日本版Hubspotは無い?日米コンテンツマーケティングの違い

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以前、マーケティングオートメーションを取り上げたが、そのときにはマーケティングオートメーションとコンテンツマーケティングを明確に切り分けていた。もちろん、マーケティング観点から言うとどちらもより効果的なデジタルマーケティングを目指すものとして同じで、アウトバウンドよりインバウンドに注力しようとする大きな流れを汲むものであることも認識していた。ただ、Hubspotを調べていく中で、アメリカにおいてはインバウンドマーケティングという軸で自分が考えているよりもはるかに近いものとして捕らえられていることに気づいた。そして、日本ではその範囲でサービスを提供している事業者が無いことも。(海外の会社は進出してきているが)

なぜアメリカでマーケティングが進むのか?

マーケティングの分野では、アメリカの方が数段、進んでいるという印象がある。いくつかの理由があると思うが、1つには顧客の多様性が挙げられるだろう。アメリカに行けばわかるが、様々な人がアメリカにはいる。中国人や韓国人などアジア系が集まるような地域もあるし、中米系の移民が集まっているところもある。地域も広く、東海岸と西海岸ではいる人も全然違えば、同じ国内で3時間も時差がある。こうした幅広い顧客を1つにくくることは難しく、マーケットを是愚メントすることが早くから進んだのではないか。その結果かはわからないが、P&Gやコカコーラなどが生まれてきている。

デジタルマーケティングにおいても抜きん出ているアメリカ

そして、このマーケティングにおける先進性とITにおける先進性が相まって、さらに発展してきている。コンテンツマーケティングやマーケティングオートメーションのような概念もアメリカから輸入されてきているような分野になる。そもそもアメリカのネット広告市場は日本に比べるとはるかに大きく、日本が2014年にやっと1兆円を超えたのに対して、既に7兆円近くの市場がある。比べ物にならないほどマーケットが大きく、様々な企業がシェアを伸ばそうとしのぎを削っている。そこで、その代表のHubspotについて調べた。

時価総額1,500億。インバウンドマーケティングを広めたHubspot

Hubspot

テレビCM、営業電話、ダイレクトメールなどのアウトバウンドマーケティングに対して、消費者に見つけてもらうというインバウンドマーケティングを提唱した元祖。インバウンドマーケティングとコンテンツマーケティングに関しては、色々な定義があるもののHubpotによると、インバウンドマーケティングの1つの手法としてコンテンツマーケティングがあるということ。SEOだったり、SNSもインバウンドマーケティングは含まれるとのこと。で、そうした分散されがちなツールや施策を一括して管理できるようにするツールを提供しているので、ツールのハブ(hub)のスポット(spot)というわけだ。金額はこれによると、月に2万~24万程度のよう。競合はどうやらマーケティングオートメーションツールのようで、以前紹介したようなMarketoだったり、Salesforce系だったり、IBMだったりとのこと。

日本で同様のサービスはあるのか?

日本のコンテンツマーケティングの企業といえば、やはりイノーバだろうか。そのイノーバがツールとして出しているのが、CloudCMOだが、これはいわゆるコンテンツマーケティングの領域に限定したツールとなっている。さらに、コンテンツマーケティングの中でもオウンドメディアの効果測定といったようなツールでいわゆるインバウンドマーケティングのツールと比べると、格段に範囲が狭い。そもそも、オウンドメディア構築(サイト構築と記事制作)をメインにやっていたところからツールに転換しようと動いているために、狭義のコンテンツマーケの延長になってしまっている。こちらに金額と機能が載っているが、いわゆる海外系のサービスと勝負できるレベルには至っていない。(http://innova-jp.com/files/2614/2069/7636/Cloud_CMO_price201501.pdf) 他にもサムライトなどがあるが、こちらもオウンドメディア構築だったり、ネイティブアドのアドネットワークだったりと範囲の狭さはぬぐえない。他にもインフォバーンやアイレップなどの代理店系もあるが、こちらも上流から入るものの、基本的にはオウンドメディア構築の範疇で、いわゆるインバウンドマーケティングの部分に関しては概念として伝える程度で基本的にはサイトだったり、記事だったりのアウトプット(後はよくわからないコンサルティング的な費用)に留まるので、ほとんど本質的なサポートはしていない。

と、別に日本が嫌いなわけではないのだが、日米で比較すると圧倒的な差がついているのが現状だと思われる。やはり2年も3年も下手したらもっとアメリカの方が進んでいるだろう。今後は、もっと特定のセグメントだったり、一部にフォーカスを当てているビジネスを見ていきたい。

Mohi@Day22

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