦長のページに時代が追いついていたということだろうか。もし見たことがないのであれば、ぜひ楽天の食品系のサイトを見て欲しい。オリジナル商品の画像、カテゴリー設計から店長やスタッフの熱い思いが伝わってくるはずだ。コマースはメディア要素(文脈)を重視し、メディアはマネタイズのためにEC化していく。ただ、見た上で買うという行為とそもそも買うつもりでその商品のことを理解するという比較では、後者の方に優位性がある気がする僕は時代遅れなのだろうか。

メディアはどうなっていくのか?

コンテンツの質みたいな話はメディアの将来の議論になったときに、必ず出てくるものではある。質の悪いコンテンツは淘汰されるという話だ。少し古いが、被リンクで順位を上げていたリブセンスの検索順位は下がったし、Naverまとめの順位も下がっているとのこと。今、大量に記事を作っているキュレーションメディアの順位が下がることもありえるだろう。ユーザーにとって本質的な価値を提供し続けなくてはならない。アメリカでは自社のプラットフォームを持たない分散型メディアが生まれてきており、コンテンツの質で勝負をするようなところも出てきた。良いコンテンツを作り続ければ、シェアしてくれるような時代になったということか。サイト上には、「ホームページという言葉は、その響きさえ古い。今はもう、ニュースはあなたの生活する場所にあるのだから」(意訳)と強気なお言葉。

マーケティングやメディアに携わっていて面白いと思うのは、そこには科学的な部分が必要であるということと同時に、科学的な部分だけでは勝てないということだ。1つ1つのコンテンツがどうしてバズるのか、どういうコンテンツがどういう理由から受け入れられやすいのかを分析することが重要であると同時に、消費者はこれを望んでいるとかこういう変化がマーケットに起きているといった部分に張りにいくみたいなところは非常に魅力的に感じる。

Mohi@27.830

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